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米国ジョンソンコントロールズ インクと日立が空調システム事業で合弁会社を設立

PR TIMES / 2013年12月3日 18時32分

ジョンソンコントロールズと合弁会社で業務用空調分野の世界一へ

米国ジョンソンコントロールズ インク、株式会社日立製作所および日立アプライアンス株式会社は、空調システム事業の合弁会社設立に関して法的拘束力のない覚書(MOU)を締結しました。今後、3社は詳細を協議し、それぞれの取締役会による機関決定ならびに必要な承認等を経た上で最終契約を締結し、2014年中に合弁会社の設立をめざします。

米国ジョンソンコントロールズ インク(社長兼CEO:アレックス・モリナローリ/以下、ジョンソンコントロールズ)、株式会社日立製作所(執行役社長:中西宏明/以下、日立製作所)および日立アプライアンス株式会社(取締役社長:二宮隆典/以下、日立アプライアンス)は、空調システム事業の合弁会社設立に関して法的拘束力のない覚書(MOU)を締結しました。本覚書では、ジョンソンコントロールズが、日本国内における販売・サービス部門およびその他一部の資産を除く日立アプライアンスのグローバル空調システム事業の株式の60%を取得することなどを定めております。今後、3社は詳細を協議し、それぞれの取締役会による機関決定ならびに必要な承認等を経た上で最終契約を締結し、2014年中に合弁会社の設立をめざします。

設立する合弁会社は、ジョンソンコントロールズのワールドワイドの販売網と日立の先進技術を結合することで、VRF*1やインバーター空調機器などの主要製品を業務用および家庭用の空調市場に提供してまいります。

ジョンソンコントロールズ社長兼CEOのアレックス・モリナローリは「継続的な研究開発投資により培った優位技術を通じて、日立は世界のHVAC*2産業に多大な貢献をしてきました。日立の協力を得ることにより、我々の製品ポートフォリオにキー技術を付加することができます。現在のビル設備とサービスに関連するビジネスの売上規模150億ドルに加え、今回の投資を行うことで、ジョンソンコントロールズは業務用空調分野で世界一となります。」と述べています。

ジョンソンコントロールズは、HVAC、ビル制御、冷凍機器、セキュリティシステムを提供するグローバル・コングロマリットです。ビルディングシステムズ部門では、世界150カ国以上に約700拠点のオフィスを構え、100万を超える顧客にエネルギー効率向上と運用コスト低減を実現するソリューションを提供しています。
一方、日立アプライアンスは、インバーター家庭用ルームエアコンから、VRF、業務用、産業用空調システムまで高品質、高効率、高信頼の空調ソリューションをグローバルに提供しています。

本合弁会社は、省エネや環境規制が世界的に強化され、低消費電力と高効率を実現する空調システムに対するニーズが急速に高まる等、世界の空調市場の著しい環境変化に応えることを目的として設立するものです。

日立製作所執行役社長の中西宏明は「両社は共に空調システム分野において長い歴史を持っており、業界の技術革新と成長に貢献してきました。また、両社は企業文化と価値観も共有しています。世界の空調システム市場が進化し続ける中で、ジョンソンコントロールズと日立は、パートナーシップを通じて、世界中のお客様のニーズに応える総合的なソリューションを提供できるようになると確信しています。」と述べています。

また、アレックス・モリナローリは「ジョンソンコントロールズと日立は、フルラインナップの製品、ソリューション、サービスの全てを世界規模で提供できるようになり、お客様にとってのメリットも大きいと確信しています。」と述べています。

さらに中西宏明は「この合弁をきっかけとして、ジョンソンコントロールズと日立のIT関連技術を活用したビルソリューション事業における広範なコラボレーションについて、さらに検討していきたい。」と述べています。

日立アプライアンス取締役社長の二宮隆典は「日立アプライアンスはこの合弁によって、両社の持つ資源を最大限に活用し、空調事業のさらなる拡大を図ります。さらに、新合弁会社と家電事業、環境ビジネス機器事業とのシナジーにより、日立グループの社会イノベーション事業の一翼を担ってまいります」と述べています。

*1: Variable Refrigerant Flowの略称であり、ビル用マルチエアコンをさす。
*2: Heating, Ventilation, Air Conditioningの略称であり、:暖房・換気・空調をさす

米国ジョンソンコントロールズ インクについて
ジョンソンコントロールズは、世界150カ国以上のお客様に多様なテクノロジーを提供する、業界トップクラスのグローバル企業です。17万人の従業員が、ビルのエネルギー効率や運用効率を最適化する質の高い製品、サービス、ソリューションをはじめ、自動車用鉛酸バッテリーおよびハイブリッド車・電気自動車用先進バッテリー、自動車用内装システムの開発に取り組んでいます。ジョンソンコントロールズのサスティナビリティへの取り組みは、創業のきっかけとなった初の電気式室内サーモスタットが発明された1885年にまで遡ります。成長戦略とマーケットシェアの拡大によって、ジョンソンコントロールズは、株主への価値の提供と、顧客の成功の支援に取り組んでいます。また、2013年にコーポレート・レスポンシビリティ誌(Corporate Responsibility Magazine)の「企業市民100社」で、当社は第14位に選定されました。詳細は http://www.johnsoncontrols.com をご覧ください。


■報道関係お問い合わせ先
米国ジョンソンコントロールズ インク [担当:Fraser Engerman]
電話:+1-414-524-2733(直通)
株式会社オズマピーアール [担当:鈴木]
電話:080-5896-5923

株式会社日立製作所 ブランド・コミュニケーション本部 広報・IR部 [担当:稲見・土肥]
〒100-8280 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
電話:03-5208-9324(直通)

日立アプライアンス株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 広報グループ
[担当:大澤・谷井]
〒105-8410 東京都港区西新橋二丁目15番12号 日立愛宕別館
電話:03-3506-1476(直通)

以  上

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