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浪江町の住民の想いをアートにした「なみえの記憶・なみえの未来」第三弾が浪江駅西側に出現

PR TIMES / 2023年3月14日 16時45分

東日本大震災により全町避難を経験した福島県浪江町で、住民が残したい記憶と創りたい町を屋外アートに

一般社団法人NoMAラボ(代表理事:高橋大就)は13日、東日本大震災により全町避難を経験し、もともといた人口約2万1千人が現在約2千人となっている福島県浪江町で、住民が残したい記憶と創りたい町の姿を屋外アートとして町中に掲出していく「なみえアートプロジェクト『なみえの記憶・なみえの未来』」の第三弾アートを、JR浪江駅西側にある「STUDIO B-6」の外壁に掲出しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/101185/6/resize/d101185-6-31a6ef0d475158d3289f-0.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/101185/6/resize/d101185-6-c15c9225c72687304cf8-1.jpg ]



第三弾アートのテーマは、アートが掲出された浪江町川添地区の住民のみなさんへのヒアリングによって決められ、残したい「なみえの記憶」は、地区の住民の心の拠り所である「國玉神社(くにたまじんじゃ)」で毎夏行われる「夜籠り(よごもり)」と呼ばれる地区の盆踊りになりました。つくりたい「なみえの未来」は、大人も子供も、古くから住んでいる人も新しく来た人も、入り混じりつながりながら、楽しく「共生するコミュニティ」でありたいという想いをアートにすることになりました。

アートの制作は、第一弾、第二弾と同様に、国内外の主に知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、アートデータを軸にした様々な事業を通して福祉を起点に新たな文化の創出を目指す福祉実験ユニット、株式会社ヘラルボニー(岩手県盛岡市、代表取締役:松田崇弥・松田文登)に依頼し、「なみえの記憶『國玉神社の夜籠り(盆踊り)』」は北村彰吾さん、「なみえの未来『共生するコミュニティ』」は本田雅啓さんに描いていただきました。

アートは、浪江駅西側に建築設計事務所fimstudioが東日本大震災時に建設された木造仮設住宅を再利用して作った事務所兼シェアプレイス「STUDIO B-6」の外壁に掲出されました。


なみえアートプロジェクト「なみえの記憶・なみえの未来」について

なみえの住民の方々が残したい町の記憶と、なみえの住民の方々が実現したい町の姿を、町中の屋外アートによって表現することで、残したい町の記憶を紡ぎ、実現したい町の姿を共有することを目指すプロジェクトです。
アートのテーマについては、残したい町の記憶と、実現したい町の姿、それぞれについて住民のみなさんに集まっていただいて話し合いにより決定しています。
アートは、「異彩を、放て」をミッションに掲げる、株式会社ヘラルボニーのアーティストに制作して頂くことで、なみえを、誰もが自分らしく、異彩を放てる町にしたいという想いを込めています。
今後も、浪江町内各地の屋外に、『なみえの記憶・なみえの未来』のアートを順次掲出していくことを予定しています。


第三弾アートについて

<なみえの記憶>
テーマ:「國玉神社の夜籠り(盆踊り)」
アーティスト:北村 彰吾(PICFA)
第三弾アートの「なみえの記憶」のテーマは、住民の間での話し合いの結果「國玉神社の夜籠り(盆踊り)」に決まりました。「國玉神社(くにたまじんじゃ)」は、浪江町川添地区の住民の心の拠り所であり、「夜籠り(よごもり)」と呼ばれる毎夏行われる地区の盆踊りでは、川添の神楽が舞われ、住民は夜遅くまで歌い、踊り続けました。その賑わいの様子が、神楽の獅子舞と踊り子を描いたステンシル画により表現されています。

<なみえの未来>
テーマ:「共生するコミュニティ」
アーティスト:本田 雅啓(PICFA)
第三弾アートの「なみえの未来」のテーマは、「共生するコミュニティ」。大人も子供も、古くから住んでいる人も新しく来た人も、入り混じり、つながりながら、楽しく共生するコミュニティでありたい。そんな町のみなさんの願いからインスピレーションを得て、明るい未来とそこにつながる道のイメージが筆一本で表現されています。

<掲載場所>
「Share Place STUDIO B-6」の外壁
(浪江町大字川添字佐野51-4)

<協賛・協力>
協賛:浪江町建設業組合、アクセンチュア株式会社 有志社員ご一同様
協力:fimstudio


ヘラルボニーについて

ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニットです。
国内外の主に知的障害のある作家、福祉施設と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸とするライセンスビジネスをはじめ、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込む、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。これらの社会実装を通じて「障害」のイメージ変容と、福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。
社名である「ヘラルボニー」は、知的障害のある両代表の兄・松田翔太 が7歳の頃自由帳に記した謎の言葉です。「一見意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めています。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
公式サイト: https://www.heralbony.jp
       https://www.heralbony.com


NoMAラボについて


[画像3: https://prtimes.jp/i/101185/6/resize/d101185-6-e9bbc51637ae8c201508-2.png ]

一般社団法人NoMAラボは、「ゼロになった町から、この国一番のワクワクを。」をモットーに、福島県浜通り地域等において、住民主体のまちづくりと、住民の生活環境改善や課題解決につながるビジネスづくりに取り組んでいます。



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