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分散台帳ソフトウェアScalar DLTが、日本初の電子地域通貨ユーザー専用新電力プラン「さるぼぼコインプランpowered by ENS」受付システムに採用されました

PR TIMES / 2018年12月14日 11時40分

株式会社Scalar(東京都新宿区、代表取締役CEO兼COO:深津航、代表取締役CEO兼 CTO山田浩之、以下「Scalar社」)は、Scalar社が独自の分散台帳技術を基に開発したデータベースソフトウェアであるScalar DLTを、株式会社イーネットワークシステムズ(本社:東京都目黒区、代表取締役:及川浩、以下「ENS」)が、複数事業体ブランドで新電力サービスを提供する際の共通受付システムに採用されましたことを発表いたします。また、第一弾として、12月3日よりサービス提供を開始した日本初の電子地域通貨ユーザー専用新電力プラン「さるぼぼコインプランpowered by ENS」は、本システムを利用しております。

システムの柔軟な拡張・縮小に対応したScalar DLT
電力の受付システムは、徐々に加入者が増え、キャンペーンなどによって一気に加入者が増えた後、普及が進むと加入者が減っていくという特徴があります。ENSでは、複数の事業体ブランドの新電力のサービスを提供しており、各事業体のキャンペーンによって、加入者の増減が読めないためシステムの柔軟な拡張・縮小の必要性がありました。Scalar DLTは、最小構成においてもシステムの可用性を担保し必要に応じて柔軟に拡張・縮小が行えるため、加入者の増減に応じた柔軟なシステムの構築運用を必要としていたENS社のニーズに合致するものでした。

Scalar DLTについて
Scalar DLTは、分散データベースソフトウェアであるScalar DBと分散台帳ソフトウェアであるScalar DLから構成されるソフトウェア製品です。Scalar DLTは、電子署名が付与されたスマートコントラクトを分散トランザクションの形式で実行し、その実行結果を複数の独立したコンポーネントで連鎖的に管理することにより高い耐改ざん性を有しています。また、従来のブロックチェーンでは実現が困難であった高いスケーラビリティ、強い一貫性、確定性を実現しており、本格的なエンタープライズシステムにおいて求められる要件を満たします。

「さるぼぼコインプラン powered by ENS」について
新電力プランのさるぼぼコインプランは、さるぼぼコインを利用している「さるぼぼ Bank」ユーザーが申し込める電力プランです。ユーザーは、中部電力の従量電灯 B, C 料金と同じ電気料金のまま、料金をさるぼぼコインで支払い、電気料金の最大 8%を「さるぼぼポイント」で受け取ることが出来ます。さるぼぼコインはチャージ時に 1%のさるぼぼポイントが貯まるため、合計で 9%分、割安に利用することが出来ます。貯まったさるぼぼポイントはさるぼぼコインと同様、加盟店での支払いに利用出来ます。また、電気料金はスマートフォンアプリからのプッシュ通知で確認することもでき、利用者にとって利便性が高いサービスになっています。

株式会社Scalarについて
代表取締役CEO兼COO:深津航
代表取締役CEO兼CTO:山田浩之
設立:2017年12月
事業内容:分散台帳ソフトウェアの研究開発及び提供
HP:https://scalar-labs.com/

株式会社イーネットワークシステムズについて
2015 年 4 月設立。小売電気事業者のイーネットワークシステムズ(ENS)は、「イニシャルコスト0(ゼロ)での電力事業参入」を可能とする電力小売の OEM プラットフォームを運営。提携事業者を経由して電力をお客様に供給しています。親会社は創業 78 年の老舗 LP ガス事業者の三ッ輪産業株式会社(関東地方に直売・卸合わせて約 20 万の 顧客基盤を保有)。
http://www.enetsystems.co.jp/

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