情報リテラシー、「いじめ」「性別による決めつけ」などネット上の倫理教育推進を目的とした教育機関向け「アカデミックプラン【無償】」の提供を再開 ジェットラン・テクノロジーズ株式会社
PR TIMES / 2024年11月13日 15時45分
~自然言語処理APIで教育現場のリテラシー向上と不正利用防止をサポート~
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40039/6/40039-6-e555927924d6433a23dfa03c796088dc-1022x562.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ジェットラン・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:野武 浩、以下「ジェットラン https://www.jetrun.co.jp/」)は、教育機関および非営利研究機関を対象に、多機能な自然言語処理APIを提供する「アカデミックプラン【無償】」の提供を2024年11月より再開いたしました。本プランは自然言語処理技術の活用により、教育現場における表現の適切な使用や不正利用の防止、リテラシー教育の強化を図ることを目的としています。
本プランの実績として、昨年度には「東京工業高等専門学校」の学生が卒業制作にアカデミックプランを採用し、その成果を国内外で発表しました。この発表はジェットランのAPIが学生の独自研究に活用され、教育現場において実践的な役割を果たした一例となっています。
現在、教育現場ではAIの普及に伴い、情報リテラシーや著作権の理解、倫理教育の重要性がますます高まっています。一方で、AIを利用したコンテンツ生成技術が進歩する中、不適切なコンテンツの生成やAIによる不正利用も増加傾向にあり、教育機関での管理が課題となっています。ジェットランは、こうした教育機関のニーズに応えるため、自然言語処理APIを活用し、学生の表現力を伸ばすとともに、不適切な内容の検知や防止を支援する「アカデミックプラン」を開発しました。
■「アカデミックプラン」で提供される主要API機能の概要
本プランで提供されるAPIは、教育機関での効果的なリテラシー向上やAIリテラシー教育、また不正防止のためのツールとして利用いただけます。各APIの機能は以下の通りです。
1. 反応予想・感情判定API
文章内の感情の変化を解析し、読み手の反応を予測します。これにより、教育現場でのコミュニケーションやメッセージ作成において、意図せず誤解を招く可能性がある表現を見つけ、修正を促すことができます。
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感情遷移をグラフ化
2. いじめ・暴力・差別・NGワード検知API
不適切な表現、暴力的または差別的な内容、いじめに関わる用語やNGワードを検出し、教育現場での健全なコミュニケーションを維持します。特に教育現場において、いじめやハラスメントの早期発見や未然防止が可能です。
3. ジェンダー・ハラスメント検知API
性別に基づく偏見やハラスメント表現の検出機能を備え、適切な表現の推奨や不適切な表現の指摘を行います。これにより、教育の現場で無意識に使われることのあるジェンダーバイアスを見直し、包摂的な言語の使用を促進します。
4. 不正なAI使用防止・AI活用判定API
生成AIによる不正利用を防ぐため、生成AIによって生成された可能性のある文章を判定するAPIです。これにより、AIの利用が意図的であるか、または教育的価値に沿ったものであるかを確認し、適切なAIリテラシー教育の支援につながります。
5. ユニーク度算定API
文章のオリジナリティを数値化し、学生の創造力やオリジナルな表現力を評価します。これにより、学生が独自の表現を追求する姿勢をサポートし、創造力育成に寄与します。
6. 個人情報検知API
氏名や住所、電話番号、マイナンバーなどの個人情報を検出し、情報漏洩の防止に貢献します。教育現場においても個人情報の保護が重視されており、学生や関係者の個人情報を含むデータの安全な取扱いが可能です。
7. アダルト内容検知API
成人向けコンテンツや不適切な表現を検知する機能を備えており、教育環境における健全な学習環境を保つことができます。このAPIは、教育現場でのコンテンツの適切性を自動的にチェックし、不適切な内容を防ぐためのガイドを提供します。
■「アカデミックプラン」のメリットと活用例
本プランは、教育機関でのリテラシー向上や学習効果の促進に大きな効果を発揮すると期待されています。例えば、教員が学生の作文やレポートを採点する際に、反応予想・感情判定APIを利用して、表現が適切であるかを自動的に確認することができます。また、いじめや差別表現が含まれている場合、検知APIがその箇所を指摘し、適切な対応を促すことが可能です。
さらに、ジェンダー・ハラスメント検知APIを用いて、教育現場で無意識に発生するジェンダーバイアスの排除を支援し、包摂的で公平なコミュニケーションを促進します。加えて、個人情報検知APIにより、プライバシー保護の意識を強化し、学生や教職員のデータ保護に貢献します。
AIの利用が教育現場で増える中、不正なAI使用防止APIを活用することで、学生がAI生成ツールを不正に利用していないかをチェックし、AIリテラシー教育に役立てることができます。ジェットランのアカデミックプランは、学生の健全な成長とリテラシーの向上を支援し、教育現場でのAIの適切な利用を促進します。
■ジェットラン・テクノロジーズ株式会社について
ジェットラン・テクノロジーズ株式会社は、革新的な自然言語処理技術とAIソリューションを提供する企業として、日本国内外で多様な分野での事業展開を行っています。AI技術の進化とともに、人々の生活や教育、ビジネスにおける課題解決に貢献し、持続可能な未来の実現に向けた取り組みを続けています。今後も、教育機関向けの支援を充実させ、AIリテラシー教育やコンテンツ適正化の分野での活用促進を目指しています。
<サービス詳細>
以下のサービスページよりお申し込みください
https://www.jetrun.co.jp/academic/
■お問合せ先
- ジェットラン・テクノロジーズ株式会社 広報部
- 公式ウェブサイト:https://www.jetrun.co.jp/
- Email: press_info@jetrun.co.jp
- 電話番号:03-5324-2273
教育機関向けに無償で提供される「アカデミックプラン」に関心のある方は、ジェットランの公式ウェブサイトから詳細情報を確認し、専用フォームよりお申し込みください
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