新規結核ワクチンの共同開発に向けた基本合意のお知らせ

PR TIMES / 2013年11月8日 9時30分

独立行政法人医薬基盤研究所(本所:大阪府茨木市、理事長:米田 悦啓、以下、「基盤研」)、NPO法人Aeras(本部:米国メリーランド州、代表:トーマス・G・エバンス)および株式会社クリエイトワクチン(本社:大阪府大阪市、社長:上月 孝一、以下、「クリエイトワクチン」)の三者は、このほど、ヒトパラインフルエンザ2型ウイルスベクター技術を用いた新規結核ワクチンの共同開発を実施することについて基本的に合意しましたので、お知らせします。本基本合意に基づき、三者は、2013年12月までに共同開発契約を締結する予定です。

クリエイトワクチンは、大日本住友製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:多田 正世、以下、「大日本住友製薬」)と日本ビーシージー製造株式会社(本社:東京都文京区、社長:萩原 昇、以下、「日本ビーシージー」)が、新規結核ワクチンの事業化を進めるために、2013年7月31日に設立した合弁会社です。

結核は3大感染症の一つであり、世界では1年間に新たな患者が約860万人発生し、約130万人が死亡しています。特にアジア、アフリカ諸国に多く蔓延しており、日本においても、毎年2万人以上が感染し、2千人以上が死亡しています。既存のワクチンにおいては、乳幼児に対しては極めて高い効果が認められていますが、成人の肺結核に対する効果は乏しく、新規結核ワクチンの開発が望まれています。本剤は、基盤研の有する、ヒトパラインフルエンザ2型ウイルスベクター技術を臨床応用した粘膜ワクチンであり、開発に成功すれば本技術を用いた世界初の結核ワクチンとなります。

大日本住友製薬は、第三期中期経営計画で目標として掲げた新規事業分野のひとつとして、ワクチン事業への参入を計画しており、本事業の推進により将来の事業基盤の構築に寄与することを期待しています。日本ビーシージーは、BCGワクチンの、製造、販売、輸出を通じて、結核ワクチン事業に関する豊富な経験を有しています。Aerasは、アカデミア、製薬企業、バイオベンチャーとのグローバルな提携を通じて、6つの結核ワクチン候補品の開発に関与しており、前臨床、臨床開発、免疫学およびワクチン製造における専門知識・技術を提供しています。また、基盤研は、第2期中期計画において「次世代ワクチンの研究開発」を重点領域の一つとして位置付け、次世代ワクチンおよびその免疫反応増強剤(アジュバント)の開発ならびにそれらの投与法の研究開発を行っています。

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