【宅配買取サービスに関するアンケート調査】67.8%が「査定価格の不透明さ」に不安 宅配買取サービス利用者が求める透明性とは?
PR TIMES / 2025年1月28日 13時15分
利用者の信頼を得るには「複数業者の価格比較」 31.7%が支持
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128267/6/128267-6-1b8452cde5808cce40733a6f96f1e690-3072x1608.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シンガポールでマーケットプレイス事業を展開するVELVETT PTE.LTD.の日本子会社、ベルベットジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:原田大作、以下ベルベットジャパン)は全国の10代から60代の宅配買取サービスを利用したことのある全国の男女227名を対象とした宅配買取サービスに関するアンケート調査をインターネットで2025年1月14日に実施しましたのでその結果をお知らせいたします。
調査サマリー
【2025年度 宅配買取サービスに関する実態調査サマリー】
・買取サービスの利用実態、店舗持ち込みが46.6%で最多、次いで買取先としてのフリマアプリ利用が18.7%、宅配買取が11.4%、訪問買取は8.8%となった
・宅配買取サービス利用者の67.8%が「査定価格の不透明さ」に不安を感じていると回答
・「どの買取業者に依頼すればよいかわからない」と回答した人は38.3%、続いて「買取対象外になる可能性がある」37.9%と、業者選定や商品の適格性に対する不安も目立つ結果に
・宅配買取サービスの魅力として最も多かった回答は「自宅で手続きが完結する手軽さ」(60.4%)、次いで「送料・手数料が無料であること」(51.5%)、「梱包資材が無料で提供されること」(48.9%)が続き、利便性やコスト負担の軽減が高評価
・買取価格への納得感を高めるために最も重視されている要素は、「複数の業者から提示された買取価格の比較」(31.7%)と「査定価格の内訳や理由の明確化」(31.3%)
・実際の比較状況では「2~3社で比較した」が45.8%と最多である一方、「1社のみで比較せずに決めた」利用者も39.7%と、比較を行わずに利用を決定している層が一定数存在
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:10代~60代の宅配買取サービスを利用したことのある全国の男女
有効回答数: 227
調査実施日:2025年1月14日
調査背景
近年、自宅にいながら不要なものを手軽に売れる「宅配買取サービス」が注目されています。箱に詰めて送るだけの手軽さから利用者が増えている一方で、「査定額に納得できるのか」「ちゃんと適正価格で買い取ってもらえるのか」「配送中のトラブルはないのか」といった不安の声も少なくありません。
ベルベットジャパン株式会社は、今回、宅配買取サービスの利用実態をより深く理解し、利用者の不安や期待を明らかにするため、227名を対象にアンケートを実施しました。
今回の調査では「査定価格の納得感」「サービスの使いやすさ」「透明性」などのポイントに注目し、宅配買取サービスを利用する際にどのような点が重視されているのかを明らかにすることを目的としています。
調査結果
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1. 買取サービスの利用実態、店舗持ち込みが46.6%で最多、宅配買取も11.4%とフリマに次ぐニーズあり
まず始めに、全国の男女2000名を対象にどのような買取サービスを利用したことがあるのかを把握するための調査を実施しました。その結果、最も利用経験が多い買取方法は「リユースショップへの持ち込み買取」で、46.6%が利用経験ありと回答しました。
一方、今回の調査対象である「宅配買取サービス」の利用経験は11.4%、さらに「訪問買取サービス」は8.8%と、店頭持ち込み以外の買取サービスは、まだまだ成長余地が多くある状況が明らかになりました。
また、買取先としての「フリマアプリの利用」(18.7%)といった個人間取引のサービスは一定の支持を集めているものの、「買取サービスを利用したことがない」と回答した人も42.7%と高い割合を占めており、リユース市場全体の浸透度にはまだ課題が残されていることがわかりました。
これらの結果から、従来の「店舗への持ち込み」が主流であり続ける一方で、「宅配買取」や「訪問買取」など、自宅で手続きを完結できるサービスの利便性は十分に浸透していない可能性が考えられます。
さらに、多くの人が買取サービスを未経験(42.7%)であることから、サービスの存在やメリットの訴求、利用ハードルの低減が今後の課題といえるのではないでしょうか。
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2. 宅配買取サービス利用者の不安、最多は『査定価格の不透明さ』で約7割に
次に、宅配買取サービスの利用に関する不安要素を明らかにするため、先の設問で宅配買取サービスを利用したことのある227名を対象に、「宅配買取サービスを利用した際にどのような点に不安を感じたか」というアンケート調査を実施しました。
その結果、67.8%が「査定価格が適正かどうか分からない」と回答し、最も多くの利用者が不安を感じているポイントであることが明らかになりました。
また、「どの買取業者に依頼すればいいかわからない」(38.3%)や「買取対象外になる可能性がある」(37.9%)といった声も多く、価格の透明性だけでなく、業者選びや商品の査定可否に対する不安も明らかになりました。
一方、「特に不安を感じる点はなかった」と回答した方は8.8%にとどまり、90%以上の利用者が何らかの懸念を抱えている状況が伺えます。
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3. 宅配買取サービス利用者の6割超が『自宅で完結する手軽さ』に魅力を感じている
次に、宅配買取サービスの魅力について尋ねたところ、「自宅で手続きが完結すること」が60.4%で最も多くの支持を集めました。
次いで、「送料や手数料が無料であること」(51.5%)や「梱包資材が無料で提供されること」(48.9%)といったコスト負担の少なさも多くの利用者に評価されており、手軽さと経済的なメリットが重視されていることがわかりました。
また、「手続きに手間がかからないこと」(38.8%)や「不用品をまとめて一度に処理できること」(37.4%)も多くの回答を集めており、利用者が時間や手間をかけず、効率的に不要品を処分できる点を魅力と感じていることが浮き彫りとなりました。
一方で、「査定価格に納得できたこと」や「買取スピードの速さ」を挙げた方はいずれも17.6%と比較的少なく、利便性やコスト面のメリットが優先されている傾向が見られます。特に「幅広い商品が買取対象だったこと」(14.5%)といった点は少数にとどまっており、買取対象の広さよりも、簡便さや負担の少なさが重視される傾向が強いことが明らかになりました。
全体として、宅配買取サービスの魅力は「自宅で完結する便利さ」と「コスト負担の軽減」に集中しており、利用者が求めるのはシンプルでわかりやすい体験であることがうかがえます。
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4.宅配買取サービスの納得感向上には『価格比較の仕組み』と『査定理由の明確化』が重要に
そして、宅配買取サービスの買取価格への納得感を高めるために重要と考えられる要素について尋ねたところ、「複数の業者から提示された買取価格を比較できる仕組みがあること」が31.7%で最も多くの支持を集めました。
次いで、「査定価格の内訳や理由が具体的かつ明確に説明されること」が31.3%と僅差で続いており、多くの利用者が価格の透明性と比較のしやすさを求めていることがわかりました。
さらに、「事前に査定価格の目安を簡単に確認できること」(19.4%)という回答も一定数あり、サービスを利用する前に大まかな価格を知りたいというニーズも見受けられます。
一方で、「査定価格が保証され一定価格以下にならない仕組みがあること」は17.2%と比較的低い割合にとどまり、価格保証よりも「どのように価格が決まっているのか」「他の選択肢と比較できるのか」といった要素が優先されていることが明らかになりました。
この結果から、利用者が納得して宅配買取サービスを利用するためには、単に価格を提示するだけでなく、その根拠や比較材料をしっかりと提示することが求められていると言えます。特に、複数業者の見積もりを比較できる仕組みや、査定理由の説明を強化することが、利用者の信頼を高めるための重要なポイントであることが浮き彫りになりました。
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5.宅配買取サービス利用者の4割が『1社だけ』で決定、比較の手間が課題か
最後に、宅配買取サービス利用時の買取価格の比較状況について尋ねたところ、「2~3社で比較した」という回答が45.8%で最多となりました。
次いで、「1社のみで比較せずに決めた」が39.7%と、多くの利用者が比較せずに利用を決定している現状も明らかになりました。
一方、「4~5社で比較した」8.4%、「6社以上で比較した」6.2%と、複数の業者を幅広く比較する層は少数派にとどまっています。この結果から、価格比較を重要視する利用者が一定数存在するものの、比較範囲が限られている現状が浮き彫りとなりました。
特に、1社のみで決めた利用者の多さからは、「比較の手間」や「情報不足」が要因として考えられます。宅配買取サービスにおいて、価格納得感を高めるためには、利用者が複数の業者から簡単に見積もりを取得できる仕組みや、比較のしやすさが求められていると言えます。
この調査結果は、サービスの利便性を維持しながら、より透明性の高い価格比較機能の導入が求められていることを示しています。
今回の調査では、宅配買取サービスにおける利用者の不安要素や魅力、そして買取価格の納得感を高めるために求められている要素が明らかになりました。調査の結果、特に「査定価格の不透明さ」や「買取業者の選択基準の不明確さ」といった課題が浮き彫りとなり、多くの利用者が価格の透明性と信頼性を重視していることが確認されました。
一方で、「自宅で手続きが完結する利便性」や「送料・手数料が無料であること」が高く評価され、サービスの手軽さと経済的負担の軽減が利用者の大きな魅力となっていることも明確になりました。
また、買取価格への納得感を高めるために最も重視されている要素として、「複数業者の価格比較ができること」「査定価格の理由や内訳の明確化」が高い支持を集めました。
しかし、実際の買取価格の比較状況を見ると、「2~3社程度で比較した」45.8%に対し、「1社のみで決めた」利用者が39.7%と、比較の手間や情報不足から十分な比較が行われていない実態も浮かび上がりました。
これらの結果から、宅配買取サービスの利用者は、価格に対する納得感と利便性を求めつつも、比較や情報収集の負担が課題となっていることがわかります。今後の宅配買取サービスの発展には、複数の買取業者による価格比較のしやすさや、査定理由の説明強化など、透明性と信頼性を高める取り組みが求められるでしょう。
今回の調査は、宅配買取サービスの現状を定量的に可視化し、利用者が本当に求めている「納得感」「利便性」「透明性」の要素を明確に示す貴重なデータとなりました。これらのニーズに応えるためのサービス改善や新たな仕組みの導入が、今後のリユース市場全体の発展に寄与することが期待されます。
ベルベットジャパン株式会社 代表取締役 原田大作によるコメント
宅配買取サービスの本質は、フリマアプリやオークションなどの個人間取引が怖くて利用できない、利用したくない、面倒くさいという方が、プロの鑑定士による安心安全な金額査定と、出品や配送に気を遣わない簡単な取引方法にあると考えています。しかし、現状の宅配買取市場では、利用者が本当に納得して利用できる環境がまだ整っているとは言えないことが、今回のアンケートで明確になりました。特に「査定価格の不透明さ」や「買取業者の選択基準の不明確さ」は宅配買取を利用する方の大きな懸念となっています。それらを解決しようとしている一括査定サイトや買取比較サイトなども存在しますが、一度査定依頼すると複数業者から電話やメールで必要以上に追いかけられ嫌な思いをしたり、査定提示される金額こそ高いものの、最後には足元を見られて値段を下げて売却となったなど、トラブルの声もよく聞きます。また買取店にとっても、強靭な営業力や顧客巻き込み力がないと買取成立しにくく、本来入札金額で勝負すべきところ、正直な買取店が損をするような歪な形になってしまっているという相談も多く寄せられてきました。
この課題に対して、ベルベットジャパンではこれらの課題の解決を目指すCtoB買取サービス『IKURAS(イクラス)』を開発中です。
フリマアプリ感覚のオンライン体験で簡単に自宅の不用品を出品でき、複数の買取店が入札し合うことで、高値で納得感のある価格での売却を実現します。
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ベルベットジャパン株式会社 代表取締役 原田 大作2011年にザワット株式会社を創業、C2Cフリマアプリを越境グローバル市場で展開。2017年2月、株式会社メルカリにM&Aにより参画。メルカリの新規事業を担う株式会社ソウゾウの代表取締役社長を経験後、2019年7月よりフリマアプリ「メルカリ」、Head of Product/Newbiz、2020年1月よりメルカリグループ経営戦略室Directorを歴任。メルカリ退職後、2022年10月にVELVETTをシンガポールと日本で創業、代表取締役に就任(現在に至る)
会社概要
会社名:ベルベットジャパン株式会社 (VELVETT Japan, Inc.)
シンガポール本社:VELVETT PTE.LTD.
日本子会社:ベルベットジャパン株式会社
所在地:東京都中央区日本橋大伝馬町13-7
設立:2023年2月
事業内容: 古物取扱商・マーケットプレイスの開発
IKURAS(イクラス)オフィシャルサイト
https://ikuras.app/
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