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W+K TokyoとNakamaがクルアンビンのミュージックビデオを制作

PR TIMES / 2020年5月20日 14時55分

作詞・監督を同エージェンシーのスコット・ダンゲートが担当悲しむ男、107つのぬいぐるみ、警察の喧嘩ー。

ボーダーレスなワールド・サウンドで知られるアメリカ・テキサス州ヒューストン出身のバンド、クルアンビン(Khruangbin)。彼らは今年4枚目となるアルバム「Mordachai」をリリースし、昨年には日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル」にも出演するなど、国内でも人気上昇中の存在です。そんな彼らの最新シングル「So We Won't Forget」のミュージックビデオがワイデン+ケネディ トウキョウ(以下W+K)とNakamaによって制作されました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/26078/7/resize/d26078-7-164082-6.jpg ]


‘So We Won’t Forget’ - https://www.youtube.com/watch?v=lo4KMGiy--Y

ミュージックビデオは、W+K Tokyoの新ECDを務めるスコット・ダンゲートが監督を担当し、桜シーズン目前の栃木県烏山で撮影が行われました。監督は公開にあたり、以下のコメントを寄せています。

スコットとバンドは、ファーストアルバムMV ”Two Fish and an Elephant”(ワイデン+ケネディ ロンドンとSomesuchの共同制作)ぶりの再コラボレーションとなり、公開にあたって以下のコメントを寄せています。
”いま世の中のほとんどの人がそうであるように、コロナウイルスのことで頭がいっぱいのときに ‘So We Won’t Forget’ の制作を着手しました。世界中でいろんなことが失われゆく様子をみていて、ときに弔いの儀式すらもままならない状況になりました。世界は多くの思いやりやユーモアであふれているかたわら、権威との衝突や社会が分断されている様子も目立ちました。このMVのストーリーはもちろんCovid-19とは何の関係もありませんが、この曲が表現している感情とともに、私たちが過ごしている時代の様相がうかがえる映像になっていればいいな、と思っていました。たとえは、孤立感や孤独を感じること。世界にもっと思いやりが欲しいこと。逃げ場と解放感を求めていること。そんなことが反映されていればいいなと思っています。”

※撮影は全て日本政府の緊急事態宣言前に行われました。

<監督を担当したスコット・ダンゲートへのインタビュー>

- ミュージックビデオのアイデアについて教えてください。

‘So We Won’t Forget’は、クルアンビンの多くの曲と同様に、幾重にも重なる複雑な感情がこめられたものです。何かにすがりたいという切ない気持ちは歌詞から伝わってくるのですが、それをビートとギターで、まるで自転車に乗っているみたいに軽快な感じで打ち消しているんです。ただ、その高揚感とは裏腹に、ハッピーな曲とは言い難い。もっとたくさんのことが曲には含まれている。複雑で、説明するのが難しいエモーショナルな旅みたいな曲だけど、MVではシンプルな物語を作りたかった。矛盾する気持ちや、感情の起伏や喜怒哀楽、そしてちょっと息が詰まるような、まっすぐな物語。でもこの曲がそうであるように、最終的には高揚感のある印象を持ってもらえれば嬉しいです。

- なぜ日本で撮影したんでしょう。またこのロケーションで撮影したことと、MVとの関連性はありますか。

私が日本に引っ越してきたばかりで、この場所にとても刺激を受けているからです。そう思わない人がいますでしょうか?トリートメント(映像制作資料)の作成と撮影は、いままでに撮影したことない地方都市・栃木県烏山を選びました。それから、私も通勤で使っている、うちの子どもたちが大好きな電動自転車(ママチャリ)にも影響を受けているので、MVにも登場させています。また、以前六本木ヒルズの交差点の真ん中で、酔っ払って暴言を吐いているラグビーファンを日本の警察が巨大な布団らしきものでなだめているのを見たことがあって。日本の警察官が、毛布をかけて状況を和らげてくれたのが良かったんです。暴徒にかぶさった毛布がめくられたとき、警察官が男を抱きしめているようにも見えたし、さっきまで男が唾を吐いて叫んでいたにもかかわらず、本当に同情しているようにも見えた。その記憶がとても印象に残っています。権力者の思いやりのある一面を見るのは新鮮なことだと思いました。そんな日本での体験が、MVのインスピレーションになっています。

- 前に監督したKhruangbinのミュージックビデオ ‘Two Fish and an Elephant’ にも似たようなテーマがありましたよね。この2つのミュージックビデオは何かつながりがあるのでしょうか。

‘Two Fish and an Elephant’ - http://wklondon.com/2016/10/two-fish-and-an-elephant/
(スコットが以前在籍していたW+Kのロンドンオフィス・W+K London とSOMESUCHの共同プロデュース)

どちらのミュージックビデオも「前に進む」というテーマを共有していますが、これは特に意図したものではなく、自然な反応として出てきたものなのですが、テーマの関係性はとても気に入っています。‘Two Fish and an Elephant’ では、ヒロインは恋人の支配から解放されるために、最後にもう一度恋人と向き合わなければならないのですが、‘So We Won't Forget’では、大切な人(娘)との関係性がどうなっているか注目してみてください。こちらでは、主人公は愛する人を解放し、悲しみを手放し、再び自由にならなければならないのです。

- このプロジェクトが生まれた経緯を教えてください。

‘Two Fish and an Elephant’のミュージックビデオ制作はとても楽しいプロセスでした。ありがたいことにその実績から、バンドメンバーのローラ・リーがもう一本やらないかと誘ってくれたので、二つ返事でオファーを受けたんです。私はまだW+K東京のECDとして日本に移住したばかりだったので、ここでの制作についての知識を早く身につけたいと思っていました。制作パートナーのNakamaさん、DOPのカテブ・ハビブさんなど、映像に出てくる人から裏方まで、才能のある人たちと出会えたことは幸運でした。みんながバンドのファンだからこそ、期待していたこと以上の努力をしてくれたのです。近い将来、W+K東京ではより多くのエンターテイメント、音楽、カルチャーとリンクした仕事を行いたいと思っています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/26078/7/resize/d26078-7-231716-1.jpg ]


<配信元企業>
Wieden+Kennedy Tokyo (ワイデンアンドケネディ トウキョウ)
ワイデン+ケネディはオレゴン州ポートランドの本社のほか、アムステルダム、デリー、ロンドン、ニューヨーク、サンパウロ、上海、東京にオフィスを構える世界唯一の独立系クリエイティブエージェンシー。各支店ではナイキを始め、コカ·コーラ、P&G、Honda、サムスン、Old Spice、フェイスブックなどの企業とともに、卓越した表現の力でインパクトのある広告を製作している。2018 年6月に20 周年を迎えた東京オフィスは、日本企業、グローバル企業における国内外のキャンペーンを担当しマーケットを広げ続けている。現在ワイデン+ケネディ トウキョウのクライアントは、ナイキジャパン、ナイキコリア、大塚製薬工場、アウディジャパン、イケアジャパンなど。


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