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インクルーシブ合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON」、こどものための芸術文化の向上と振興を目指す『第3回やなせたかし文化賞』を受賞

PR TIMES / 2025年2月6日 10時0分



一般社団法人El Sistema Connect(本社:東京都中央区)が運営するホワイトハンドコーラスNIPPONは、『第3回やなせたかし文化賞』を受賞しました。やなせたかし氏の106回目の誕生日である2月6日に発表となりました。

やなせたかし文化賞は、子どものための芸術文化の向上と振興を目的に創設され、子どものための漫画、絵本、作詞作曲等の分野に属する優れた作品制作や活動に関し、その育成や普及を通じて振興に功績顕著なものや、将来より一層の活躍が期待される個人または団体に対して授与される賞です。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/6/100205-6-bbf52720d29c19ed65e730443c3b4a3e-1898x1266.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2024年高島屋にて行われたコンサートの様子


選考員の方々からのお言葉の一部を下記に抜粋してご紹介します。

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体を使って音を伝えるー
音を音そのままでなく、音の持つ意味を表現する伝え方に心をうたれる。
里中 満智子(マンガ家)

第3回やなせたかし文化賞は、こどもの文化に関わるさまざまな分野において高い評価を受けておられる方が候補となっており、その選定にあたり深い敬意と感動を抱きながら進めさせていただき幸せであった。
その中で私が注目したのは「人間は音楽をどのように受容するのか」というテーマを多くの困難を乗り越え、するどく、きびしく、そして愛を込めて取り組んでいった「ホワイトハンドコーラス」の表現活動であった。
現代のこどもたちはさまざまなメディアが発達するなかで「音楽」を耳からだけではなく、「目で聴いてからだで歌う」という能力を身につけてきたことがわかり研究が進んでいる。
この受賞は「言語と音楽」という重大なテーマを残しつつもこれから取り組んでいかなければならないと思う。
早川史郎(作曲家)
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私たちは、偶然にもやなせたかし氏作詞の『希望の歌』に取り組み、昨年末の自主公演でも披露しました。『希望の歌』の手歌を作る際に、手話では表現が似ている”希望”と”夢”の違いについて子どもたち皆で話し合いを重ねた結果、ポジティブな場所から生まれる”夢”に対し、”希望”は戦争や悲しみなどのネガティブなところから生まれる光のようなものだということに気づきました。
絶望の横にある希望。戦争の経験などから生まれたアンパンマンの心。私たちもその心の力強さを忘れずに、大切に歌い、生きていきたいと考えています。

”人生は喜ばせごっこ”というご自身のお言葉の通り、多くの人を喜びで満たし、今もなおその作品が多くの子どもたちに夢、希望、喜びを広げているやなせたかし氏の想いは、歌を通じて「ホワイトハンドコーラスNIPPON」の子どもたちの心に刻まれています。

今回の受賞は、やなせたかし氏を愛する世界中の子どもたち、愛してきた大人たちと、ホワイトハンドコーラスNIPPONの子どもたちの心を繋ぐ架け橋となりました。受賞を機にますます、海を越え壁も越えてさらに多くの方々に喜びを広げていきたいです。
なお、授賞式は4/12に予定されております。(招待制となります。)

【ホワイトハンドコーラスNIPPON芸術監督 コロンえりか 受賞コメント】
だれよりも平和を愛し勇気と愛を子どもたちに語りかけた、やなせたかしさんにちなんだ文化賞の受賞を、心から光栄に思います。
ホワイトハンドコーラスNIPPONでは、どんな苦境もワクワクに変える音楽の新しい形を目指して活動しています。多様な子どもたちが互いの得意なことを分け合う喜びと、「想像力」を大切に平和の文化創造を続けていきます。
共に音楽が奏でられる限り希望は生まれると信じて。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/6/100205-6-e77f695042b13fe26ec3a782693a56f1-480x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
コロンえりか氏





<ホワイトハンドコーラスNIPPONについて>
すべての子どもに開かれた、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなどの多様なメンバーが所属するインクルーシブな合唱団です。南米ベネズエラで始まった、誰もが平等に音楽教育を受けることができる音楽の社会活動「エルシステマ」の理念に共感して2019年に設立されました。障がいの有無や経済的な状況に関わらず、誰もが無料で参加し、学ぶことができます。2020年に、東京では東京芸術劇場との共同主催事業として、また京都では京都女子大学と連携協定を締結しました。手話の表現で歌う(手歌/しゅか)サイン隊と、声で歌う声隊がともに奏でる音楽は、可能性に溢れた未来世代の芸術創造です。
2023年キッズデザイン賞受賞、2024年2月ウィーン(オーストリア)の財団が主宰するバリアフリーの国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』を受賞しました。 (https://elsistemaconnect.or.jp/index.html)

ホームページ:https://elsistemaconnect.or.jp/activity/whc-nippon/index.html
公式instagram:https://www.instagram.com/whcn_official/

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/6/100205-6-ceb6963445c2df7dd8c0ad33ed432a1f-2362x1575.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サイン隊の練習の様子。白い手袋を両手に着けます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/6/100205-6-389344d050e8dc530e2e05976f565632-2738x1825.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
声隊の練習の様子。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/6/100205-6-8e4b0d46b1109b16096804b4f5d25b9b-2121x1414.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
手を広げて手歌パフォーマンスの練習中。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100205/6/100205-6-ca1d25bfad8fa20d00d9b3b95bb4ffef-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
オーストリア国会議事堂前での集合写真


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