カタールフレンド基金 「復興野菜元気プロジェクト」の活動報告会開催
PR TIMES / 2014年10月17日 16時19分
仮設住宅で野菜の栽培をきっかけに、絆を深め活気を取り戻す
東日本大震災の被災地復興支援プロジェクトに資金を援助するカタール国の基金「カタールフレンド 基金(以下、QFF)」(議長:ユセフ・モハメド・ビラール駐日カタール国特命全権大使)の支援により活動している「復興元気野菜プロジェクト」の報告会が10月3日(金)、宮城県気仙沼で開催されました。同報告会では選りすぐりの手作り野菜がカタール国大使館ハッサン・アルヘマイディ二等書記官に贈られました。
「復興元気野菜プロジェクト」は、QFFの4つの支援分野の一つである「健康」にあたるプロジェクトで、仮設住宅にお住まいの方々とともにプランターで野菜を栽培し、その過程を通じて、仮設住宅に暮らす家族の絆を深め、仮設住宅に活気を取り戻すことを目指しています。
同プロジェクトは、QFFより約50万米ドルの助成を受け、これまでに400か所以上で栽培用のプランターを配布し、40か所の共同市民農園への太陽光発電装置の設置を無事終え、5万人の方々に希望を届けました。また震災以前、5分の4の世帯が水産業で生計を立てていた気仙沼地域で、被災した主要水産業関連施設の再建を待つ間、他の収入源として農業の機会を提供した点が、プロジェクト参加者の方々に非常に喜ばれました。
ハッサン書記官は、スピーチで次のように述べました。「このプロジェクトはカタールフレンド基金の一つで、東日本大震災後、宮城県気仙沼市に希望を届けるため活動しています。そして本日、その活動の成果を野菜の収穫とともにお祝いすることができました。またこのプロジェクトを通じて家族の絆をより深く、より強くする勇気や元気を皆さまにお届けすることができ、非常に嬉しく思っております。」
「私たちカタールフレンド基金は地域に明るい未来をもたらすお手伝いをさせていただいております。地域コミュニティが、人々をつなぎ、そして地方の発展に寄与することは、疑いの余地がありません。この美しい町に住む皆さまと素晴らしいご家族の方々も、その輝かしい未来に欠かせない一員なのです。私はこのプロジェクトに参加された皆様をお祝いするために本日ここに参りました。皆さまの明るい未来への希望をぜひ世界の人々と共有していただければと思います。」
ハッサン書記官の挨拶に続き、カタールフレンド基金の親善大使である俳優の別所哲也さんがビデオメッセージで登場し、菅原茂 気仙沼市長、エコ食品健究会 久保正英代表理事をはじめ、来賓の方々、そして近隣地域の皆様に向けて、メッセージが伝えられました。その後、参加者の皆さまが育てた野菜を使った料理の試食と懇親会が行われました。
エコ食品健究会の復興元気野菜プロジェクトは、カタールフレンド基金が支援する11事業のうちの1つです。カタールフレンド基金は、カタール国から日本に贈られた総額1億米ドルの支援金を、重要なインフラ整備やサプライチェーンの再建だけでなく、東北地方を支えるコミュニティを支援することを使命とし、活動しています。これまでに36万5千人の方々を直接的に支援しました。
■ カタールフレンド基金(QFF)とは
カタールフレンド基金は、2012年1月に設立された、東日本大震災の被災地復興を支援するカタール国の基金です。カタール国の前首長のシェイク・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニ殿下が設立し、新首長タミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー殿下の指揮の下、ハリッド・ビン・モハメド・アルアティーヤ カタール国外務大臣の主導で活動しています。議長はユセフ・モハメド・ビラール駐日カタール国特命全権大使が務めており、親善大使には俳優の別所哲也氏が就任しています。復興が本格化する2012年1月から2014年12月の約3年間にわたり、「子どもたちの教育」、「健康」、「水産業」、「起業家支援」の4分野を支援するプロジェクトを対象に、迅速かつ効率的に運営されています。特徴は、プロジェクト運営者による持続可能な方法を編み出し、直接的な支援をしている点です。支援金額は、総額で1億米ドル(当時の換算レートで約80億円)の活動資金の助成を行う予定です。東日本大震災の復興に向けた歩みを、被災地と共に手を携えながら進めていく友でありたい、というカタール国の願いと意志が込められています。今後のカタールフレンド基金の活動については、公式サイト(http:// www.qatarfriendshipfund.org.)を通じて随時発表します。
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