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第二十七回伊藤園お~いお茶新俳句大賞 海外53ヶ国を含めた186万作品の中から埼玉県の高校生が文部科学大臣賞に決定!

PR TIMES / 2016年7月6日 17時29分

株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、昨年11月3日から今年2月末日まで募集しておりました、「第二十七回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の入賞作品2,000句を決定いたしました。




[画像: http://prtimes.jp/i/11926/6/resize/d11926-6-743304-1.jpg ]



過去最多応募となった1,862,954句の中から見事、最高位賞である文部科学大臣賞に選ばれたのは、埼玉県鶴ヶ島市の高校1年生の吉村英竜(ひでたつ)さん(15歳※)の作品「ただいまの静かに響く金魚鉢」です。この作品は、吉村さんが家族のいない時に帰宅し「ただいま」と言ってしまったが、当然返事はなく、声だけが響くなか、ふと見た金魚鉢の金魚がこちらを向いていた光景を詠んだものです。

吉村さんには賞金50万円(※)と副賞が贈られるほか、文部科学大臣賞作品を含める6部門の大賞6句、優秀賞44句、審査員賞11句、後援団体賞11句、都道府県賞240句、佳作特別賞1,687句の合計2,000句が、本年7月下旬から順次、日本茶飲料「お~いお茶」シリーズのパッケージに掲載し、受賞者にプレゼントされます。

「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」は、1989(平成元)年、「お~いお茶」の発売と共にスタートした応募句数日本一の創作俳句コンテスト。入賞作品を商品パッケージに掲載すること、季語や五・七・五の定型等にとらわれず自由な感性で俳句を詠むというユニークさが特徴で、今回で27回目を迎えました。

今回は、新たに作家・クリエイターのいとうせいこうさん、作家の宮部みゆきさんをお迎えし、俳人の安西篤さん、金子兜太さん、黒田杏子さん、星野恒彦さん、写真家の浅井愼平さん、日本語学者の金田一秀穂さん、ギタリストの村治佳織さん、女優の吉行和子さん、日本古典文学研究者のエイドリアン・ピニングトンさんといった各分野の第一人者である全11名により最終審査会を開催し、最高位賞である文部科学大臣賞を選出いたしました。

【文部科学大臣賞】(応募総数1,862,954句)

ただいまの静かに響く金魚鉢
吉村 英竜(ひでたつ)さん  15歳 埼玉県鶴ヶ島市

(選評)
「ただいま」と大きな声をあげて帰宅したのに、家には誰もいないのか。なんの答えもありません。玄関脇にある金魚鉢に、自分の声が空しく響くだけです。金魚鉢はそれほど大きいものではなく、おそらく一匹か二匹の金魚が、ぼんやりと浮いているだけなのでしょう。「静かに響く金魚鉢」は、空っぽの家中の反応のなさのなかにあって、「ただいま」の声に答えてくれるただ一つの生きもののこだまのように感じられます。金魚鉢に焦点をあてたところが、ズンと胸に響きますね。

※受賞者の年齢は応募時のもの   

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