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APU起業部発「あまいろ商店」 ”値札のないスーパーマーケット” 第2弾を2月、3月土曜限定で3日間 開店

PR TIMES / 2021年1月15日 17時15分

飽食の時代のフードロスと食の貧困を解決する仕組み 品物の代金は”お気持ち”

APU起業部発の「あまいろ商店」(代表:古川光、立命館アジア太平洋大学APU3回生)は、別府市内にて、2020年11月に行った”無料のスーパーマーケット”の続編となる”値札のないスーパーマーケット”第2弾を、大分県別府市にて亀川の堀文貸し出しスペース(大分県別府市亀川東町27-22)で2021年2月20日、27日、3月6日の計3日間開催します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/62802/6/resize/d62802-6-569947-2.jpg ]


”値札のないスーパーマーケット”「あまいろ商店」は、日本で起こっているフードロスの現状と、食に困っている人がいるという現実があまり知られていないこと、他人事に捉えられていること、またこれら2つの社会問題が同時に存在していることに矛盾を感じ、余っているものを必要な人に届く仕組みを作って同時に解決したいという想いで始まったものです。

現代の日本の食生活は、飽食の時代を迎えたといわれています。食べたいものがいつでも手に入り、そしてまだ食べられるものが廃棄され、その廃棄量は日本国内だけでも年間およそ612万トン(農林水産省より)。一方で、経済格差による食の貧困も深刻化しており、7人に1人の子どもが貧困状態にある厳しい現状(厚生労働省2019年国民生活基礎調査)が続いています。

あまいろ商店は、地域密着で”値札のないスーパーマーケット”を運営し、身近なところから社会問題を意識するきっかけを作り、矛盾した社会問題の解決を目指します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/62802/6/resize/d62802-6-287636-0.jpg ]


■あまいろ商店のミッション


フードロスと食の貧困を同時に解決する
もっと多くの人にこれらの社会問題に気付いてもらう
もっと社会を良くしたいと思った人達が行動できる場所をつくる



■あまいろ商店とは

フードロスと食の貧困という社会問題を同時に解決することを目標とし、より多くの人に社会問題を自分事として捉えてもらえるスーパーマーケットです。ここでは値札がなく、代金はお客さんの任意の金額をお気持ち箱に入れる仕組みです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/62802/6/resize/d62802-6-366582-3.jpg ]

2019年に代表の古川が1名で始めた取り組みに、2020年11月から賛同する8名の学生(APU、長崎県立大)が運営メンバーとして加わり、活動しています。2021年度の店舗常設を目指して、昨年11月7,8日には第1弾となる無料のスーパーマーケットを別府市内の商店街にて開催しました。2日間でおよそコンテナ20個分の食材(野菜、パン、海鮮干物、花苗)が集まり、約260名の方にお越しいただきました。

■あまいろ商店の仕組み
品質には問題ないが規格外などの理由により廃棄されてしまう食料を集め、それらを店頭に並べます。値札はなく、来店者は自分が持ち帰る食材の量や食に対する各個人の価値観に応じて”お気持ち箱”にお代を入れていただく、ちょっと変わったシステムです

[画像4: https://prtimes.jp/i/62802/6/resize/d62802-6-666641-4.jpg ]


・店頭に並べる食料品
採れすぎの野菜、規格外で市場では流通できないものなど品質には問題ないが廃棄されてしまう食料品を基本的には善意で譲っていただいたり、寄付していただいたもの
・届けたい人
食に困っている人、フードロスや食の貧困という社会問題に関心を持ち関わろうとする人

■あまいろ商店の始まり
農業県とも言われる佐賀県で生まれ育った代表の古川は、いつも畑の片隅に廃棄されている形が不揃いな野菜の存在が気になっていました。質には全く問題ないのに規格外や傷入りなどの理由により廃棄されていることに疑問を抱え、同時期にテレビ番組で、日本の貧困の現状について知ることとなり、同じ日本に住んでいながら貧困に毎日苦しんでいる人がいるということに衝撃を受けました。

品質には問題ない食べものが毎日大量に捨てられていること、食べることに困っている人がいるという状況は矛盾している、矛盾しているからこそ解決できる方法があるはずと考え始まったのが、この「あまいろ商店」のアイディアのスタートです。

■あまいろ商店のこれまでの活動

[画像5: https://prtimes.jp/i/62802/6/resize/d62802-6-712926-8.jpg ]

2018年7月 APU起業部(出口塾)に入部
2020年2月 おおいたスタートアップウーマンアワードにファイナリストとして登壇
2020年10月 別府市主催のビジネスマッチングイベント「ONE BEPPU DREAM AWARD 2020 起業・創業部門」のファイナリストとして登壇し、多くの企業の方々から注目を浴び、ここでのサポーター企業とのマッチングにより、11月の「あまいろ商店」初開店への支援も集めました。

■今後のあまいろ商店の活動
イベント開催にとどまらず、店舗の常設に向けて準備を進め、2021年春までに週2~3回を目標に常設店舗を開店します。また、”値札のないスーパーマーケット”の実施に加えて、フードロスや食の貧困問題に関連すること、社会の認知向上に向けた学び・啓発のイベントの実施も計画しています。

■「APU起業部」について
2006年ライフネット生命保険を創業した出口治明が2018年1月から学長を務める立命館アジア太平洋大学(APU)は、外国人留学生が全体の半数を占め、THE世界大学ランキング日本版2020では東京を除く私立大学で3年連続1位を獲得している大分県別府市の私大です。APU起業部は、2018年7月に学長直轄プロジェクトとして立ち上がり、多様なキャリア支援の一環として学生起業を支援するものです。1期生は12カ国・地域出身の32組46名が所属し、4組が起業を達成しました。2期生は11カ国・地域出身の30組43名が所属、メンターは教職員7名となり、昨年11月には第3期が発足し、10ヵ国・地域の学生35組50名と、教職員メンター4名でスタートしています。「あまいろ商店」代表の古川は、1期~2期に起業部に所属し、卒部した現在も活動を継続している起業部OGです。
[画像6: https://prtimes.jp/i/62802/6/resize/d62802-6-929720-7.jpg ]


Facebook: あまいろ商店  https://www.facebook.com/amairoshohten

Instagram: amairo_shohten  https://www.instagram.com/amairo_shohten/


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