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ハクオウロボティクス 自動フォークリフト「AutoFork」、東京ロジファクトリー物流倉庫にてエレベーターとの自動連携搬送に成功。連携システムにOcta Roboticsの「LCI」を採用。

PR TIMES / 2024年6月21日 17時40分



株式会社ハクオウロボティクス(代表取締役:鈴木 智広)は、東京ロジファクトリー株式会社(取締役社長:細川 武紀)の物流倉庫において、自動フォークリフト「AutoFork」による、荷物用エレベーターとの自動連携を実証しました。

今回の実証実験では、「AutoFork」がエレベーターと連携し、エレベーターを呼び出し、パレットをエレベーター内に自動搬送。さらに、エレベーターが別のフロアへ移動後、別フロアの「AutoFork」がエレベーター内のパレットを自動取得できることを実証しました。

エレベーター連携には株式会社Octa Robotics(代表取締役 鍋嶌 厚太)が開発したロボット連携システム「LCI」を採用し、荷物用エレベーターと「AutoFork」との自動連携を実現しています。(※「LCI」はロボットと建物設備(エレベーター、自動ドア、セキュリティ)との連携を可能とし、ロボットが建物内を自由に移動できるシステムです。)

物流2024年問題の解決策として、自動フォークリフトによる倉庫内の自動化・効率化の実現が求められています。さらに、複数階の物件が多い物流倉庫では、エレベーターとの連携による縦方向の自動化・効率化も重要視されています。
今回の実証技術が実用化されることで、自動フォークリフトによるフロア内の横搬送とエレベーター連携機能による各フロア間の縦方向搬送の自動化・効率化が期待されます。

この実証実験の様子は、株式会社ハクオウロボティクスのYouTubeチャンネルにてご覧いただけます。

なお、ハクオウロボティクスは2024年9月10日(火)~13日(金)開催される国際物流総合展に出展予定です。

実証実験時の様子
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128340/6/128340-6-3b803ba0cce32e60345fe647710edd34-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


実証実験時の動画
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=z6Z-FhY07AM ]

■実証実験の内容
「AutoFork」による以下の動作を実現しました。

(1)エレベーター連携によるパレット自動搬入作業
1.倉庫1階において、「AutoFork」が仮置き場のパレットを一括認識
2.「AutoFork」がエレベーター手前に到着後、「LCI」を介してエレベーターを呼び出し
3.パレットをエレベータ内へ自動搬入
4.パレットを搬入後、エレベーター2階への搬送を指令し、移動を完了

(2)エレベーター連携によるパレット自動搬出作業
1.「AutoFork」が「LCI」を介してエレベーターが2階に到着したことを確認し、エレベーター手前に移動
2.エレベーターの戸開を確認し、パレットを自動搬出
3.倉庫2階の指定ゾーンにパレットを自動搬送
4.全てのパレットを搬出後、戸閉指令を出し、作業を完了

■技術の特徴
物流倉庫のエレベーターは荷物の輸送を目的とし、積載量が大きいことが特徴です。今回の実験では積載荷重4tの荷物用エレベーターにて実験を行いました。

エレベータの制御盤にはOcta Robotics製 「LCI Box」が接続されており、同社のクラウドサービス「Octa Link」を介して、4G回線を使って自動フォークリフト「AutoFork」と通信します。
このシステムを利用して「AutoFork」は、エレベーターの呼び出し、ドアの開閉状態の確認、荷物の積み降ろし、他階層へのエレベーターの移動を自動で実行します。

重量物を積載してエレベーター内へ進入する際には、エレベーターが倉庫の床面より沈み込む現象が発生します。これによりエレベーターの”かご”自体が揺れるとともに、出入口に段差が生じます。「AutoFork」は、独自の制御技術によりそのような状況でも安定して搬送作業を行なうことができます。

■今後の展望
ハクオウロボティクスは、エレベーター連携機能の実用化を目指すと共に、その他物流設備とロボットとの連携の取り組みを強化してまいります。


会社概要
東京ロジファクトリー株式会社
企業ドメインは、「物流商品製造業」物流業界における先進的なソリューションに挑み、
効率的な物流センター運営を行っています。

所在地 :東京都立川市曙町二丁目38番5号 立川ビジネスセンタービル6階
設立  :2010年10月1日
代表者 :取締役社長 細川 武紀
従業員 :グループ計・1,500名
資本金 :3,000万円
グループ会社 :
     東京システム運輸ホールディングス株式会社
     東京ユニオン物流株式会社
     東京ビジョンクリエイト株式会社
URL :https://www.tokyo-system.co.jp/tlf/

株式会社Octa Robotics
「ロボットをあたりまえのインフラに」
ロボットの活躍を妨げるあらゆる障壁をとりはらう

所在地 :本社/東京都文京区向丘2-3-10 東大前HiRAKU GATE
    :つくばオフィス/茨城県つくば市吾妻2-5-1
     (つくばスタートアップパーク内)
    :つくば実証フィールド/茨城県つくば市御幸が丘34
     (プロロジスパークつくば3「inno-base TSUKUBA」)内
設立  : 2021年5月6日
資本金 : 2,960,785円
代表者 : 代表取締役 鍋嶌 厚太
事業内容:標準化コンサルティング、設備連携サービスの提供、移動ロボットアセットの提供
URL  : https://www.octa8.jp/

株式会社ハクオウロボティクス
『「モノを運ぶ」のない世界へ』
人が物を運ぶ手間をなくし、あらゆる物流作業を革新する

所在地 :東京都荒川区南千住8-5-7 白鬚西R&Dセンター 202
設立  :2022年12月6日
資本金 :990万円
代表者 :代表取締役 鈴木 智広
事業内容:産業用自動走行ロボットの開発・販売、搬送管理ソリューションの提供
URL  :https://hakuou.co.jp/


お問い合わせ
[株式会社ハクオウロボティクス]
報道関係・商品に関するお問い合わせ
https://hakuou.co.jp/contactpage/

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