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日本古来の服の知恵と心を纏う2024年の石徹白洋品店のギャラリー企画未来を拓く民衣 ~渋澤民俗学から学んだこと~

PR TIMES / 2024年5月29日 10時45分

7/14には渋澤寿一氏 「森と算盤」出版記念トークイベントも開催予定



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ギャラリー展示の様子

石徹白洋品店は縄文時代から続く標高700メートルの小さな山間集落・岐阜県の石徹白の地で、農作業用として継承されているほとんど布に無駄のない直線裁断の服を復刻させ、『用の美』と『造形美』そしてそこに宿る精神性を次の世代に伝えていくため日々ものづくりを続けています。
石徹白は豪雪地帯のため、11月~4月は休業しており、ベストシーズンである4月末から10月末までの半年間のみ本店を営業しています。毎年営業期間中にギャラリー展示を実施しており、今年は「未来を拓く民衣 ~渋澤民俗学から学んだこと~」と題した展示を行っています。
渋澤民俗学とは渋澤栄一氏の後継者であった渋沢敬三(1896-1963)、宮本常一(1907-1981)、そして渋澤寿一(1952-)の三方に通ずる民俗学へのスタンスに感銘を受け共感した私たちがつくった言葉です。多様で豊かな日本の風土と暮らしを失わぬよう尽力されてきたこの三方に通じる精神性や民俗学へのスタンスについて、私たちが考えるところを展示しております。また、7月14日には渋澤寿一氏の新刊「森と算盤」が今年5月末に出版されたことを記念してトークイベントも開催いたします。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119362/6/119362-6-a27348cfe6a7e24133591f1aeb0da754-724x1144.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

渋澤敬三氏と民俗学
渋沢栄一の孫である渋澤敬三氏は、日銀総裁、大蔵大臣を務めるなど日本の経済界を牽引した人物ですが、もう一つの顔として民俗学にも精通していました。郷土玩具などの研究をするための「アチック・ミューゼアム」を創設。日本民俗学の礎を築きあげたといわれています。
宮本常一氏と石徹白
民俗学者であり農村振興の実践者である宮本常一氏は渋澤敬三に目をかけられ、日本各地の農山漁村を歩いて訪ねていました。実は石徹白にも2回調査で訪れていることが「越前石徹白民俗誌」に記されています。宮本常一氏の文章からは調査先での地域・人・文化に対する尊敬や羨望、そして時に悲しみをも含む愛が溢れています。



[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119362/6/119362-6-60776d30d22cec68ef1ba11b6c643538-830x1214.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
森と算盤 地球と資本主義の未来地図
渋澤寿一氏が教えてくれた「聞き書き」
「聞き書き」とは、いわゆる郷土史や歴史書に著されてこなかった人々の感情を浮き彫りにするもの。正しい事実であるかどうかではなく、1人の人がどう感じ、どう考え、どう捉えて、この土地で生きてきたか。聞き書きはただの知識や事実を知るためのものではありません。渋澤敬三氏のひ孫にあたる渋澤寿一氏が「聞き書き」とは何かを教えてくれたことがきっかけで今の石徹白洋品店があります。石徹白洋品店は、よりよく生きようと常に試行錯誤を繰り返してきた石徹白の先人たちが身につけてきた”民衣”を「聞き書き」を通じて知るなかで、生きるための知恵、そして心の在り方を学んできました。今回渋澤寿一氏の新刊「森と算盤」にも石徹白洋品店について触れていただいています。



伝統的に行われた直線裁断を中心に据えることや、石徹白の地の植物で草木染め・藍染を行い、民衣を継承し創造を続けること。石徹白洋品店は、時代を超えた”渋澤民俗学”として次世代に受け渡していけたらと切に願っています。
■ギャラリー企画「未来を拓く民衣 ~渋澤民俗学から学んだこと~」概要
会場:石徹白洋品店本店(岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18)
2024年は10月末まで営業しております。
完全予約制での営業となりますので、下記リンク先よりご予約をお願いいたします。
予約お申し込み https://itoshiro.org/products/reservation2024


■渋澤寿一氏 「森と算盤」出版記念トークイベント概要
日時:2024年7月14日(日)
トークイベント15:00開場15:30開始17:30まで 交流会18:00開始20:00終了予定
会場:石徹白洋品店本店(岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18)
参加費:トークイベント 3,000円(「森と算盤」一冊込み)交流会 3,000円
お申し込み https://itoshiro.org/products/talkevent20240714

【今後の国内展示会/商談会のお知らせ】
石徹白洋品店 HAGISO POP UP
日程:6月28日(金)~30日(日)12:00-17:00
会場:HAGISO(東京都台東区谷中3丁目10-25)
ててて商談会
日程:6月12日(水)~14日(金)
会場:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F ブース番号:A-09


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119362/6/119362-6-627d9ccf566cb1ddf4b5e2a8196cf9da-1286x1092.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■石徹白洋品店について
石徹白洋品店は、岐阜県の奥美濃の小さな集落・石徹白地区にて縄文時代から継承されてきた伝統の野良着(たつけ)を復刻し、現代のライフスタイルにあったデザインで服を制作。地域の植物を採取、草木染や藍染を行い、自然素材を生かした服づくりに取り組んでいる。モノづくりを通じて進めてきた地域活性化の取り組みが評価され、共同通信社らが主催する第12回地域再生大賞の準大賞を2022年に受賞。現在ロンドンで開催中の日本の民藝に特化した英国史上最大の展示会”MINGEI: ART WITHOUT HEROS”にて石徹白洋品店が選定され現代の民藝を象徴する”エココンシャスブランド”として紹介されている。
instagram:https://www.instagram.com/itoshiroyohinten/
公式サイト:https://itoshiro.org/

お問い合わせ
石徹白洋品店 本店
e-mail: info@itoshiro.org,
TEL/FAX: 0575-86-3808(平日10:00-16:00)


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119362/6/119362-6-55c65cdc7212c27a0c3f2d229a6c9255-872x624.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



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