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ASTRO GATE、ロケット打上げ時の周辺海域への船の立ち入りを気球から観測する共同実証実験を実施

PR TIMES / 2025年2月4日 10時15分

KDDI 宇宙共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」による支援うけ、南相馬市にて



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148328/6/148328-6-a19f6b2ec5c00682a944637f2aad45fc-3900x2602.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
海抜約450mの係留気球から撮影した漁船 (c)SkySense

ロケットの離発着拠点となるスペースポート(宇宙港)(※1)の調査、企画、運営等事業等に取り組むASTRO GATE株式会社(本社:東京都あきる野市、以下 ASTRO GATE)は、2025年1月20日から1月26日に福島県南相馬市にて、飛行船型HAPS(※2)を日本全土に展開し広範囲・リアルタイムで取得する高解像度の地球観測データの提供を目指すSkySense合同会社(本社:東京都港区、以下 SkySense)、株式会社銀星アド社(本社:東京都千代田区、以下 銀星アド社)とともに、係留気球(※3)による海域観測の実証実験を実施しました。

本取り組みは、ASTRO GATEが今後運営するスペースポート周辺において、ロケット打ち上げ時の立入禁止海域(※4)への船舶侵入有無を確認し、安全なロケット打ち上げを実施するため、SkySenseが提供するHAPSソリューションを活用し、対象海域の観測を行う事を目的に実施しました。

今回は、福島県の相馬双葉漁業協同組合の協力のもと、漁船を出航し、SkySenseと銀星アド社が空中に浮揚させた係留気球から、立入禁止海域に見立てた海域内の漁船を撮影しました。
海抜約500mに位置した係留気球から、漁船を高解像度で撮影することに成功しました。
今後、国内外のスペースポートでの安全確保のソリューションに加え、海難救助などを目指します。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148328/6/148328-6-8433b02bafb5f2c093b5e42d7c85552f-3900x2926.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
実証実験中の係留気球 (c)ASTRO GATE

今回の実験に伴い、ASTRO GATEは各種調整および調達業務を実施しました。
今後も、スペースポートの安全かつ低コストな運営の実現に向けて、様々な企業と連携し、スペースポート周辺環境の整備、各種ソリューションの提供に取り組んでいきます。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148328/6/148328-6-a213d7aeba10a0e6d570f59196553509-3457x2272.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
SkySense、銀星アド社およびASTRO GATEによる集合写真 (c)SkySense

なお、本取り組みはKDDI株式会社の宇宙共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」により支援頂きました。
KDDIは「MUGENLABO UNIVERSE」を通じて、販路拡大に向けた連携や事業化に対する経済的な支援などを実施しています。

ASTRO GATEについて
ASTRO GATEは、スペースポートや周辺地域開発をソフト・ハード両面からサポートし、人類に新たな出会いを生み出す企業です。
スペースポートに関する調査~運営までのトータルサービスの提供や、スペースポートを基点とした宇宙関連ビジネス共創やコンサルティングサービスを提供します。
ASTRO GATEウェブサイト:https://astrogate.jp/

SkySenseについて
SkySenseは「あらゆる場所を、いつでも、高精度に観測」のミッションのもと、飛行船型HAPSを開発し、日本全土に展開します。海洋状況把握・森林調査・災害対応・固定資産評価・地図作成や更新・スマートシティなどの用途の要求を満たすため、広範囲・リアルタイムで取得する高解像度かつ低コストの地球観測データの提供を目指しています。
SkySenseウェブサイト:https://www.sky-sense.jp/

銀星アド社について
銀星アド社は、1921年(大正10年)よりバリエーションに富んだアドバルーンの制作を行っています。展示会場や街中での広告、気象観測、各種調査など様々なシチュエーションへの対応が可能です。
銀星アド社ウェブサイト:https://ginseiad.co.jp

KDDI「MUGENLABO UNIVERSE」について
MUGENLABO UNIVERSEは、スタートアップと大企業などによる宇宙事業の共創や、宇宙技術を活用した地上の課題解決を目指すプログラムです。
多様な実証環境や企業間のマッチング機会の提供、宇宙領域の有識者によるナレッジシェアなど、企業が宇宙を活用した事業創出に挑戦しやすい環境を整備しています。
ASTRO GATEも本プログラムに参画しており、ロケット発射環境や周辺環境を、新規事業開発等のためのプラットフォームとして提供します。
MUGENLABO UNIVERSE公式ページ: https://www.kddi.com/open-innovation-program/mugenlabo/universe/
KDDIリリース:https://www.kddi.com/open-innovation-program/news/2025/0123/


※1)スペースポート:ロケットや宇宙船が発着するための施設で、航空機の空港に相当する役割を果たします。
※2)HAPS:High-Altitude Platform Station の略称。地上約 20km 上空の成層圏を数日から数か月の長期間に渡って無着陸で飛行できる無人飛行体を指します。地上の通信インフラが届きにくい場所での通信やデータ伝送、地球観測などへの活用が期待されています。
※3)係留気球:ロープで繋ぎとめて、任意の高さで空中に浮揚・浮遊させることができる気球を指します。観察、信号、広告などに用いられています。
※4)いくつかの種類のロケットは、打ち上げ後に機体や機体の一部が海に落下します。落下物と海上の船舶等との接触事故等防止のため、ロケットを打ち上げる際にはステークホルダーと協議のうえ、ロケットの予定飛行経路となる海域に立入禁止措置を講じます。

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