XTIA、双日を引受先とした第三者割当増資により4億円の資金調達を実施。同時に双日と検査プラットフォームの共同開発に着手
PR TIMES / 2020年10月1日 12時45分
~今回の調達により、シリーズCの調達総額は21.5億円へ~
株式会社XTIA(代表取締役社長:八木貴郎 本社:東京都品川区 以下「XTIA」)は2020年9月に、双日株式会社(以下「双日」、本社:東京都千代田区)を引受先とする第三者割当による4億円の増資を実施しました。これにより、シリーズCの調達総額は21.5億円(うち、双日は合計5億円)となりました。また今回の調達を機に、XTIAは双日と検査工程の全自動化における新たなソリューションとなる検査プラットフォームの共同開発に着手した事をお知らせいたします。
年々高まりを見せるインダストリー4.0ですが、その実現には有効な製造物の計測データの取得及びその活用が不可欠です。これまでXTIAには、検査工程の自動化を目指す顧客企業から、XTIAが提供する非接触式三次元形状測定器の導入後、そこから得られたデータや知見を管理・活用できる人材を確保できないという相談が多く寄せられていました。
そのような課題を解決すべく、XTIAと双日は、データを専門にしない担当者でも、測定器から得られたデータや知見を簡単に管理・活用できる独自検査プラットフォームの共同開発を決定しました。今回の第三者割当増資によって調達した資金は、SW(ソフトウェア)開発チームの新設などに投資し、検査プラットフォームの完成を加速させて参ります。これにより、XTIAと双日は製造業が抱える全自動における人材不足の解消、並びに検査工程の全自動化を全面的にサポートするトータルソリューションの提供を目標としています。
また、今回の増資を通して、XTIAと双日はこれまで以上に強固なパートナーシップを構築し、XTIAが保有する光コム技術と双日の品質検査事業を組み合わせ、インダストリー4.0の実現、検査工程自動化の普及、新たなサービスの創出を図って参ります。
■XTIAについて
XTIAは、ノーベル物理学賞受賞技術「光コム」を世界で唯一産業応用に成功するなど、独創的かつ高い技術力を有する技術開発ベンチャーです。光コム技術を測定メソッドとして開発、完成させることにより、製造現場における測定・検査の自動化ニーズに応え、インダストリー4.0の実現に貢献します。自動検査を実現する検査装置の開発・販売、及び、測定メソッドとして光コム技術を提供するなど各社との提携を実施しています。
■光コム技術について
光コム技術とは、2005年にノーベル物理学賞を受賞した「世界で最も精度の高いものさし」となる原理です。株式会社XTIAは2008年に世界で唯一となる産業応用に成功しました。■製品や技術に関する詳細はホームページを御覧ください。https://www.optocomb.com/product/
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