今、注目のがん治療、がん免疫治療 がん免疫細胞療法セミナーを福岡で開催
PR TIMES / 2016年6月9日 9時30分
新聞、テレビでセミナーでの講演を公開
がん免疫治療で先進的な取り組みをしている京都大学発のベンチャー企業、リンパ球バンク株式会社は、今、注目を集めるがん免疫治療について広く知っていただくため、「がん免疫細胞療法セミナー」を4月6日(水)福岡市で開催しました。今回、会場は満席となり、活発な質疑応答も交わされ、がん免疫治療に対する関心が高いことが分かりました。
そこで、読売新聞、九州医事新報、QBC 九州ビジネスチャネルの協力をえて、YOMIUIRI ON LINE、九州医事新報ネット版では文字情報として紹介してもらうとともに、QBC 九州ビジネスチャネでは映像で見ることができるようにしました。
がん免疫治療で先進的な取り組みをしている京都大学発のベンチャー企業、リンパ球バンク株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:藤井真則)は、今、注目を集めるがん免疫治療について広く知っていただくため、読売新聞西部本社後援・市民公開講座「がん免疫細胞療法セミナー」を4月6日(水)福岡市中央区の読売新聞西部本社にて開催しました。今回、80名の募集でしたが、会場は満席となり、活発な質疑応答も交わされ、がん免疫治療に対する関心が高いことが分かりました。
このセミナーで紹介された「がん免疫細胞療法」については、その後、多くの問い合わせを受けたため、セミナーでの講演内容を一般の方に広く知っていただくようにするため、今回、読売新聞、九州医事新報、QBC 九州ビジネスチャネルの協力をえて、YOMIUIRI ON LINE、九州医事新報ネット版では文字情報として紹介してもらうとともに、QBC 九州ビジネスチャネでは映像で見ることができるようにしました。
セミナーの詳細は下記をクリックして頂くと詳しくわかります。
・YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/ad/cancer-seminar/?from=ys_ad
・九州医事新報 http://k-ijishinpo.jp/article/2016/201605/002563.html
・QBC 九州ビジネスチャネル http://qb-ch.com/news/menekiseminner.html
[画像: http://prtimes.jp/i/13935/7/resize/c-13935-2016060715-e53b81f19404dd7c63c4bc9d79d65751.jpg ]
【セミナーで話されたこと】
「がん免疫細胞療法」についての説明。
1)標準治療の限界と免疫細胞療法の特徴 (特に再発・転移に関して)
2)さまざまな免疫細胞等の違いを整理する (NK細胞、T細胞、樹状細胞、がんワクチンなど)
3)ANK免疫細胞療法の治療設計と症例説明(単独治療、分子標的薬との併用、他の標準治療との併用)
4)症例報告 (重篤な重複がん取り残し手術後のANK免疫細胞療法による完全寛解と長期健常維持)
実施医療機関 ひわきクリニック 院長 樋脇一久先生
5)質疑応答
【お問い合わせ先】
セミナー内容などに関するお問い合わせは、主催者・リンパ球バンク株式会社までご連絡ください。
リンパ球バンク株式会社 http://www.lymphocyte-bank.co.jp
電話 :0120-512-251 (平日のみ9:30~16:30)
【なぜ、がん免疫細胞療法が注目されるのか?】
強力な免疫刺激により、がんが消失することがある、あるいは、免疫抑制剤の大量投与により、がんが異常増殖する、といった様々な現象から、私たちの体内には、がん細胞を強力に傷害する免疫細胞が存在すると考えられてきました。1970年代、T細胞や樹状細胞は、既に知られていましたが、がん細胞への反応はそれ程でもなく、もっと強い細胞の探索が精力的に行われた結果、活性が高ければ、どのようながん細胞でも、出会ったその場で直ちに攻撃するリンパ球がみつかり、ナチュラルキラー(NK)細胞と名付けられました。がん細胞を認識する専用センサーを多種大量に備え、攻撃力も圧倒的に強く、体内の存在数も1000億個レベルと、非常に多いという腫瘍免疫の主役が発見されたのです。今日では、がん患者体内の、NK細胞は活性が低下しており、がん細胞の増殖を許してしまっていることが知られています。
米国国立衛生研究所(NIH)では、数十リットルという大量の血液からNK細胞を体外に採り出し、強く刺激してから3日以内に培養期間を制限し、患者体内に戻す免疫細胞療法の大規模臨床試験を実施、抗がん剤が奏効しないがん患者数百名全員に何らかの効果を示しました。ところが、非現実的なコストがかかり、実用化は無理でした。
NK細胞は培養が非常に難しく、活性を高めないと役に立ちませんが、増殖が始まると強い攻撃力ゆえに自爆を起こし易いという問題があります。京都大学の研究者二人が、米国法の限界を超えて、NK細胞の活性化と増殖を同時に実現するANK自己リンパ球免疫療法(ANK免疫細胞療法)を開発し、一般診療を始めました。
ANK免疫細胞療法は、強い免疫刺激の結果として、国内で唯一、40度前後の発熱を伴います。
【 リンパ球バンク株式会社の概要 】
○本社 : 東京都千代田区紀尾井町3-32 紀尾井町WITHビル 3F
○代表者 :代表取締役会長 勅使河原 計介 、代表取締役社長 藤井 真則
○資本金 :8550万円
○設立 :2001年1月 京都大学発ベンチャーとして設立
○事業内容:ANK自己リンパ球免疫療法総合支援サービス
○企業理念
リンパ球バンク株式会社は、ANK免疫細胞療法を開発した医師と治療を受けた患者を中心に創業され、経営している企業です。
一人でも多くのがん患者にとって治療の選択肢が広がる状況を築いていきます。
科学的根拠に基づいたオーソドックスな考え方で治療システムを開発・提案します。
高度で複雑な生命システムを謙虚にみつめ、細胞加工技術や免疫制御技術を過信せず、細胞本来がもつ能力をありのまま引き出すことを工夫します。
がんの予防や治療における免疫の重要性への認知を広めることで、免疫細胞療法が社会システムに組み込まれ、より多くの患者が治療を受けられる機会を広げます。
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