エコマーク(日本)と中国環境ラベル(中国)との相互認証協定を活用した初の商品が誕生
PR TIMES / 2019年10月28日 16時5分
(公財)日本環境協会(住所:東京都千代田区、理事長:森嶌 昭夫)エコマーク事務局(日本)は、エコマークと中国環境ラベル(中国)(別称:十輪マーク)との相互認証協定を活用し、初めて中国環境ラベルを取得した商品が誕生したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/40964/6/resize/d40964-6-981939-0.jpg ]
今回、相互認証を活用して中国環境ラベル認定を取得した初めての商品は、理想科学工業(株)のデジタル印刷機「RISOGRAPH(リソグラフ)MFシリーズ」(エコマーク認定番号:17 133 003 エコマーク商品類型No.133「デジタル印刷機Version1」にて認定)の「MF935(日本向けモデル名)/ MF9350C(中国向けモデル名)」です。
10月25日(金)には中国環境ラベルを運営する中環連合(北京)認証センター有限公司(CEC)が主催する国際シンポジウム(中国・蘇州)にて、認定証の授与式が行われました。
相互認証の実施により、日本の優れた環境配慮型商品が広く普及し、環境負荷低減につながるとともに、初の活用実績が誕生したことで中国環境ラベルとの相互認証のさらなる活性化が期待されます。
◇商品情報
エコマーク登録情報
会社名:理想科学工業株式会社
認定番号:17 133 003
ブランド名:RISOGRAPH(リソグラフ)MFシリーズ
モデル名:MF935
中国環境ラベルを取得した製品情報
会社名:RISO TECHNOLOGY CHINA CO., LTD.
モデル名:MF9350C
◇中国環境ラベルとの相互認証について
[画像2: https://prtimes.jp/i/40964/6/resize/d40964-6-773577-1.jpg ]
エコマークと中国環境ラベルの運営機関は、政府間レベルの会議として2005年の第5回日中韓環境産業円卓会議を契機に日中韓3カ国で協議を開始しました。それ以降、協議を進めてまいりましたが、日中両機関は社会的背景の違い等から環境ラベル基準及び審査方法等の乖離が大きく、中国環境ラベルは相互認証の実現が最も難しい相手機関の一つでした。2007年の相互認証の基本協定の締結以降、10年以上に亘り実務担当者間で協議を重ねた結果、このたび、ついに相互認証の運用開始に漕ぎつけたものです。
<参考:相互認証協定(Mutual Recognition Agreement)とは>
相手国の環境ラベルの審査(もしくはその一部分)を自国の環境ラベル機関で実施することを可能とする二国間以上の協定で、相互認証の実施により、共通基準化の促進による事業者の開発・製造コストの削減、環境ラベルの申請コストの削減、海外市場参入の容易化、多国間で環境ラベルの認定商品が広く流通することによる地球規模での環境負荷低減などの効果が期待されます。
日本のエコマークは、ドイツ、北欧、北米、中国、韓国、タイ、台湾、シンガポール、香港、ニュージーランドの10機関と相互認証協定を締結しています。
◇エコマークについて
[画像3: https://prtimes.jp/i/40964/6/resize/d40964-6-140574-2.png ]
国際標準化機構の規格ISO14024「タイプI環境ラベル制度」に基づく認定制度です。1989年に創設され(公財)日本環境協会が運営しています。環境への負荷が少ないなど、環境保全に役立つと認められる商品やサービスにつけられ、消費者が暮らしと環境の関係を考え、環境保全の面でより良い商品を選びやすくすることを目的としています。 エコマーク事務局ホームページでは、最新情報を随時アップしています。https://www.ecomark.jp/
<本件に関するお問い合わせ>
公益財団法人日本環境協会 エコマーク事務局
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1-10-5 TMMビル5階
TEL: 03-5829-6286 E-mail: info@ecomark.jp
※事務所移転のため、2019年4月22日から上記の住所、電話番号に変わりました。
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