シグマ アルドリッチ、細菌・真菌の標準菌株を使用した、認証標準物質(CRM)の製造と供給についてイングランド公衆衛生庁とライセンス契約を締結
PR TIMES / 2015年10月1日 10時10分
【セントルイス、2015年8月】シグマアルドリッチ(Sigma-Aldrich Corporation、NASDAQ:SIAL)はLENTICULEディスク形式(※1)による細菌および真菌のNCTC/NCPF認証標準物質(CRM)の製造や供給に関し、イングランド 公衆衛生庁とライセンス契約を締結したことを発表しました。これにより食品、水、環境の分析や臨床検査に関わる世界中の微生物学研究所がNCTC/NCPF対象菌株の認証標準物質を使用できるようになりました。
シグマアルドリッチの分析事業担当バイスプレジデントのトレバー・ジョーンズは、次のように述べています。
「LENTICULEディスクポートフォリオを世界の研究機関に提供することができ、嬉しく思います。これらの認証標準物質の追加を含め、今後も分析データの品質と精度に対する顧客の信頼を向上させる幅広い製品のポートフォリオを提供してまいります。」
LENTICULEディスク形式の各認証標準物質は、各々が乾燥した水溶性マトリクスの形状で納品され、これを溶解することで細菌または真菌を培養することができます。また、細菌および真菌株は、イングランド公衆衛生庁のNCTC(National Collection of Type Cultures:国家基準培養株コレクション)およびNCPF(National Collection of Pathogenic Fungi:国家病原性真菌コレクション)から直接製造されます。
イングランド公衆衛生庁の培養株コレクション責任者のジュリー・ラッセル氏は、次のように述べています。
「シグマアルドリッチとの契約により、世界中の研究者がNCTC/NCPF認証標準物質を利用しやすくなります。LENTICULEディスク技術のライセンスを付与したことで、イングランド公衆衛生庁の微生物学者は健康への影響を改善する新製品の開発に集中することができ、エンドユーザーはシグマアルドリッチの製造および世界的な流通に関するノウハウの恩恵を受けられます。」
認証標準物質は、ISOガイド34に従って作成され、顧客が使いやすいようシグマアルドリッチで個別に梱包されます。シグマアルドリッチの事業開発ディレクターのフェビアン・ウォール博士は、次のように述べています。
「当社では、環境・健康・安全(EHS)および品質ガイドラインを厳守してこの製品を製造するため、専用のバイオセーフティレベル2の施設に投資し、ISO 17025/ISOガイド34認証の範囲を拡張しました。」
※1:LENTICULEディスク形式
細菌または真菌を含む水溶性マトリックスを乾燥させ、小さなディスク状にした形式です。ディスクはプラスチックチューブに詰めて納品され、これを溶解することで、簡便に培養を行うことが可能です。
[画像1: http://prtimes.jp/i/14070/6/resize/d14070-6-372368-1.jpg ]
[画像2: http://prtimes.jp/i/14070/6/resize/d14070-6-469154-0.jpg ]
シグマアルドリッチのLENTICULEディスク形式のNCTC/NCPF 認証標準物質の詳細については、 http://goo.gl/vZQ5sQ をご覧ください。
※2:日本の法規制により、一部製品は輸入不可の場合がございます。購入ご希望の際はお問い合わせください。
【Sigma-Aldrichについて】
Sigma-Aldrichは、 人々の健康と安全の向上に取り組むライフサイエンスとハイテク製品のリーディングカンパニーです。 産業および商業市場に加え、 研究および応用研究分野の全世界で140万以上のお客様に、 25万種類以上もの化学薬品、 生化学薬品、 その他の一般試薬を製造販売しています。 リサーチ、 アプライド・マーケット、 コマーシャルSAFCの3つの事業部門を擁し、 科学による生活の質の向上に取り組んでいます。 世界37カ国で事業展開し、 従業員数は全世界で9,000人を超え、 2014年度の売上高は27.9億ドルでした。 Sigma-Aldrichについての詳しい情報は、当社Webサイト http://goo.gl/hj4lOf をご覧ください。
【シグマ アルドリッチ ジャパン合同会社について】
シグマアルドリッチジャパン合同会社は、 Sigma-Aldrich Corp.の全額出資により設立された日本法人です。 1978年にその前身であるアルドリッチジャパンインクを設立し、 Sigma-Aldrichブランド研究用試薬および工業用薬品の輸入販売を開始しました。 1994年に日本における事業拡大を目指し千葉県市川市に物流センターを開設、 社名をシグマアルドリッチジャパン株式会社に改称。 2012年、 グローバルオペレーションにおける意思決定の更なる迅速化を目指し、 シグマアルドリッチジャパン合同会社に名称を変更しました。 本社における研究開発と継続的なM&Aにより研究用試薬、 関連する化成品バルクを日本市場にて展開させるべくサービスの強化を続けております。
URL: http://goo.gl/hj4lOf(シグマ アルドリッチ ジャパンWebサイト)
本社所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目2番24号天王洲セントラルタワー4階
TEL:03-5796-7300 (代表)
代表執行役 社長:秋山 一
主要営業品目:研究用試薬、 クロマト関連製品、 化成品バルク、 化学合成オリゴDNA・ペプチド
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