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世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」をデジタル上で体験できる「デジタルヘリテージセンター」を開設

PR TIMES / 2024年5月27日 17時15分

~メタバースで白川郷・五箇山の合掌造り集落を再現~



 このたび、岐阜県白川村と富山県南砺市は協働で、世界遺産としての合掌造り集落の魅力をデジタル上で体験できるWebサイト「白川郷・五箇山の合掌造り集落 世界遺産センター」(以下 「デジタルヘリテージセンター」)を公開しました。この「デジタルヘリテージセンター」には、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)の技術提供を受け、株式会社NTTドコモが企画開発し株式会社Relicが運営する、新たなつながりを結ぶメタコミュニケーション「MetaMe(R)(メタミー)」 をメタバースコンテンツとして採用しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115151/6/115151-6-4b759901455c4c57bd64a9d0d6362c06-2838x1666.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
白川郷・五箇山の合掌造り集落世界遺産センター(「デジタルヘリテージセンター」)
 世界遺産登録以来初の開設となる「デジタルヘリテージセンター」の構築により、両自治体が協働して、一つの資産としての合掌造り集落の魅力を伝えていきます。また、NTT Comはメタバース空間構築を通じて仮想空間ならではの体験やイベントを創出できる場(プラットフォーム)を提供することでより多くの人々の記憶に残る形で魅力を伝えることで、両自治体の課題解決に貢献します。1.背景
 「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は1995年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。以後現在では年間200万人を超える旅行者が訪れる観光地に発展しましたが、訪問客に対し資産の本当の魅力を伝えるコンテンツの整備が課題となっていました。また、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は岐阜県大野郡白川村と富山県南砺市に跨って登録されており、ひとつの資産として両自治体が協働で価値を伝えることが難しかったという課題もありました。
 今回の「デジタルヘリテージセンター」の整備は、これらの課題解決に向けた取り組みの一つであり、白川村・南砺市協働によりサイトの構築が実現しました。

2.「デジタルヘリテージセンター」の開設目的
 現在、世界遺産を擁する地域の多くでは、価値を伝え、関連情報を提供する世界遺産センター※を保有し、観光振興や保全活動に寄与していますが、当該エリアにはその機能を果たす施設がありませんでした。また、岐阜県大野郡白川村と富山県南砺市に跨って登録されており、両自治体が協働で一つの資産の魅力を伝えるコンテンツも不足しているという課題もありました。
 このたびの取組みにより、白川郷・五箇山を訪れる前の事前学習や実際に訪れて興味を持ったことをさらに深く学ぶなど、お客様それぞれのタイミングでWeb上から「デジタルヘリテージセンター」に訪問いただけます。合掌造りの「資産」が持つ魅力や今もなお人々が暮らす白川郷・五箇山の世界遺産集落への造詣を深め、住民の保存への思いにも共感が広がることをめざします。

3.「デジタルヘリテージセンター」の特長
 本デジタルヘリテージセンターではWeb上での疑似的な博物館体験をめざし、1つ1つのコンテンツから世界遺産としての合掌造り集落の魅力を深く学ぶことができます。白川郷・五箇山の歴史的な成り立ちから合掌造りが生み出された産業的な背景、合掌造りの構造や白川郷・五箇山における合掌造り家屋の違いなどにスポットをあて、その魅力をガイダンスしています。
 また、NTT ComおよびNTTドコモは技術協力として、「MetaMe」を活用したメタバースで合掌造り集落を散策・体験することができるコンテンツ「白川郷・五箇山ワールド」を構築し、合掌造り集落の仮想世界の中で相互交流が図れる空間を整備しました。このメタバース内では合掌集落のガイドや村民との交流、普段できない体験、さらに将来的にはイベントの実施など、仮想空間ならではの魅力を伝える場としての利用を想定しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115151/6/115151-6-026dde446a5f7de7b2e669afb08cd611-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
メタバースコンテンツ「白川郷・五箇山ワールド」
4.今後の展開
 今後、多言語での展開、仮想空間ならではの特別な体験・イベントの実施、校外学習など教育旅行の事前・事後学習への活用促進など、世界文化遺産の保全や理解促進等に役立てていきます。NTT Comは、「デジタルヘリテージセンター」のさらなる利用促進に向け、学び・観光の各分野から白川村・南砺市と協力し、MetaMe空間の利用を促進するコンテンツ提供や新たな取り組み等に努めていきます。

MetaMeは、株式会社NTTドコモの登録商標です。
※:世界遺産センターとは、資産の普遍的な価値や魅力を伝える展示や資産の保全を目的とした調査研究を行う博物館施設です。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115151/6/115151-6-ce917f2d3601a77b5a5f9a4f8f95b57e-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
メタバースコンテンツ「白川郷・五箇山ワールド」
【関連リンク】
白川郷・五箇山の合掌造り集落 世界遺産センター 

※観光で訪れる方は観光協会のサイトからもアクセスいただけます。
南砺市観光協会 
白川郷観光協会 

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