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従業員のエンゲージメント向上施策、導入率と効果実感のギャップが顕在化。7割の企業が導入する「社内報・ニュースレター」が「効果を感じない施策」ランキング TOP3にランクイン

PR TIMES / 2024年6月11日 11時15分

【エンプロイーサクセス実態調査2024 vol.1】

株式会社PeopleX(本社:東京都渋谷区、 代表取締役 兼 CEO:橘 大地、以下:当社)は、企業の人事業務に従事する正社員(以下、人事)1031名、人事以外の業務に従事する正社員(以下、他職種)1026名を対象に「エンプロイーサクセス※1に関する実態調査」を実施しました。第一弾となる今回は、従業員の「エンゲージメント※2」向上のための施策をテーマとしています。

※1 エンプロイーサクセス:会社が社員を成功に導き、それによって業績を上げていくことを目指す、包括的な取り組み
※2 エンゲージメント:社員が仕事にたいして情熱をもち、組織の目標達成に貢献しようとする意欲がある状態




[画像1: https://prtimes.jp/i/139786/6/resize/d139786-6-4fb94eff9e16c8a28d01-0.png ]


調査背景


エンプロイーサクセスとは、会社が社員を成功に導き、それによって業績を上げていくことを目指す、包括的な取り組みを意味します。企業の採用計画に占める中途採用比率の上昇と増加傾向にある離職率、DXへの構造変化によるスキルアップ要請、人的資本経営開示によるエンゲージメント向上への関心といった企業を取り巻く環境の変化に対応した、新しい人事のパラダイムシフトです。

エンプロイーサクセスを構成する要素は、大きく「エンゲージメント」「イネーブルメント」「セレブレーション」の3つに分解できます。そのため、実現に向けて様々な施策に並行して取り組む必要があります。

今回、エンプロイーサクセスの実態を把握するために行った本調査から、エンゲージメント向上施策の17項目に焦点を当て、取り組み状況や満足度について分析を行いました。

<エンゲージメント向上施策>
[画像2: https://prtimes.jp/i/139786/6/resize/d139786-6-9fdb3da8018dc266a932-1.png ]



調査結果サマリー vol.1 エンゲージメント編


1.エンゲージメント向上施策の導入率ランキング
健康診断・産業医面談やストレスチェックなどの義務化・制度化されている施策に続き、社内コミュニケーションの活性につながるツール・施策の導入率が高い傾向。

2. 人事・他職種が効果を感じる施策ランキング
人事・他職種ともに効果を感じる施策は「働きやすさ」「健康に働くこと」の支援に集中、「報酬面」よりも重視する傾向。

3. 人事・他職種が効果を感じない施策ランキング
「社内報・ニュースレター」は7割の企業が導入する一方、人事・他職種共に効果が低いと感じている。施策の導入率と効果実感度は比例しない結果に。

4. 人事が導入したい・他職種が導入してほしい施策ランキング
人事が最も導入を希望する「経営層との交流」、他職種側でも5位にランクイン。

5. 未導入のエンゲージメント向上施策、実施できない理由ランキング
「導入を希望する施策」として人事が1位、他職種が5位に挙げた「経営層との交流」、導入ハードルは「決裁者が必要性を感じていない」。現場と決裁者間のギャップが明らかに。


調査結果詳細


1.エンゲージメント向上施策の導入率ランキング
人事と他職種を対象に、エンゲージメント向上のために導入している施策について質問したところ、1位「健康診断、産業医面談等のウェルビーイングサポート制度(84.5%)」、2位「ストレスチェック(77.8%)」、3位「ビジネスチャット等、社内コミュニケーションツール(76.6%)」、4位「オンライン会議ツールなどを活用したリアルタイムコミュニケーションの促進施策(72.8%)」、5位「社内報・ニュースレター(71.0%)」という結果となりました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/139786/6/resize/d139786-6-630f1d2be6c8515ac41e-2.png ]


健康診断・産業医面談やストレスチェックなど、義務化・推奨されている施策に続き、7割超の企業で柔軟な働き方や、その実現に役立つオンラインコミュニケーションを実現するツール・施策の導入がなされている様子が見て取れました。

2. 人事・他職種が効果を感じる施策ランキング
人事・他職種それぞれに、自社で導入されている施策のうち、その効果について質問したところ、人事・他職種ともに1位「フレックスタイム制やリモートワークなど柔軟な働き方の制度」、5位「成果給、業績連動ボーナスなど柔軟な報酬制度」という結果となりました。2位から4️位は順番こそ違えど「オンライン会議ツールなどを活用したリアルタイムコミュニケーションの促進施策」「ビジネスチャット等、社内コミュニケーションツール」「健康診断、産業医面談等のウェルビーイングサポート制度」がランクインしました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/139786/6/resize/d139786-6-408e99f56ecfc0e5f46f-3.png ]


人事・他職種ともに効果を感じる施策上位は「働きやすさ」「健康に働くための施策」に集中し、5位の報酬面よりも重視する傾向が見られました。

3. 人事・他職種が効果を感じない施策ランキング
同じく、効果を感じて“いない”施策について質問したところ、人事・他職種ともに1位は「ストレスチェック」。2~5位のうち3項目は「社内報・ニュースレター」「従業員満足度調査等の社内アンケート」「社員全員が集まる全社総会などのイベント施策」となり、順番こそ違えど人事・他職種同様のラインナップとなっています。

[画像5: https://prtimes.jp/i/139786/6/resize/d139786-6-10fb4408be4a11d4ab5f-4.png ]


7割の企業が導入する「社内報・ニュースレター」に対し、人事・他職種が感じる効果は薄い傾向となり、施策の導入率と効果実感度は比例しない結果となりました。

4. 人事が導入したい・他職種が導入してほしい施策ランキング
人事と他職種を対象に、自社で未導入だが導入を希望する施策について質問したところ、人事の1位が「定期的に経営層と直接交流できる施策」、他職種の1位が「明確な評価基準の開示」となりました。

[画像6: https://prtimes.jp/i/139786/6/resize/d139786-6-044e45657f0868f0bc74-5.png ]


人事、他職種ともに導入希望ランキングTOP5の項目は変わらず、求めている施策のズレがないという結果が見て取れます。「経営層との交流」が人事では1位、他職種でも5位に選出されており、経営層と従業員のさらなる交流に前向きな姿勢が見て取れました。

5. 未導入のエンゲージメント向上施策、実施できない理由ランキング
人事を対象に、「未導入だが導入を希望する施策」について、実施できない理由について質問したところ、多くの施策で「人手・リソースがない」「決裁者が必要性を感じていない」が挙げられました。

[画像7: https://prtimes.jp/i/139786/6/resize/d139786-6-60c11fcb66485263c050-6.png ]


人事が導入を希望する施策1位の「定期的に経営層と直接交流できる施策」について、実施できない理由1位が「決裁者が必要性を感じていない」となり、現場と決裁者の認識のギャップが明らかになりました。


詳細レポートのお申し込み先


より詳細なレポートをご希望の方は、下記よりお申し込みください。
https://peoplework.jp/contact/request/research202401


調査概要


調査時期:2024年5月10日から2024年5月13日
調査方法:インターネット調査
調査機関:マクロミル
調査対象:人事業務に従事する正社員1031名、人事以外の業務に従事する正社員1026名、計2057名


PeopleX 会社概要


法人名:株式会社PeopleX
代表 :橘 大地
資本金 :117百万円(資本準備金含む)
所在地 : 東京都渋谷区神宮前6丁目12-18
事業概要:HRプラットフォームの開発・運営など
WEBサイト:https://peoplex.jp
製品サイト:https://peoplework.jp


本件に関するお問い合わせ


株式会社PeopleX 広報担当 TEL:03-6683-4199 Mail:info@peoplex.jp

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