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第1回「有吉佐和子文学賞」受賞作品が決定!

PR TIMES / 2024年5月20日 12時45分



 
[画像: https://prtimes.jp/i/115515/6/resize/d115515-6-7af9794c46e17562643e-0.jpg ]

有吉佐和子記念館の開館を契機に、本市の偉人である有吉佐和子の顕彰に加え、文学について学ぶ機会を提供すること及び本市の文化的風土を醸成することを目的とし、令和5年12月に有吉佐和子文学賞を創設しました。自身のことや世の中のこと、和歌山への想いなどについて、思ったまま、感じたままに表現いただくことを目的としてエッセイの作品を募集したところ、全国各地から2,077作品(うち県外1,350作品)ものご応募をいただきました。

年齢別では10代から90代までのすべての年代の方からご応募いただき、最年少は中学1年生、最高齢は99歳の方でした。地域別では全国すべての都道府県在住の方に加え、海外在住の12人の方からもご応募があり、選考の結果、受賞作品が決定しました。

【受賞作品一覧】
最優秀賞
「手紙」 日沼 よしみ(山梨県南アルプス市)

概要
病に倒れた夫を介護する日々を過ごす作者が、若かりし頃夫から受け取った手紙の束を見つけ、夫からの思い、そして共に過ごした歳月の記憶が甦り、前向きで力強く心が動いていく様子を表現した作品。

意見聴取員 コメント
夏目漱石の同タイトルの短編小説があるが、この作品は夫婦の絆と愛の話。
SNSの発達でどんなに離れていても瞬時に連絡を取り合えることが当たり前の世の中で、手紙の温かさが伝わってくる作品。文通や公衆電話でのやり取りは現代の若者には想像もできない長い時間が二人には流れていたことを、流れるような文章で綴っている。夫婦の愛と繋がりの強さが、心に迫る素晴らしい作品。



・優秀賞
「杜鵑草」原 徹 (愛媛県伊予郡松前町)

・佳作
「胸の中でひかるもの」桑原 祥恵(東京都足立区)
「私を生かす心の栄養」後藤 里奈(東京都杉並区)
「和歌山にて、星を繋ぐ。」武智 弘美(兵庫県神戸市)
「継承の地」松村 典子(大阪府大阪市)
「梅騒動」森 美恵子(福岡県福岡市)

・奨励賞
「姉になった日」鏑木 花野(東京都板橋区・クラーク記念国際高等学校)
「八週五日」谷 和佳乃(和歌山県岩出市・智辯学園和歌山高等学校)
「インスタントコーヒーの粉」辻 拓真(和歌山県和歌山市・和歌山市立西脇中学校)
「酒という謎」芳賀 永都(宮城県仙台市・東北学院高等学校)
「高校生が愛について考えてみた結果」藤田 椛子(神奈川県横浜市・ホライゾンジャパンインターナショナルスクール)
※奨励賞は中学生および高校生の作品のみ対象です

選考 


有識者等による意見聴取を経て、受賞作品を決定しました。
<意見聴取員> 恩田 雅和(有吉佐和子記念館館長)
        河野 和憲(株式会社彩流社取締役社長)
        坊 美生子(株式会社ニッセイ基礎研究所 准主任研究員)
        中村 祐佳子(福島小学校校長)
表彰式 


日時:令和6年6月2日(日) 13時30分から
場所:有吉佐和子記念館(和歌山市伝法橋南ノ丁9)
作品公表


受賞作品は、表彰式後、市ホームページ等に掲載します。

※ 本文学賞は、塚本治雄基金を活用しています。

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