2014年6月の世界新車販売台数は年率換算で8,700万台超-グローバル新車市場トレンド

PR TIMES / 2014年7月18日 10時29分

英LMC社2014年6月の世界自動車販売台数を発表

・英調査会社LMC Automotiveが発表した2014年6月のグローバル・ライトビークル(乗用車・小型商用車を指す。中大型商用車を除く)市場は、季節調整済み年率換算の販売が5月に続いて8,700万台/年超となり、好調を維持している。
・中国、米国、西欧の好調な販売が、南米や東欧の不調をカバーした。ブラジルでは、顧客の関心がワールドカップに向けられたために、販売が減少した。





北米

・6月の米国ライトビークル販売は、季節調整済み年率換算の販売ペースが1700万台/年近くとなって好調を維持、2009年の不況から完全に回復 したと考えられる。しかしながら、このような高水準の販売を2014年後半も維持するのは難しいと思われ、2014年通年の販売は1650万台を下回る台 数になりそうである。
・カナダの6月販売も米国同様に好調で、高水準を維持している。LMC Automotiveは、カナダ市場は2014年に180万台を超える販売は難しいだろうが、180万台/年の販売に近づきつつあるとみている。

欧州

・季節調整済み年率換算ベースで、6月は中東欧の販売がさらに悪化した。ロシアの低調な販売が地域の販売を押し下げた。懸念はロシアだけでなく、ト ルコとウクライナの販売もまだかなり低調である。今後数カ月で状況はいくらか安定的になることが期待されるが、2014年内に状況が急転することはないで あろう。
・西欧のライトビークル販売は引き続いて拡大し、6月の季節調整済み年率換算の販売はLMC Automotiveの年間予想を少し上回る1,360万台/年まで改善した。2014年後半はもっとゆっくりとした確実な成長が予想される。

中国

・速報値によれば、中国市場は5月と同様に高水準のままで、6月の季節調整済み年率換算の販売は2,400万台/年に達した。乗用車の販売は好調であるが、小型商用車の販売は中国IV排気規制の適用をめぐる不確実性のために低調になった。
・将来をみると、最近の政府の小規模な景気刺激策の財政支出と金融緩和は、経済と自動車販売を支えると期待される。一方で、多くの都市での不動産価格の下落は消費者心理を低下させている。

アジア(中国以外)

・日本の販売は、消費税が4月1日に引き上げられてからも、6月の季節調整済み年率換算販売が500万台/年となり、回復力があることを示し続けて いる。部分的には、低い税率が適用されるバックオーダーが残っていたことが理由である。また特に、日本の販売の約40%を占める軽自動車の販売は、前年同 月比で増加を続けている。
・韓国は、2014年の平均で季節調整済み年率換算販売が、新型車の投入と高級車の輸入増で高水準の160万台/年になっている。しかしながら、減速しつつある経済では、好調な販売ペースは今後の数カ月維持できないと思われる。

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