IG-SBC JAPAN 2024: 未来を切り開くイノベーション、栄光のTOP3企業が発表
PR TIMES / 2025年1月7日 17時45分
2024年11月18~20日の3日間、ザ・リッツ・カールトン東京で「IG-SBC JAPAN 2024」が開催された。
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2024年11月18~20日の3日間、ザ・リッツ・カールトン東京で「IG-SBC JAPAN 2024」が開催された。今回のテーマは「未来の世界」で、アメリカ、シンガポール、中国、モンゴルをはじめ、世界各国から起業家が集結し、最先端のテクノロジーとビジネスの知恵を融合させた魅力的なイベントが繰り広げられた。大会の結果、3社が革新的なアイデアと優れた成績を収め、見事に勝利を飾り、意義深い結末を迎えた。
開会式と3つの画期的なサミット
開会式では、IG-SBC JAPAN 2024組織委員会名誉会長の河村建夫氏が挨拶を行い、競技が単なる技術革新の発表の場にとどまらず、国際的な交流と協力の重要な機会であることを強調した。河村氏は、未来の技術が社会の発展をどのように形作るかについて議論を交わし、今大会で新たなアイデアを共有し、議論を重ねることで、未来技術が生まれ、それが社会に与える影響に期待を寄せていると述べた。
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IG-SBC JAPAN 2024 組織委員会名誉会長 河村 建夫
また、IG-SBC JAPAN委員会会長で国際協力銀行(JBIC)会長の前田匡史氏から、ビデオメッセージが公開された。JBICは長年にわたりスタートアップの国際化支援を行ってきたことに触れ、今回の大会が日本企業の国際市場への進出を促進し、未来の産業の発展に貢献することを期待していると述べた。
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IG-SBC JAPAN 2024 組織委員会会長、国際協力銀行(JBIC)会長 前田 匡史
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IG-SBC JAPAN 2024 組織委員会名誉顧問、衆議院議員 伊東 良孝
大会の一環としてサミットが行われた。中でもスマートヘルスケア、気候変動、デジタル経済をテーマにした3つのサミットが注目を浴びた。サミットの登壇者たちは最先端技術の応用やマネタイズ方法について深く掘り下げ、実践的な事例と戦略的洞察を通じて参加者に新たなインスピレーションを与えた。
世界に通用する技術革新とビジネス戦略を体現したTOP3企業
技術革新の加速と社会的ニーズの多様化が進展する中、イノベーションは単なる技術的突破口にとどまらず、未来のライフスタイルや世界的課題への対応を形作る重要な原動力となっている。「未来の世界」をテーマに開催されたIG-SBC JAPAN 2024では、デジタル経済、メタバース、デジタルヘルスケア、人工知能、生成AI(AIGC)、フィンテックなど、さまざまな最先端分野から集まった質の高いプロジェクトが紹介され、技術、人間、持続可能な発展が交差する未来のビジョンが提示された。
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大会の決勝戦には、多くの著名なゲストが出席した。最終的に、Mars Company、Energee、MediScanの3社が、それぞれの革新技術とプロジェクトで高い評価を受け、チャンピオン賞を獲得した。
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IG-SBC JAPAN 2024 組織委員会名誉会長 河村 建夫(右一)、IG-SBC JAPAN 2024 組織委員会共同会長 廣崎 利洋(右二)、IG-SBC JAPAN 2024 組織委員会副会長、SUZUKI NORIYOSHI OFFICE 取締役社長 鈴木 則義(右三)、IG-SBC JAPAN 2024名誉顧問、衆議院議員 伊東 良孝(左二)
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IG-SBC JAPAN 2024 組織委員会日本代表 坂本 麻美
Mars Companyは、LNGターミナルで発生する冷エネルギーを有効活用する新技術を発表した。この技術は、LNG/LPGターミナルで生じる廃冷エネルギーを利用し、超低温のアイススラーリーを生成することで、冷却や加熱に使用できる製品を開発した。これにより、エネルギーの浪費を削減し、地球温暖化対策に貢献することを目指している。代表は、「従来の冷蔵庫に比べて、約5倍から10倍長持ちする冷却技術を開発した。これにより、フードロスの削減にもつながる」とコメント。また、この技術をさらに応用し、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきたいと述べた。
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Mars Company
Energeeは、ユニークな農業開発の提案で注目を集めました。「私たちの国の自給率は先進国の中では下の方にいる。この課題を解決し、農業産業の拡大を目的に会社を設立した」と代表者が述べた。日本の食料自給率を向上させることを目的に、同社は高品質な農産物の栽培に取り組んでいます。2015年の創業以来、同社は日本の自給率を上げることを目的に励んできた。そして、キノコ、ブドウ、イチゴ等の培養を通して、将来的には国同士が手を取り合い、フードロスや、少子高齢化へ取り組むことを目指している。
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Energee
MediScanは、非侵襲的な呼気診断技術でトップ3に選ばれた。AIを活用し、息に含まれる5,000種類の成分を解析することで、乳がんや糖尿病などの疾患を迅速に検出する画期的な技術を発表した。代表者は、「私たちの目標は、技術革新によって診断を簡素化し、誰でも簡単に乳がんから糖尿病まで幅広い診断ができる世界を実現することだ」と語った。自身の両親が癌で苦しんだ経験を背景に、この技術の開発に至り、医療診断の簡素化とテレメディスンの革新を目指している。
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MediScan
専門家による評価と社会的価値の洞察
コンペティション後、審査員は技術革新だけでなく、企業の長期的な成長と社会的責任についても評価を行った。寛資本創始人兼董事長の関新氏は、日本企業が技術研究と市場洞察において独自の強みを発揮していると述べ、特に技術の深掘りと細部へのこだわりを高く評価した。「各企業が長い時間をかけて技術を研究し、磨き上げてきたことが伝わった。このような姿勢は、革新的なプロジェクトの成功への第一歩となるだろう」と語った。
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寛資本創始人兼董事長 関 新
また、SNO副社長の小山友久氏は、IG-SBC JAPANの初開催を歓迎し、これまで国内企業中心だった日本のスタートアップコンペティションが、今回は世界中の企業を引き寄せたことに大きな意義があると述べた。
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SNO副社長 小山 友久
最も印象に残ったプロジェクトについて、IG-SBCのCEOであるカウアン・フォン・ノバック氏は、Meta Heavenはブロックチェーン技術を通じて亡くなった愛する人との関係を再構築するものだと語った。愛する人を失う苦しみは誰もが経験したことがあるが、このテーマに対する創設者の感情的な表現は私に深い感動を与えた。最も革新的なプロジェクトではないかもしれないが、私にとって最も深い感情的なつながりを生み出したことは間違いない。
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IG-SBC CEO カウアン・フォン・ノバック
IG-SBC JAPANから世界へ
IG-SBCは、世界最大級のイノベーションエコシステムとして、起業家に技術革新と手を取り合えるグローバルプラットフォームを提供し、業界をリードするビジネスインキュベーションおよびアクセラレーションサービスを展開している。IG-SBCの発展により、同ネットワークは世界で最も広範な国際ネットワーク、豊富なリソース、成熟した国際資本、および統合的な投資とアクセラレーションを誇る世界最大のイノベーションエコシステムネットワークの1つに成長した。IG-SBCのグローバルネットワークは、80カ国以上をカバーしており、5,000人以上のグローバルメンターの支援を受け、150回以上の国際イベントを実施し、世界中から28万件以上のプロジェクト応募を受けている。これまで、IG-SBCの卒業企業は39億ドル以上の資金調達を達成し、公開時価総額は255億ドルを超えている。また、卒業企業の76%以上が現在も活動を続けている。
IG-SBC JAPAN 2024が日本で初めて開催されたことは、IG-SBCのイノベーションネットワークの拡大を示すとともに、日本の起業家にとって、地域発展を進めながらも、グローバルイノベーションネットワークとつながる貴重な機会を提供するものとなった。
IG-SBCのエグゼクティブセクレタリーであるサミ・タン氏は、インタビューで「技術の急速な発展により、国境を越えた協力とリソース共有が将来の成功の鍵を握る」と述べ、IG-SBCはこのプラットフォームを通じて、起業家により多くの国際的リソースを提供し、グローバル市場進出を支援する方針を示した。さらに「IG-SBCはこのイベントを日本で開催することで、交流と競争だけでなく、日本の起業家やイノベーターがグローバルネットワークを活用して世界に進出し、日本企業の国際化プロセスを全面的にサポートしていきたい」と強調した。
これに対し、IG-SBC JAPAN 2024組織委員会共同会長である廣崎利洋氏は、「起業家精神は種を植えるようなもので、その種を植えることで芽が出て成長する。このイベントは、日本のスタートアップにとって重要な意味を持ち、企業が世界とつながる機会を提供し、日本の起業家が技術とイノベーションをグローバルな視点で進めるための契機となる」と語った。また、「IG-SBCのグローバルネットワークを通じて、より多くの起業家の夢を実現し、日本の未来に希望をもたらす種をまくことを期待している」と述べた。
IG-SBC JAPAN 2024の成功は、日本のスタートアップエコシステムの活力を際立たせると同時に、日本企業と世界の優れた企業との協力を促進する重要なステップとなった。小山友久氏が指摘するように、このコンペティションは単なる競技会にとどまらず、日本のスタートアップがグローバル化を進め、突破口を開くための重要な一歩である。IG-SBCのネットワークを活用し、日本企業は国際舞台で強力な競争力を発揮し、広がる未来を切り開くことが期待される。
TOP 3 :
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優秀賞一覧:
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