デジタルエクスペリエンスプラットフォーム「Sitecore」におけるAI活用を推進するPoCサービスの提供を開始
PR TIMES / 2024年6月24日 16時15分
NTTデータ先端技術株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤原 遠、以下:NTTデータ先端技術)は、2024年6月24日(月)より、デジタルエクスペリエンスプラットフォーム「Sitecore」にて、生成AI活用など最新技術との連携を試用できるPoC(Proof of Concept:概念実証)サービスの提供を開始します。
本サービスでは、SitecoreソリューションとNTTデータ先端技術の持つビッグデータ分析や生成AI活用、セキュリティなどの技術アセットを組み合わせたPoCの設計および環境構築を提供します。これにより、お客様は、独自のビジネスニーズに応じてカスタマイズされたSitecoreソリューションを迅速かつ安全に試すことができ、ビジネス成長と顧客体験(CX)向上のための最初の導入ステップとして、容易に利用することができます。
【背景】
昨今、多くの企業では、顧客接点の最初の場が対面からWebへと移行しています。このような社会的背景の中で、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)向上を図るためには、「生成AIなどの最新技術を用いたCX」「効果的・効率的なコンテンツ配信」「画像・動画アセットの一元管理」といった対応が不可欠となっています。しかし、最新技術の導入は高額なコストがかかるうえに、実際にどのようなことができるのか、どのような効果が得られるのか、使いこなせるのかといった不透明な部分があるため、導入が進まない場合があるのが現状です。
このような状況を踏まえて、NTTデータ先端技術では、サイトコア社のデジタルエクスペリエンスプラットフォーム「Sitecore」とNTTデータ先端技術の最新技術の連携を容易に試用できる環境を提供する「Sitecore PoCサービス」を開始します。
【「Sitecore PoCサービス」概要】
「Sitecore PoCサービス」は、Sitecoreとお客様の要望に応じた最新技術との組み合わせを試すことができるサービスです。PoC実施の環境から、お客様独自のビジネスニーズに合わせた各ソリューションのカスタマイズまでを、NTTデータ先端技術が一気通貫で支援するため、お客様は目的に合ったデジタル体験かを容易に試したうえで判断できます。さらに、体験のなかで生まれた新たなアイデアの実現も支援します。
また、クラウド上に環境を用意するため、必要に応じて環境を立ち上げられるだけでなく、状況に応じて迅速に破棄することが可能です。
■Sitecoreソリューションと先進技術の組み合わせにより価値を創出
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42493/6/42493-6-d4cbaac9427019cfe4fc00b34be81f31-518x251.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■「Sitecore PoCサービス」のプロセス
「Sitecore PoCサービス」は、以下のプロセスで実施します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42493/6/42493-6-d1c380694dfba4fc767a096ba40a5a04-1511x721.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
最初に、お客様からLTV向上のためにどのようなことを実施したいのかなどの要望をヒアリングし、PoCの実施範囲や実施するソリューションの選定などを検討します。次に、検討結果を踏まえてNTTデータ先端技術がPoC環境を構築し、プロトタイプを開発します。プロトタイプを試用したお客様のフィードバック内容をプロトタイプへ反映、評価することを繰り返し行い、最終的に、本番への導入に向けてブラッシュアップをします。
【エンドースメント】
Sitecoreの新PoCサービスの発表、大変嬉しく思います。
NTTデータ先端技術様の持つ長年のSitecore開発・運用経験と、ビッグデータ分析・生成AI活用の技術力が組み合わさる事で、これまでにないSitecoreエクスペリエンスの提供が可能になりました。今後もNTTデータ先端技術様と共に、お客様の成功をご支援させて頂きます。
サイトコア株式会社 カントリーマネージャー 田村 研三郎 氏
【参考】
■「Sitecore PoCサービス」のユースケース
1.Sitecore Searchと生成AIの組み合わせによる検索の高度化
Webサイトの検索機能として生成AIを組み込むと、通常は最新情報が反映されず、生成AIが事前に学習した範囲でしか回答することができません。これが、ハルシネーションと呼ばれる「生成AIが嘘を返す」という現象の原因です。
Sitecore Searchと生成AIを組み合わせることにより、生成AIの学習範囲外まで検索範囲を拡張し、より正確な情報を返すことができます。。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42493/6/42493-6-25710d43c9dd7c796ebc85cc373bfefa-701x473.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
XM Cloudが回答できないChatGPT3.5
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42493/6/42493-6-d16015a1f14ce278109a99e1cbead7d7-465x478.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
itecore Searchとの連携により拡張検察を実現
2.RAG(Retrieval-Augmented Generation)と生成AI
生成AI領域において注目を浴びている手法にRAGがあります。これは、生成AIに引き渡すプロンプトを他サービスで生成することによって、生成AIが回答しにくいドメインに特化した質問や回答の精度を上げるといったことを、生成AI自体のチューニングをすることなく実現する手法です。この生成AIと連携させるサービスであるSitecore Searchを利用することで、簡単に開発したサイトに特化したチャットボットや検索エンジンを実装することができます。
3.生成AIを活用したコンテンツ制作
既存コンテンツを生成AIに学習させることで、ヘッドラインテキストからWebサイトのファーストビューとなるヒーローイメージなど、効果的なコンテンツを生成することができます。また、画像からWebサイトのワイヤフレームを生成することも可能なため、ワイヤフレームに合わせたSitecoreコンポーネントを生成できます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42493/6/42493-6-9bfb0997e85d96637937044efd85d2ee-594x254.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■関連セミナー
Sitecore PoCサービスの詳細については、7月26日に開催予定のセミナー「顧客体験を変革する -AI活用のユースケース-」内でご紹介します。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/42493/table/6_1_8d48125daa24ab2ced4ee366c94b8367.jpg ]
■関連コンテンツ
INTELLILINK CMS導入サービス for Sitecore
https://www.intellilink.co.jp/business/software/sitecore.aspxCX(顧客接点)コラム
https://www.intellilink.co.jp/column/cx.aspx*「INTELLILINK」は日本国内および米国におけるNTTデータ先端技術株式会社の登録商標です。
*Sitecoreは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるSitecore Corporation A/S 社ならびに/あるいはその子会社の登録商標です。
*その他の商品名、会社名、団体名は、一般に各社の商標または登録商標です。
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