神宮の杜芸術祝祭の最後を飾るプログラム「気韻生動−平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」が始まりました!
PR TIMES / 2021年4月14日 15時45分
日本博 主催・共催型プロジェクト / 明治神宮鎮座百年祭記念 「神宮の杜芸術祝祭 祭る。祈る。創る。―持続可能な自然と芸術文化―」
明治神宮の杜を舞台に、1年以上にわたり開催されてきた「神宮の杜芸術祝祭」。その最後を飾る彫刻・立体展「気韻生動−平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」が3月25日から5月30日までを会期に始まりました。
会場となる明治神宮宝物殿は国の重要文化財、さらに8基ある展示ケースも国の重要文化財です。今後の宝物殿の活用はまだ未定であるため、今回が宝物殿に入れる貴重なチャンスです。この機会にぜひご覧ください。
そのケースの中に並ぶ珠玉の作品の一部画像を公開します。
彫刻展「気韻生動 −平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」
国の重要文化財に指定されている明治神宮宝物殿。約3年間の修復工事を終えた中倉(残りはまだ改修工事中)は、ちょうど百年前の1921(大正10)年に竣工以来、明治天皇・昭憲皇太后の御物が納められてきた展示ケースが並びます。建築家大江新太郎設計の建物は、建築ファンも必見の展示空間です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/53042/6/resize/d53042-6-773864-1.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/53042/6/resize/d53042-6-963395-8.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/53042/6/resize/d53042-6-339982-13.jpg ]
平櫛田中の傑作と現代アーティストの新作の数々
激動の時代、明治・大正・昭和を生きた彫刻家・平櫛田中と、彼が残した傑作の数々を中心に、現代アーティスト14名の作品を展示しています。まずは、平櫛田中の作品から紹介します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/53042/6/resize/d53042-6-474363-10.jpg ]
平櫛田中《原翁間日》は69才の時の作品です。平櫛田中の肖像彫刻の中でも特筆すべき描写力を感じる本作は、明治から昭和初頭にかけて法曹界、政界で主要な役割を果たした原嘉道の肖像です。作品に効果的に施された彩色は、日本画家中村岳陵によるもの。滅多に展示されることのない本作は、一見の価値ありです。
現代アーティストは14名が参加。そのうち7名が新作を発表しています。金沢のクリエイター集団seccaは、1体が15000ピースのパーツから成る擬木の立体の新作《A↔︎UN》を発表。また、本物と見紛うほど精緻な花や草木の木彫で人気の須田悦弘は、明治神宮に咲く瑠璃唐草の作品《雑草》を展示しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/53042/6/resize/d53042-6-417117-11.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/53042/6/resize/d53042-6-196324-14.jpg ]
展示室の奥には、明治天皇の愛馬“金華山号”を描いた小林正人の《金華山号》と百年前に植林された明治神宮の杜を軽やかに描いた原良介《神宮の杜》を展示。2つの絵画作品が、宝物殿の美しい自然光の中に立ち現れます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/53042/6/resize/d53042-6-149252-9.jpg ]
貴重な建物と立体作品を堪能できる本展は、5月30日まで。(木曜休館・入場料無料)
【出展作家】
平櫛田中、澄川喜一、深井隆、舟越桂、土屋公雄、宮島達男、三沢厚彦、棚田康司、須田悦弘、保井智貴、名和晃平、土屋仁応、secca、小林正人(絵画)、原良介(絵画)
【展覧会概要】
名称: 神宮の杜芸術祝祭 彫刻展「気韻生動−平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」
会場: 明治神宮 宝物殿(中倉)
会期: 2021年3月25日(木)~ 2021年5月30日(日)
休館日:木曜日(但し3/25、4/29は開館)
時間: 10:00~16:30 ※最終入館は閉館時間の30分前まで。
入場: 無料
主催: 文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会日本博事務局、神宮の杜芸術祝祭実行委員会、
一般社団法人アートパワーズジャパン
芸術監督:山口裕美
公式サイト:https://jingu-artfest.jp/
※宝物殿の改修工事に伴い、展覧会開催中敷地内の一部が工事中となります。お客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症感染防止対策について
展覧会の開催に際しては、(公財)日本博物館協会の「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を踏まえ、十分な措置を講じてまいります。ご来館の際にはあらかじめ下記をご確認ください。
ご迷惑おかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
◇会場内における感染防止対策
・入口に消毒液を設置します。
・スタッフのマスク着用や検温を徹底します。
・会場内の清掃・消毒・換気を徹底します。
◇来館に関するお願い
・37. 5℃以上の発熱や咳・咽頭痛などの症状がある方については、ご来館をお控えください。
・過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は、ご来館をお控えください。
・マスクの着用、咳エチケット、手洗いや手指消毒にご協力ください。マスクを着用でないお客様の入館はご遠慮いただく場合がございます。
・大人数でのご来館はお避けください。ご来館が集中した場合は、お待ちいただく可能性がございます。
・館内では他のお客様との距離をできるだけ2m取るように心がけてください。
・展示室内での会話はお控えください。
・展示物及び展示ケース、使用を中止している機器等には手を触れないでください。
・万が一、館内での感染者の発生が確認された場合、神宮の杜芸術祝祭公式サイトにてお知らせいたします。該当する日時にご来館されていたかを確認できるよう、ご自身でご来館日時を記録ください。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
大阪・北加賀屋の大型現代アート作品の収蔵庫・MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)が開館10周年
PR TIMES / 2024年9月20日 13時30分
-
「MEET YOUR ART FAIR×HANKYU」を10月2日(水)から10月8日(火)まで阪急メンズ東京にて開催!「MEET YOUR ART FESTIVAL 2024」開幕直前展として
PR TIMES / 2024年9月20日 12時0分
-
<人と森をつなぐワークショップ>第5回 森の案内人、三浦豊さんと歩く100年の森「明治神宮」~森の木々と私たちの暮らし~ 9月21日(土)開催
PR TIMES / 2024年9月13日 11時15分
-
【参加費無料】竹久夢二生誕140年記念「生誕日トークイベントin 杜の街グレース~新たな視点でとらえる夢二~」|夢二郷土美術館
PR TIMES / 2024年9月12日 18時15分
-
【夢二生誕140年】夢二郷土美術館 2024年秋の企画展 当館コレクション全国巡回展 いよいよ夢二のふるさと岡山へ
PR TIMES / 2024年9月7日 16時15分
ランキング
-
1あの「ポーター」が人気商品を大胆に変えた裏側 価格2倍にしても素材変えた吉田カバンの挑戦
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
2「令和のコメ騒動」不足解消でも楽観できない事情 人口減少社会で「農地改革」が進まない本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 8時0分
-
3ミニストップ、外国籍の利用客に“不適切な張り紙” 「問題を重く受け止め」謝罪
ORICON NEWS / 2024年9月20日 15時53分
-
46時間睡眠を続けた人の脳は「ワインを2~3杯飲んだ状態」と同じ…「昼休みも仕事する人は危険」といえる理由
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 10時15分
-
5東京メトロは「郵政IPOの悲劇」二の舞を防げるか? 求められる戦略は
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月20日 14時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください