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一風変わった決まりごとで「教育のあたりまえ」に一石を投じる さやか星小学校が「変な校則」を6月24日(月)から初公開

PR TIMES / 2024年6月19日 16時45分

~東京・霞が関駅|長野・軽井沢駅で掲出開始~

 2024年4月に開校した長野県佐久市の「さやか星小学校」(運営:学校法人西軽井沢学園、所在地:長野県北佐久郡御代田町、理事長:奥田健次)は、「教育のあたりまえを変えていく。」という当校のメッセージに基づいた一風変わった決まりごとを「変な校則」と名付けて、長野県・軽井沢駅と東京・霞が関駅で公開いたします。軽井沢駅では6月24日(月)から6月30日(日)、霞が関駅では6月28日(金)から7月4日(木)にて掲出予定で、教育に関わるすべての方に向けて、現在の「教育のあたりまえ」に対する一石を投じる狙いをこめています。



[画像1: https://prtimes.jp/i/108816/6/resize/d108816-6-604080939b5035b16832-5.jpg ]

■「変な校則」とは
 現在の我が国の教育は「成績が良い子」「勉強が良くできて頭が賢い子」「品行方正な子」など高偏差値でいわゆる優等生な子どもが評価されやすく、そのひとつの“ものさし” (シングルものさし)で測られることが多いのが現状です。しかし、本当に子どもたちの育ちに資する教育とは、ひとつのものさしだけで評価するのでなく、一人ひとりの強みや個性を伸ばし、多様なものさしで子どもの可能性を発見すること。当校では、これを「マルチものさし」と呼んで、「教育のあたりまえを変えていく。」というメッセージを発信してきました。今回、そのメッセージに基づいた、従来の小学校とは異なる新しい教育方針・カリキュラム・ルールなど、さやか星小学校の一風変わった決まりごとを「変な校則」と名付けて交通広告を中心に公開します。

■「変な校則」の公開先
 6月24日(月)から長野・軽井沢駅、6月28日(金)から東京・霞が関駅で交通広告をそれぞれ1週間掲出します。学園が所在する信州の玄関口として首都圏から約1時間でアクセスできる軽井沢駅、また、教育をはじめ我が国の様々な基準となる”ものさし”をつくっている省庁が集まる霞が関駅に掲出します。霞が関駅は、当校が実践する「マルチものさし」の考え方が、日本の教育の新たな選択肢として拡がっていくことを願って、現在の「教育のあたりまえ」に対する一石を投じる狙いをこめてこの場所を選びました。

公開先概要
・北陸新幹線 軽井沢駅
 掲載箇所:改札内の複数箇所
 掲載期間:6月24日(月)~6月30日(日)
※本件につきまして、駅係員へのお問い合わせはご遠慮下さい。

・東京メトロ 千代田線 霞ヶ関駅
 掲載箇所: 虎ノ門方面改札外(出口A10階段付近)
 掲載期間:6月28日(金)~7月4日(木)
※本件につきまして、駅係員へのお問い合わせはご遠慮下さい。

■公開クリエイティブの紹介
[画像2: https://prtimes.jp/i/108816/6/resize/d108816-6-a421396b4de16e70344d-9.jpg ]

 「教育のあたりまえを変えていく。」というメッセージに基づいた一風変わった決まりごとによって新たな世界へ自ら向かう子ども達を、教育の象徴である「黒板」と「チョーク」をモチーフとして活用し、子ども達の学びや育ちの軌跡を描いています。できないと思っていたことができるようになったり、行けなかったところへ行けるようになったりと、子ども達自身の可能性が開花し、新しい道を切り開き、新たな世界へ飛び出していく様子を表現しています。

 「変な校則」を紹介しているそれぞれのデザインでは、子どもたちが未来への羅針盤となる「星」に向かいながらも、新たな世界へ飛び出していく3つの様子を描いています。まるで、深海を勇敢にどこまでも突き進んでいく子どもたちの姿では、泡を何層にも重ねることで深さを出し、より一層深く考え行動に踏み切る力を身につけていく様子を表現しています。また、ロケットのように無限の宇宙へ飛び出していく子どもの姿は、力強い大量の噴射や広がっていく雲によって勢いを感じさせることで、自分自身の得意を伸ばし世界で飛躍していく様子を表現しています。そして、子ども同士それぞれの発する波紋が美しく交わっていく姿は、対人関係において自らが考えながら適切な距離をとり、お互いに影響を与え合いながら他者とのコミュニケーションの取り方を学び、成長していく様子を表現しています。

 デザインと合わせて、「変な校則」の詳細説明ではさやか星小学校の教育方針・カリキュラム・ルール、そこにこめた想いなども紹介しています。

■「変な校則」の詳細説明
[画像3: https://prtimes.jp/i/108816/6/resize/d108816-6-eee940eb8b2c46a0cba1-10.jpg ]

・さやか星小学校は授業で脱線します。
 当校が実践するのは子どもの学習進度や興味に合わせる「パーソナライズ学習」です。学びの途中の脱線は大歓迎で、脱線は「深掘り学習」と考えています。決められたカリキュラムで進めていく「教育のあたりまえ」を変えていきます。

・さやか星小学校は教師が「教える」のをやめます。
 指導される側、指導する側の一方通行をなくし、教師も子どもから学び、創り出す「学びクリエイター」として子どもとともに学んでいく学校です。教師が決まっている答えを教え、子どもは教えられたことを受け取るという「教育のあたりまえ」を変えていきます。

[画像4: https://prtimes.jp/i/108816/6/resize/d108816-6-4706dd928a070d38b74b-11.jpg ]

・さやか星小学校はみんなに同じ宿題は出しません。
 学習進度も理解度も一人ひとり違うため、課題や宿題も違います。「パ―ソナライズ学習」は学ぶ方法も人もそれぞれです。みんなに同じ宿題を教師が一方的に決めて出す「教育のあたりまえ」を変えていきます。

・さやか星小学校に通知表はありません。
 子どもたちの「できない」を指摘するより「できること」をもっと伸ばしていく、全員同じ基準で優劣をつける通知表ではなく、一人ひとりの得意なことを認める評価システムを取り入れています。年にたった数回の「シングルものさし」の通知表ではなく、学習や育ちの評価は日々確認すべきことです。みんなが一律の評価をうけ、人と比べる「教育のあたりまえ」を変えていきます。

[画像5: https://prtimes.jp/i/108816/6/resize/d108816-6-5a095e4978a80f1c8bc0-12.jpg ]

・さやか星小学校は親も学びの当事者です。
 当校では、親も教師も子どもと学び、そして新しい学びを創り出す「学びクリエイター」と位置付けています。学びの状況をデジタルツールで常に確認し、個別の学習目標に応じて学習内容をカスタマイズします。親は教師に全て任せるべきという考えや、親は学校で学ぶ存在ではないという「教育のあたりまえ」を変えていきます。

・さやか星小学校は子どもの「からかい」を問題視します。
 いじめはささいな「からかい」からも発生します。対人関係も学びのひとつと捉えて指導すると同時に、一方的な「からかい」が起きていないか、教職員は総出で目を光らせます。安心・安全な学校風土は、教職員のこうした強い意識によって醸成されるものです。ちょっとした「からかい」だから、子ども同士で解決すればよいという「教育のあたりまえ」を変えていきます。

■今後の展開について
 さやか星小学校は、看板だけではない「個別最適化」された学習を創り続けます。学校での学習のことを「教えること」と誤解されている方が多いようです。本来の意味は「本人が何かを獲得すること」であり、画一化された方法では、その獲得が進まない子どもも出てきます。当校では、子どもの学びを支援するために、支援や指導の方法を多様化していきます。「学びにも多様性」がある、ということです。
 当校では、たとえば通知表を廃止しています。これだけを聞くと、まるで子どもに対する評価をしないというふうに誤解が生じる場合がありますが逆です。通知表だと、年にたった2、3回だけ、しかもすべての子どもに同じ項目で評価しますが、当校では、毎日、学習や生活上の各種スキルを評価することを大切にしています。このことを実現するため、デジタル校務支援システムを専門企業と共同開発しています。この方法は、他の多くの公立学校、私立学校でも利用可能なものになっていくと考えています。
 また、当校では「見せるための行事」をやめました。従来の学校には、運動会や音楽会など、仕上がったものを保護者に見せようとして、相当な授業時間を削って集団行動を仕込んでしまおうとする、長年の常識があります。見せるための行事をやろうとすると、親や教師は他の子どもからの逸脱にストレスを感じ、子どもは他の子たちとの集団の動きを強制されます。加えて、行事のための準備で学習が遅れることで教師も子どもも余裕を無くします。実際、この発想で実践してみたところ、子どもたちは笑顔で参加し、運動会を見にきた保護者も満足し、練習で授業時間を削ることがないので、授業の進度にも大きな余裕が生まれました。その結果、発展学習や深掘り学習、学外講師による特別授業などを行う時間が増えて、子どもによっては1年生で、5年生の学習内容の一部を取り入れることもできました。
 さらに、いわゆる「ギフテッド」と呼ばれる子どもの育ちに対して、本校では専修学級を設置しています。通称「エジソン学級」と「ダヴィンチ学級」と名付けており、さらに少数できめ細やかなパーソナライズ学習、深掘り学習、発展学習、家庭支援を行っています。その子ども本人の学習進度や興味に学校側が合わせていきつつ、一方で、集団生活で必要なスキルを身につけていくための個別支援を行います。開校とともにスタートした「エジソン学級」では、転入学した子どもそれぞれにカスタマイズされた課題や環境設定が実現しており、大きな成果をあげています。
 今後、さらに子どもたちの学習を個別最適化するために、学校をあげて行動分析学とデジタルテクノロジーを使って創意工夫していきます。学校経営者、管理職、教諭、事務職員すべてが、「学びクリエイター」であり続けます。

■さやか星とアクセンチュアの関わりについて
 さやか星小学校の設立にあたっては、総合コンサルティング企業のアクセンチュアが一人ひとりの個性を伸ばし尊重しながら次世代人材を育成するという理念に賛同し、社会貢献活動の一環として約3年前から支援をしてきました。小学校のコンセプト開発や事業計画策定、クリエイティブ支援まで幅広く支援してきたほか、今回「変な校則」を作るにあたってはクリエイティブの作成およびその展開戦略を支援しました。

■アクセンチュアの社会貢献活動について
 アクセンチュアは、より持続可能で責任ある世界経済の実現に向け、クライアントやパートナー、地域コミュニティと協力しながら社会的課題の解決に取り組んでいます。なかでも事業活動を通じて培った「人材のスキル発揮を高めるノウハウ」を活かし、企業市民活動において全世界でSkills to Succeed(スキルによる発展)と呼ぶ統一テーマに取り組んでいます。高い実行力を持ったNPO団体等と協力して、 各国・地域固有の実情に合わせて選択した“人材スキル向上”に関わる諸テーマを推進し、2023年度は世界各地の約430万人に対してスキル向上の機会を提供しました。活動にあたっては社員の直接参加を重視しており、取り組みの企画から実行まで、多様な専門知識をもった多くの社員が主体的に参画しています。社員の「時間とスキル」の積極的な提供を通じて、標準化、IT活用、定量的管理、継続的改善といったさまざまなビジネスの手法を社会課題解決の領域に持ち込み、社会的インパクトを最大化することが私たちのミッションであると考えています。アクセンチュアの社会貢献活動については https://www.accenture.com/jp-ja/about/corporate-citizenship/skills-succeedをご覧ください。

■さやか星小学校について
 さやか星小学校は、一人ひとりの発達段階や学習進度に合わせたデジタルテクノロジーを駆使したパーソナライズ学習の提供と、多様な子ども同士の関わりによって相手を想いやる心を育むために行動分析学を用いた教育を実践する小学校です。
https://sayakaboshi.jp/
住所:長野県佐久市入澤152-1
教室数:5学級(1年生~4年生および専修学級)
全校生徒数:22人(4月9日入学時点)

■学校法人西軽井沢学園について
〒389-0201
長野県北佐久郡御代田町塩野3180-558
TEL/FAX: 0267-32-0541
Website: https://sayakaboshi.jp/
Mail : info@sayakaboshi.jp
Twitter: https://twitter.com/sayakaboshi
Instagram: https://www.instagram.com/sayakaboshi/
Facebook: https://www.facebook.com/sayakaboshi/
Note: https://note.com/sayakaboshi/

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