ベトナム初の地下鉄 日本の支援により20年越しに実現!随所に匠の技 ホーチミン市における都市鉄道1号線開業
PR TIMES / 2024年12月24日 16時15分
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12月22日、JICA(国際協力機構)による円借款事業「ホーチミン市都市鉄道建設事業(ベンタイン-スオイティエン間(1号線)」(以下、本事業)により整備されたホーチミン市都市鉄道1号線が開業を迎えました。
開業式典には、ホーチミン市グエン・ヴァン・ネン党委書記、ファン・バン・マイ人民委員長、グエン・ミン・ヴー外務筆頭次官、在ベトナム日本国大使館の伊藤直樹特命全権大使、JICA ベトナム事務所所長の菅野祐一、本事業に携わった企業関係者等が出席し、開業を祝福しました。その後一般開放され、プラットフォームには開業を喜ぶ多くの市民で賑わいました。本事業は、足掛け20年に及ぶJICA支援により、開業が実現しました。i
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式典の様子
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最初の電車に乗車する来賓
■日本ならではの安全システムや工夫が盛りだくさん
日本の鉄道管理ノウハウがホーチミン都市圏の交通課題の解決及び地域経済発展に貢献
ベトナム第一の商業都市であるホーチミン市は、経済発展や人口増加に伴い、年々深刻化する交通渋滞や大気汚染の問題を抱えています。本事業は、同市において、市中心部のベンタイン駅から市北東部のスオイテイエンターミナル駅まで合計14駅、総延長19.7km の都市鉄道を整備するものです。ホーチミン市初の都市鉄道であることに加え、多くの住宅や商業施設のある都心部を通る2.5km(3駅分)は地下を走り、ベトナム初の地下鉄でもあります。
鉄道システムには日本の標準規格が採用されており、安全装置を装備した日本の車両や信号システムが導入されています。駅には転落防止に役立つプラットフォームのスクリーンドアが導入され、バリアフリー(点字ブロックや掲示板・放送案内、車両内の車いす専用スペースなど)の工夫も盛り込まれています。特に地下区間の駅は、駅ごとに周囲の街並みに合わせたデザインとなっている点も見どころのひとつです。工事は、高い施工技術・監理技術を持つ日本企業がベトナムの事業者との合弁を組み、協働して行われました。ii
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ベンタイン駅の構内
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オペラハウス駅の構内
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地下トンネル
開業を迎えるにあたり、ホーチミン市都市鉄道運営会社(HURC1)は安全管理システムの構築や様々なシナリオを想定した訓練を行うなどして準備を進めてきました。JICAはHURC1の設立から組織の能力強化の側面でも支援をしており、そこにも日本の鉄道管理のノウハウが活かされています。
本事業により、地域住民が安全かつ快適に移動できるようになるとともに、ホーチミン都市圏の交通渋滞及び大気汚染の緩和、地域経済の発展に貢献することが期待されます。
JICAはこれからも都市鉄道分野における協力を継続してまいります。
関連リンク
ベトナム初の地下鉄整備が進む:鉄道建設から会社運営、駅ナカ事業までサポート|ニュース・広報 - JICA
ホーチミン市都市鉄道建設事業(ベンタイン-スオイティエン間(1号線))(4) | ODA見える化サイト
ホーチミン市都市鉄道規制機関及び運営会社能力強化プロジェクト|技術協力プロジェクト|事業・プロジェクト - JICA
i2002~2004年にJICA技術協力「ホーチミン都市交通計画調査(HOUTRANS)」にて都市鉄道マスタープラン策定、その中で高い優先度が付された1号線について、2006年にJBIC(当時)が補完調査を行い、ベトナム政府の要請を受けて事業開始に至ったもの。
ii写真提供:ベンタイン駅:三井住友建設、オペラハウス駅および地下トンネル:清水建設・前田建
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