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「丸型ガラス単桁蛍光表示管(試作品)」が国立科学博物館「未来技術遺産」に登録

PR TIMES / 2023年9月5日 18時45分

 株式会社ノリタケカンパニーリミテド(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:加藤 博、以下ノリタケ)の連結子会社であるノリタケ伊勢電子株式会社(旧:伊勢電子工業株式会社)※1が、1966年に開発した丸型ガラス単桁蛍光表示管(試作品)が、9月12日に独立行政法人国立科学博物館の「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されます。



■未来技術遺産とは
 未来技術遺産は、「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図り、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的とした登録制度です。

■「丸型ガラス単桁蛍光表示管(試作品)」について
 「丸型ガラス単桁蛍光表示管(試作品)」は、1966年に製作された世界初の蛍光表示管です。発明者である中村正博士は、蛍光表示管の研究開発を目的として、同年に伊勢電子工業株式会社を設立しました。その指揮のもと、全社員が一丸となって研究開発に取り組み、研究開始から2ヶ月で試作品が完成しました。当初は電卓に搭載され、その後、平型化や多桁化するなど、蛍光表示管の発展の起点となったものとして重要であると評価され、登録に至りました。

[画像: https://prtimes.jp/i/80321/6/resize/d80321-6-f53015dba8d5db30e105-0.jpg ]

■蛍光表示管について
 日本人の発明による唯一の電子表示デバイスです。真空管であるため、耐熱性、耐湿性に優れ、多様な作動環境に対応できることや、高輝度で見やすい表示であることを特徴とし、医療機器、計測器、車載用の速度計などに使用されています。

※1 伊勢電子工業株式会社は、1974年に日本陶器株式会社(現ノリタケ)が出資を開始し、2002年にノリタケ伊勢電子株式会社に社名を変更しました。その後、2006年にノリタケの完全子会社となりました。

■関連リンク
ノリタケ伊勢電子株式会社
https://www.noritake-itron.jp/
独立行政法人国立科学博物館 産業技術史資料情報センター 重要科学技術史資料
https://sts.kahaku.go.jp/material/

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