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【史上初、文化財「百段階段」の約90年の歴史を“1枚絵”で表現】ホテル雅叙園東京「ミニチュア×百段階段」に妄想アーキテクツ代表・高松瑞樹によるアート作品の展示が決定

PR TIMES / 2024年12月10日 16時15分

総勢98体のキャラクターが織りなす「ごちゃ絵アート」で蘇る、東京都指定有形文化財「百段階段」の記憶



言葉では伝わりにくい膨大で複雑な情報を1枚絵で可視化するクリエイティブ制作に強みを持つ妄想アーキテクツ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 高松瑞樹、以下「妄想アーキテクツ」)は、東京都目黒区にある日本美のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」(所在地:東京都目黒区 / 総支配人:森木 岳明)の館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて2025年1月18日(土)から3月9日(日)の期間で開催される「ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界~」(以下、「本展」)に、弊社代表でありごちゃ絵(※1)クリエイターでもある高松瑞樹によるアート作品「ちいさな世界」(以下、「本作品」)を展示(※2)いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143839/6/143839-6-f31f2df52de3ab0060c2f6658f750154-2048x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本作品は、ホテル雅叙園東京史上初(※3)となる、文化財「百段階段」の約90年におよぶ歴史に息づく物語や逸話をミニチュアのような密度の高い1枚絵として表現しています。作品デザインをあしらったポストカードやクリアファイルといった関連グッズの配布・販売も予定されています。2024年12月7日(土)から2025年1月12日(日)の期間(※4)で開催中の「百段百景~あこがれの竜宮城~」では、本展の告知をかねて本作品が先行展示(※5)されています。

※1:「ごちゃごちゃとした絵」という言葉を略した形で、特にキャラクターやアイテム、背景など、複数の要素が密度高く詰まった作品を指します。
※2:会場エレベーターホールにて展示が予定されています。
※3:2024年12月10日現在、ホテル雅叙園東京調べ
※4:12月26日(木)~12月31日(火)は休館日
※5:東京都指定有形文化財「百段階段」頂上の間にて展示されています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143839/6/143839-6-dce0ff629b689c6e772b2a22adfc60b0-2047x1045.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「百段百景~あこがれの竜宮城~」にて、本作品が先行展示されています

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143839/6/143839-6-a51a15d3e18c66b4cdec7c3c8fd0cf08-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
関連グッズとして配布・販売される予定のオリジナルポストカード、クリアファイル(見本)


■作品のみどころ1.:史上初、約90年におよぶ文化財「百段階段」の歴史を表現したアート作品
90年以上の歴史を受け継ぐホテル雅叙園東京。その前身の目黒雅叙園には、結婚式や結納をはじめとした祝宴の席や、太宰治やチャーリー・チャップリンといった著名人の滞在に関する逸話など、語り尽くせないほどの物語が息づいています。しかし、現存する各部屋の空間からその当時の営みを想像することは難しく、訪れる方全員がそうしたエピソードに触れられる機会がないという課題がありました。

こうした背景から、本展のテーマである"ミニチュア"に重ね合わせる形で、「ホテル雅叙園東京の歴史を俯瞰しながら、かつてこの場所で過ごした人々の息遣いを感じられる1枚絵」として、史上初となる旧目黒雅叙園や文化財「百段階段」の各部屋にまつわるエピソードそのもの」をモチーフにしたアート作品が制作されるに至りました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143839/6/143839-6-b98adb94000c4547332c0182d1e4d0a1-1671x1181.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1930年代に旧目黒雅叙園にて執り行われた婚礼の風景


■作品のみどころ2.:全10エリア・総勢98体のキャラクターが織りなす、細密な「ごちゃ絵アート」
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143839/6/143839-6-df86f6bb8636a20fa8b8a57bb3f2b4c9-2048x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本作品は、文化財「百段階段」の各部屋に息づく物語や逸話、室内に施された歴史ある貴重な装飾をモチーフに、人々が過去の時代をミニチュアのように眺めながらその時代に想いを馳せる様子を、全10エリア・総勢98体のキャラクターが織りなす高密度で情報量の多い「ごちゃ絵アート」として表現しています。

◎エリア別の詳細説明(イラスト右部の「1.十畝の間」から番号順に解説)
1)十畝の間
披露宴を行っている様子が描かれています。八重桜、雀、桐、オナガドリなど、部屋の天井に描かれていた「四季の花鳥図」から飛び出した花や鳥が2人の幸せを祝福しています。花嫁は格式高い「黒引き振袖」を着ています。

2)漁樵の間
チャップリンが来日し、旧目黒雅叙園で天ぷらを食した際の逸話が描かれています。テーブルの周囲には通訳の方や旧目黒雅叙園で働く女中、取材をしている新聞記者が描かれています。(※チャップリンが旧目黒雅叙園に訪れた件は、翌日にニュースとして報道されました)

3)草丘の間
同窓会が開かれている様子が描かれています。机の上には、円卓を囲んで大皿に盛られたコース料理を食べる特徴を持つ長崎の卓袱(しっぽく)料理が並んでいます。 草丘の間は、天気のいい日には富士山が見え、昼間の宴会で人気の部屋でした。

4)静水の間
両家顔合わせの様子が描かれています。この部屋の壁や天井に描かれた扇が舞い立ち、その扇に描かれたウグイスや鶴もまた羽ばたいていく様子が描かれています。

5)星光の間
日本が発祥と言われている「料理取分け用の円卓テーブル」とそれを囲う家族の様子が描かれています。人生ではじめて食べる中国料理や、旧目黒雅叙園の名物である「鯉の丸揚げ」に驚いた人も多いというエピソードも合わせて表現されています。
また、旧目黒雅叙園はお客様に安心してお食事を楽しんでいただくために、価格を明確に提示する「明朗会計」を当時としては珍しく導入していたことから、お客様が楽しそうに料理を注文している様子も描かれています。
部屋内に描かれた桃や西瓜、稲などは全て「実りのあるもの」で、この部屋の壁や天井に実際に描かれているものです。

6)清方の間
太宰治が旧目黒雅叙園に訪れたエピソードをもとに、「作家が創作のインスピレーションを受ける空間」が描かれています。歌舞伎の主人公「白井権八」や歌舞伎俳優「9代目市川團十郎」が壁から飛び出し、創作のヒントやアイディアを作家にもたらす様子が描かれています。
執筆に臨む太宰治の隣には、太宰治に想いを馳せながら太宰の作品を読んでいる現代人が描かれています。 部屋の手前側では、この部屋の壁に鏑木清方が描いた美人画の女性が美しく舞っており、この舞いの様子も「旧目黒雅叙園という空間で過ごすことで新しいアイディアが浮かぶ」というメタファーとして描かれています。(※実際に、太宰治は旧目黒雅叙園を舞台とした「佳日」という作品を残しています)

7)頂上の間
京都画壇の大家である西村五雲に依頼をしたものの作品を描く前に他界してしまったエピソードをもとに、現在も彼が「どんな絵を描こうか」と想像を膨らませながら扇に筆を入れようとしている様子が描かれています。日本の家屋には、人目につかない場所にあえて未完の場所を作るというげん担ぎがあったように、この頂上の間では「未完成の美」が表現されています。
現代人が過去の人と同じポーズで外を眺めている様子には、未完成の文化財「百段階段」の逸話になぞらえて「どんな時代であっても、これからも完璧を目指して一層発展していく」という気持ちを込めています。

8)階段廊下
文化財「百段階段」の各部屋に描かれている「旧目黒雅叙園の過去」を体験しようと、現代の来場者が階段を上っている様子が描かれています。 昭和初期の当時の人々は等身が小さく描かれており、階段上には現代と過去の人がそれぞれ大小入り混じるように描かれています。

9)龍と鳳凰、海から向かう船
旧目黒雅叙園から使われているシンボルマークに描かれている「龍と鳳凰」が描かれています。左手には「漁樵の間」の床脇に菊地華秋により描かれた、船の上から紅葉を楽しんでいる人々の様子が表現されています。

10)未来から現代と過去を眺める未来人
旧目黒雅叙園をミニチュア的に眺めている現代人を、さらに俯瞰して眺める未来人の様子が描かれています。「現在にも過去の日本文化が受け継がれていったように、未来にも文化が脈々と受け継がれていくのでは」という想いから、着物を装う未来の人が描かれています。
過去をミニチュアのように眺める現代人も、いつかは未来の人から小さなものとして眺められる側の存在に変わっていくという「入れ子状の構造」で、過去に想いを馳せる豊かさを表現しています。

■作品のみどころ3.:「ミニチュア×百段階段」のイベント体験を踏襲した“入れ子構造”の作品コンセプト
本展には、来場者もミニチュアの世界に入り込んだ体験を楽しめる企画スペースがあることから、作品に登場する人物キャラクターを「過去・現代・未来」の時系列別で等身の大きさを描き分け、「過去の歴史を眺めている現代人も、未来から見ると過去の一部となって眺められている」という“入れ子構造”の絵とすることで、本展のコンセプトも合わせて表現しています。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143839/6/143839-6-5d305d821eeab57ede7466f75963a175-2000x1414.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
過去の人を現代人が眺めるのと同時に、現代人自身もが未来の人に眺められている“入れ子構造”

◎作品解説
本作品では、現代人が旧目黒雅叙園時代(昭和初期)を「ちいさな世界」として眺めつつ、同時に未来人から眺められることで、現代人自身もが「ちいさな世界」の一部となる様子を1枚絵に表現しています。
絵の各部屋には、旧目黒雅叙園時代(昭和初期)の館内で過ごす当時の人々の様子、その過去をミニチュアのように現代人が眺める様子、そしてその光景を未来の人が眺めている様子が描かれています。右上の女性は、過去から未来へ受け継がれた着物を纏う未来の人です。
当時の喜びや感動は、その時代を生きた人々にしか味わうことはできませんが、時を経るほどに私たちは過去を客観的に見つめ、その時代の息遣いに想いを馳せることができます。今回の企画展でミニチュアを眺める私たちもまた、未来の人たちから眺められているのかもしれません。

■公式オンラインチケット前売券ご購入特典として本作品のオリジナルポストカードの配布が決定
公式オンラインチケットにて前売券をご購入いただいたお客様の特典として、ご来場時に受付にて、本作品のオリジナルポストカードがプレゼントされることが決定しています。
【販売期間】~2025年1月17日(金)
【公式オンラインチケット】https://www.e-tix.jp/100event/small.html
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143839/6/143839-6-d907a232679e3227c83d4794fe73f4b1-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
作品デザインをあしらったオリジナルポストカード(見本)

■『ちいさな世界』作者 Mizuki Takamatsu プロフィール・作者コメント
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143839/6/143839-6-5ef44816d5de26d8f36b52fa79912492-1236x1236.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ごちゃ絵クリエイター/妄想アーキテクツ株式会社 代表取締役社長。
2023年より、膨大な情報量を密度の高いごちゃごちゃとした一枚絵に描き切る「ごちゃ絵」と呼ばれる作風で作品を生み出している。作品に描かれた場面や登場人物の一つひとつには、詳細な設定やストーリーが込められており、一つの作品についてだけでも長時間語り続けられるほどの奥深さを持つ。
アーティスト活動と並行し、2023年には「妄想アーキテクツ株式会社」を設立。言葉では伝わり切らない企業のビジョンや理念を一枚絵で可視化するサービス「ビジョンピクチャー」を展開し、独自の表現力を活かして企業の理念浸透やPR支援の分野でも革新的なアプローチを実現している。

【作者コメント】
はじめて文化財「百段階段」に足を踏み入れたとき、それぞれの部屋ごとに世界観があり、物語があり、装飾や細工一つひとつにまで意味が込められていることに驚きました。それと同時に、「これらすべてを俯瞰できる一枚絵があったらどうなるんだろう?」というワクワクとした感情と創作意欲が湧き上がってきました。
本作品は「目に見えるものを忠実に再現する」だけではなく「目に見えないものを通して鑑賞者の想像力をかきたてる」ことを意識して制作しています。本作を通して、文化財「百段階段」という世界により一層没入いただけたら嬉しいです。

■「ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界~」とは
現実で見慣れたものが、見慣れないサイズ感で出現することの面白さや、顔を近づけて観察したくなるほどの再現性など、ミニチュアには、時代や国を越えて人々を引き付ける魅力があります。本展では、東京都指定有形文化財「百段階段」の7つの部屋を舞台に、さまざまなジャンルや技術、感性によってつくり出される“ちいさな世界”を展開。ジオラマでつくられた日本の風景、手のひらに収まるほどのご馳走、極小のお雛さまなど、文化財建築の中にもひとつの“ちいさな日本”が広がります。

■「ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界~」開催概要
【期間】2025年1月18日(土)~3月9日(日)※会期中無休
【時間】11:00~18:00(最終入館17:30)
【会場】ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
【料金】[当日券]一般 ¥1,600 / 大学・高校生 ¥1,000 / 小・中学生 ¥800
[前売券]一般 ¥1,300 / 大学・高校生 ¥900 / 小・中学生 ¥600(全て税込)
※未就学児無料、学生は要学生証呈示 ※前売券は1月17日(金)まで
【販売】ホテル雅叙園東京 / 公式オンラインチケット
【主催】ホテル雅叙園東京 【お問合せ】03-5434-3140(イベント企画 10:00~18:00)
【URL】https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/smallworld

■「百段百景~あこがれの竜宮城~」開催概要
【期間】2024年12月7日(土)~12月25日(水)、2025年1月1日(水・祝)~1月12日(日)
【時間】11:00~18:00(最終入館 17:30)
【会場】ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
【料金】[当日券]一般 ¥1,600 / 大学・高校生 ¥1,000 / 小・中学生 ¥800
※未就学児無料、学生は要学生証呈示
【販売】ホテル雅叙園東京/ 公式オンラインチケット
【主催】ホテル雅叙園東京
【お問合せ】03-5434-3140(イベント企画 10:00~18:00)
【URL】https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/tour2024

●妄想アーキテクツ株式会社について
妄想アーキテクツは、ミッション「妄想をカタチにする」を掲げ、企業と個人の熱狂の源泉となる「妄想」を引き出し、遊び心溢れるクリエイティブへ落としこむ“妄想建築家集団”です。
通常のクリエイティブ制作会社の枠を超えた対話やワークショップにより、組織や個人が持つ「チームや社外に伝わらない脳内イメージ」を純度・熱量高く具現化するクリエイティブ制作及び研修・コンサルティングサービスを提供しています。

代表者 :代表取締役 高松 瑞樹
所在地 :東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
設立  :2023年1月
事業内容:クリエイティブ制作事業、及びそれに関連する研修・コンサルティング事業
URL  :https://mousou-architects.co.jp/

●ホテル雅叙園東京とは
90年以上の伝統を受け継ぎ、2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られた唯一無二のミュージアムホテルです。茶室に見立てた全60室の客室は、80平方メートル 以上のスイートルームで、スチームサウナとジェットバスを完備し、シンプルさと日本の気品ある美しさを兼ね備えています。もてなしの心を継承する日本料理や中国料理、イタリア料理など7つのレストラン、日本美の粋を尽くした和室宴会場をはじめとした23の宴会施設、そして東京都指定有形文化財「百段階段」を有しています。
また、世界80カ国、520軒を超える独立系の小規模なラグジュアリーホテルだけで構成された「Small Luxury Hotels of the World(SLH)」、および世界的なラグジュアリーツーリズム・コンソーシアム「Serandipians(R)」に加盟しています。

URL:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/
Facebook:https://www.facebook.com/gajoen/
Instagram:https://www.instagram.com/hotelgajoentokyo/

●東京都指定有形文化財「百段階段」とは
1935年(昭和10年)に建てられた、ホテル雅叙園東京で現存する唯一の木造建築で、斜面に沿って建築された7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。それぞれの部屋は、担当した画家や建具師、塗師など熟練の職人達が技術の粋を集めて装飾しており、江戸時代から伝わる伝統的な美意識と昭和初期のモダニズムが息づいています。2009年(平成21年)3月、東京都の有形文化財に指定されました。

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