ロエベ ミラノサローネ2016に向けた革新的なプロジェクト 『マルケトリー イン レザー』 を発表
PR TIMES / 2016年4月7日 9時29分
ロエベは今春「ミラノサローネ国際家具見本市」に出展。
メゾンのレザーに関する優れたノウハウと、そのクラフツマンシップの幅をさらに広げる新しいテクニックへの普遍的な挑戦を披露する、スペシャルプロジェクトを発表致します。
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陶芸にインスパイアされたレザーボウルズ コレクションで2015年 ミラノサローネへの参加に続き、今年は、さまざまな形やカラーのいくつものピースで構成されるユニークなデザインが特徴的なオーク材の家具を発表します。この革新的なプロジェクトによって、伝統的な製本や木工細工で使われている手法を駆使した精緻なプロセスの中で、これまでの職人技が今の時代にふさわしくアップデートされました。
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ロエベのクリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンが考案したこのスペシャルプロジェクトは、具体的にはさまざまな素材のインレイ(象嵌)を使って家具を装飾する伝統工芸「マルケトリー」(象嵌)に斬新な表現方法を与えたもので、立体構造物の木材表面に切り抜いたレザーを精巧にはめ込み、アーカイブのプリントや模様をアレンジしたモチーフが表現されています。
ロエベのアトリエとファクトリーにて、大型の衣装箪笥とベイリー・スコットの椅子2脚を含むアンダーソンが選んだ6点の20世紀初頭の家具に、再解釈された象嵌のテクニックを使い、細心の注意を払い組み合わされたレザーで花、風景、その他のモチーフを描いた“ドローイング”で装飾を施しました。
このプロジェクトは、先駆的なアーティストであり、批評家でもあったロジャー・フライ、そしてブルームズベリー・グループとして知られる20世紀初頭のロンドンで活動していたフライを含むアーティストや作家たちの集団が表現していた、大胆なハンドペイントの模様で家具を飾るといったデザインに対する過激な考え方にもインスパイアされています。
世界で最も重要な家具見本市の機会に、ロエベはまた、メゾンの名を知らしめている「卓越したクラフトマンシップ(職人技)」と「レザーに対する優れたノウハウ」という2つのコアを世に示し、挑戦し、全く新しいものを見い出すことを目指しています。
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このプロジェクトでは特に、一つひとつのレザーピースがモザイクのような絵の中に完璧にはめ込まれるよう、ロエベの熟練職人の究極の精度、高度な技術、ディテールへの妥協なきこだわりが求められました。
ランプやシガーケースと共に、この技術は間もなく発売となるレザークラッチバッグなどにもほどこされています。
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レザーで再現されたモチーフのほとんどがロエベのアーカイブのシルクプリントからのものですが、一方、多用される鯉のモチーフは、アンダーソンが香港で出逢った何百年も前に日本で制作された木製屏風のデザインをアレンジしたもので、これまでのロエベのコレクションにおいてもセットとして使用されました。
元になるモチーフは全て、拡大させるか、抽象化させるかのいずれかによってコンテンポラリーなデザインとなるよう作り直され、また、多彩な質感とパーツごとのコントラストを持った絵画のような効果を生み出すために、さまざまな種類のレザーが使われています。
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過去と現在のクラフトマンシップの基準を見直すことで、未来に向けた新しいクリエイティブのスタンダードを設定しようとするこのロエベの最新プロジェクトは、創業時から170年に渡りメゾンを突き動かしてきた果敢に挑戦し続ける精神を反映しています。ミラノサローネ2016での発表により、レザーの表現能力や技術力を高め、新しい分野、未知の領域へとメゾンの知識を伝えていくというブランドのミッションを継続させていきます。
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