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「アートウィーク東京」が保税展示場許可を取得。2024年のAWT FOCUSには海外からギャラリー3軒が参加

PR TIMES / 2024年10月17日 12時0分

https://www.artweektokyo.com/



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アートウィーク東京 共同創設者・ディレクター 蜷川敦子(左)と東京税関 監視部長 上田健二(右)

「アートウィーク東京」が保税展示場の許可を取得
一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームが主催する「アートウィーク東京(略称:AWT)」は、アートウィーク東京の会期2024年11月7日(木)~11月10日(日)に開催する展覧会「AWT FOCUS 大地と風と火と:アジアから想像する未来」の会場となる大倉集古館を、保税地域として使用する保税展示場許可を東京税関から取得しました。

その開催に先駆け、会場となる大倉集古館が東京税関により保税地域として保税展示場の許可を取得しました。10月8日(火)アートウィーク東京 共同創設者でディレクターの蜷川敦子が出席し、同税関にて許可書交付式を行いました。保税展示場の許可を取得したことにより、会期中は海外からの出展者が美術品の関税等を留保した形で、会場となる大倉集古館にて展示できるようになります。

2024年のAWT FOCUSには海外からギャラリー3軒が参加
今年は国内にスペースを持つ26のギャラリーに加え、ソウルのKukje Gallery、マニラとニューヨークに拠点を置くSilverlens、台北のTKG+の3軒が海外から出展します。

Kukje Galleryからは、韓国の伝統的な漉き紙である韓紙を用いたヤン・へギュのコラージュ作品シリーズ「魅惑的な編み目(Mesmerizing Mesh)」の新作3点を、本展の空間にあわせたインスタレーションとして展示します。

Silverlensは、ポクロン・アナディン、イー・イラン、タロイ・ハヴィニの3名を紹介。写真や映像を通じて現代社会における環境や個人の相関関係を捉えるアナディンの「匿名(anonymity)」シリーズ、東南アジアで日常的に使われるマットを地域の女性たちと協働して編んだイーの作品、パプアニューギニア生まれのハヴィニが自身の属するハコー族の人々と共同制作したサトウキビの彫刻作品が出品されます。

またTKG+は、同心円状のパターンや写経を取り入れた瞑想的な手法で知られるツァイ・チャウエイの平面作品と、チェンマイを拠点に絵画の概念を革新的かつ実験的に拡張していくミット・ジャイ・インの新作を出品します。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141413/6/141413-6-4707574a480d3d107326594f9bc1ac7e-2028x748.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



アートウィーク東京 共同創設者・ディレクター:蜷川敦子のコメント
アートウィーク東京の大きな目的のひとつは、海外のアートシーンを日本に、そして東京を中心とした日本のアートシーンを海外に紹介することにあります。「AWT FOCUS」はそのための大切なプラットフォームであり、海外のギャラリーが参加しやすい環境を整えることが必要不可欠でした。今回の保税展示場の許可を取得することによって、東京と世界のアートシーンをつなぐというAWTの役割をより強化できると思っています。今年の「AWT FOCUS」にはソウルのKukje Galleryやマニラ、ニューヨークに拠点を置くSilverlens、台北のTKG+など海外のギャラリーが出品予定ですが、海外ギャラリーを日本のマーケットに紹介することによって、国外のアートのエコシステムへも貢献していきたいと思っています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141413/6/141413-6-8bfa2028cce771bf9ece79b446c073ef-1200x1600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by Katsuhiro Saiki

蜷川敦子(にながわ あつこ)
アートウィーク東京共同創設者・ディレクター/タケニナガワ代表。2008 年にタケニナガワを設立。新進作家から歴史的な評価の高い作家まで、現代アートの文脈で活躍する日本人作家を国際的にプロモーションする。国外の作家を日本の文脈で紹介する試みも多数企画。アートウィーク東京を主催する一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム共同代表理事。「アートバーゼル」バーゼルの選考委員、および、コロナ禍に生まれた国際的なギャラリーイニシアティブ「Galleries Curate」や、グローバルサウスのアートを取り上げるプラットフォーム「SOUTH SOUTH」に参加。2022年、将来のアートマーケットにおいて先駆となる人物を選ぶ「Artnet Innovators List」に選出。アート界で最も影響力のある人物100人を選ぶ「ArtReview Power 100」に2022-23年に2年連続で選出。


AWT FOCUS監修:片岡真実のコメント
AWT FOCUSはキュレーションされた展示でありながら、「購入可能な展覧会」という新しいモデルにも挑んでいます。現在も美術館での展示では作品を一時輸入扱いとすることで通常は10%かかる税金を非課税としていますが、展示と購入の両方を目的とするような変更はできません。過去にもアートフェアなどで保税展示場の許可が取得されていますが、AWT FOCUSも保税地域としての利用が可能になったことで海外の高額な美術品も展示しやすくなり、結果的に日本のアート市場の活性化、美術館等の収蔵品の多角化や充実に貢献することが大きく期待されます。

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Photo by Akinori Ito

片岡真実(かたおか まみ)
森美術館館長、国立アートリサーチセンター長。アートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員。2003年より森美術館、20年より現職。23年4月より国立アートリサーチセンター長を兼務。07から09年にはロンドンのヘイワード・ギャラリーでインターナショナル・キュレーターを務めたほか、12年の第9回光州ビエンナーレ(共同)や18年の第21回シドニー・ビエンナーレ、22年の国際芸術祭「あいち2022」などで芸術監督を務める。CIMAM(国際美術館会議)では14年から22年まで理事、20年から22年は会長。文化庁文化審議会文化経済部会、東京都芸術文化評議会等、委員および審査員等多数。



AWT FOCUS「大地と風と火と:アジアから想像する未来」開催概要

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141413/6/141413-6-6ef2ed0677e2cf64d6b5340e4ee848c9-1080x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


会場:大倉集古館 1・2階 港区虎ノ門2-10-3
会期:11月7日(木)~10日(日)
開場時間:10:00~18:00(最終入場17:30)
入場料(展覧会カタログ付): 一般1,800円(前売1,500円)、学生・子ども無料、一般ペア2,800円(前売のみ)
チケット購入:https://awtfocus2024.peatix.com

※観覧チケットはPeatixにて販売いたします。会場窓口ではご購入いただけませんのでご注意ください。
※前売りチケットは11月6日(水)まで販売いたします。
※本展に関して大倉集古館へのお問い合わせはお控えください。

※AWT FOCUSの詳細は下記リンクよりご覧いただけます。 
https://www.artweektokyo.com/focus/
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141413/6/141413-6-e90548ae7b65b68967409b9e1aaf7098-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2023年度「AWT FOCUS」会場外観(大倉集古館、東京)


アートウィーク東京について
アートウィーク東京は、東京における現代アートの創造性と多様性を国内外に発信する年に一度のイベントです。今年は東京を代表する53の美術館・ギャラリーがそれぞれ多様な展覧会と共に参加者を迎え、各施設を無料のシャトルバス「AWT BUS」がつなぎます。

また会期中は「買える展覧会」である「AWT FOCUS」や映像作品プログラム「AWT VIDEO」、建築 ×食×アートのコラボレーションを感じられる特設の「AWT BAR」など、AWT 独自の企画も開催。様々な体験を通じて東京のアートの「いま」を感じられる4日間です。

※バスルートや参加施設の詳細はAWT公式サイトにてご確認いただけます。
https://www.artweektokyo.com/bus/

開催概要
アートウィーク東京
名称: アートウィーク東京(欧文:Art Week Tokyo、略称:AWT)
会期: 2024年11月7日(木)~10日(日)(4日間) 10:00~18:00
会場: 都内53の美術館/インスティテューション/ギャラリー
AWT FOCUS、AWT BARほか各プログラム会場
主催: 一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
提携: アートバーゼル(Art Basel)
特別協力: 文化庁

アートウィーク東京モビールプロジェクト
名称: アートウィーク東京モビールプロジェクト
会期: 2024年11月7日(木)~10日(日)(4日間) 10:00~18:00
主催: 東京都/アートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会

料金

AWT BUSの乗車無料。
参加ギャラリーの入場無料。参加美術館ではAWT会期中に限り所定の展覧会にてAWT特別割引適用。
AWT FOCUSの入場一般有料、学生・子供無料。


公式サイト https://www.artweektokyo.com/
Instagram https://www.instagram.com/artweektokyo/
Facebook https://www.facebook.com/artweektokyo
X      https://x.com/ArtWeekTokyo
YouTube. https://www.youtube.com/channel/UC4gkkFi4RoLKFmGF11p5peg

コーポレートパートナー
オフィシャルパートナー:SMBCグループ
ホテルパートナー:オークラ東京
ビバレッジパートナー:ルイナール
サポーティングパートナー:公益財団法人 大倉文化財団 大倉集古館
サポーティングパートナー:クインテセンシャリー・ジャパン
メディアパートナー
リードメディアパートナー:フィナンシャル・タイムズ
The Art Newspaper
日本経済新聞社
Artsy
Arts of the Working Class

「アートウィーク東京」運営体制概要
アートウィーク東京は、アートバーゼルとの提携および文化庁の協力を受け、一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームが主催します。また、都内のアートアクティビティーの体験を創出する「アートウィーク東京モビールプロジェクト」を、東京都とアートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会の主催により実施します。

「アートウィーク東京モビールプロジェクト」概要
東京都とアートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会が主催。アートウィーク東京の会期中に都内各地に広がる主要なアートスペースをつなぐ「AWT BUS」を運行するほか、会期前から会期中にかけて子どもや若者、アートコレクターを目指す方などを対象とするプログラムの展開や、国内外のキュレーターを招聘したシンポジウムなどを通じて、幅広い鑑賞者層に対してアートアクティビティーの体験機会を創出。国内のアートに対する関心の裾野拡大を目指します。実行委員は、小川秀司(東京都現代美術館副館長)、片岡真実(森美術館館長)、小松弥生(東京国立近代美術館館長)、塩見有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT]理事長、蜷川敦子(アートウィーク東京ディレクター/一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム代表理事)。

「アートバーゼル」概要
世界最高の規模と質を誇る近現代美術のアートフェア「アートバーゼル」。毎年、拠点となるスイスのバーゼルをはじめ、香港、マイアミビーチ(アメリカ)、パリで開かれるアートフェアには、世界各地から大勢のアートファンや専門家が集まる。(公式サイト:https://www.artbasel.com/

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