第22回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭フィルムスポンサーに
PR TIMES / 2019年9月20日 7時30分
世界的映画監督、小津安二郎が数多く利用した蓼科親湯温泉
蓼科親湯温泉(たてしなしんゆおんせん)を運営する合資会社親湯温泉(本社:長野県茅野市、代表取締役:柳澤幸輝、以下「蓼科親湯温泉」)は、2019年9月21日(土)から29(日)に長野県茅野市で開催される「第22回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」のメイン映画『彼岸花』のフィルムスポンサーとして協賛いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/49106/6/resize/d49106-6-347271-0.jpg ]
概要・背景
本年度で、22回目を迎える「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」は、蓼科に縁が深い世界的映画監督である小津安二郎(以下「小津監督」)を偲んだ映画祭です。本年度も、蓼科親湯温泉がメインフィルム『彼岸花』のスポンサーとして協賛いたします。
晩年、小津監督は蓼科にて脚本家である野田高梧と共に、映画脚本を制作しました。その当時、野田高梧の別荘「雲呼荘」に置かれた日記には、映画の制作過程や蓼科の人々との交流が記載されており、小津監督を知るその貴重な全18冊の日記は後に、「蓼科日記抄」として刊行されました。蓼科親湯温泉は、日記中に17箇所も記載されており小津監督との深い関わりが読み取れます。この様なご縁から蓼科親湯温泉は、「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」を応援し続けています。
【小津安二郎記念・蓼科高原映画祭URL】 https://ozueigasai.jp/index.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/49106/6/resize/d49106-6-312662-1.jpg ]
小津安二郎監督と蓼科
小津安二郎監督は晩年の足掛け10年間、長野県茅野市蓼科高原に足しげく通い続けました。脚本執筆の場所として脚本家・野田高梧とともにここから『早春』以降の名作の構想が練られ、シナリオが紡がれていきました。
戦前から第一線の映画監督として走り続けてきた小津監督はこの蓼科の自然、人情、酒と殊の外波長が合い、ここでの生活を満喫し晩年を彩った場所となりました。
1998年に始まった「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」が今年22回目を迎えることになり、映画祭は9月21日から29日まで開催されます。
小津監督は、1957年の『東京暮色』以降は蓼科高原(長野県茅野市)に盟友、野田と共にこもって脚本を執筆し、1963年12月12日、60歳の誕生日に逝去しました。
世界最古の映画協会の一つである英国映画協会(BFI)発行の『Sight&Sound』誌が1952年から10年に1度発表している、358人の映画監督が選ぶ「映画監督が選ぶベスト映画」で2012年、「東京物語」が1位に、846人の映画関係者が選ぶ「批評家が選ぶベスト映画」で3位に選ばれました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/49106/6/resize/d49106-6-693388-2.jpg ]
<蓼科で執筆された作品>
1957年『東京暮色』 / 1958年『彼岸花』/1959年『お早よう』
1959年『浮草』/1960年『秋日和』/1961年『小早川家の秋』/1962年『秋刀魚の味』
~蓼科高原映画祭HPよりhttps://ozueigasai.jp/what.html~
創業大正十五年 蓼科 親湯温泉について
[画像4: https://prtimes.jp/i/49106/6/resize/d49106-6-644952-3.jpg ]
大正15年創業の蓼科温泉の老舗ホテル。2019年4月に蓼科100年プロジェクトの一環として明治、大正、昭和期の蓼科の軌跡を残すべく、当時この地区の文化の中心であった姿を表現した全館リニューアルを敢行。
みすずラウンジ(みすす書房)や岩波の回廊(岩波書店)を擁し、3万冊の蔵書にクラシックなBarで当時を偲ばせる知的な空間を提供しています。
生前の小津監督とは親交が深く、何度も来館されていました。
【会社概要】
会社名 合資会社親湯温泉(創業大正十五年 蓼科親湯温泉)
代表者 代表取締役 柳澤幸輝
創業年 大正15年 6月
法人設立 昭和23年10月21日
所在地 長野県茅野市北山4035
会社HP https://www.tateshina-shinyu.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
合資会社親湯温泉 広報担当:今井さおり
TEL:0266-54-2020
E-mail:marketing2@shinyu-onsen.com
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