史上最高のフットボーラー、リオネル・メッシ――その偉大なる軌跡を豊富な写真と記録、証言で追ったフルカラー評伝!
PR TIMES / 2017年8月3日 15時34分
前人未踏の記録を打ち立て、多くのフットボールファンを魅了するメッシを、写真とデータ、そして数々の証言から構成! かつてない“メッシ本”、ついに刊行!!
本書を読めば、リオネル・メッシのすべてがわかる!
メッシを、バルセロナを、フットボールをより楽しむために持っておきたい!
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■ バロンドール最多受賞
■ リーガ・エスパニョーラ最多得点
■ アルゼンチン代表最多得点
■ 公式戦通算500得点達成
[画像: https://prtimes.jp/i/26724/7/resize/d26724-7-862995-0.jpg ]
メッシの偉大さを説明するには、記録だけでは足りない!
「メッシはこれまで見た中で最高の選手であり、
今後も彼を超える選手はあらわれないだろう」
――ペップ・グアルディオラ
「メッシは間違いなく世界一の選手であり、
私にとっては史上最高の選手だ」
――ルイス・エンリケ
「世界一の選手? リオネル・メッシだ。
史上最高の選手? それもリオネル・メッシだ」
――アーセン・ヴェンゲル
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=-9sIRE1WiQA ]
メッシの凄さを表現するには、証言だけでは足りない!
著者は言う。
「誰が最初に言いだしたのか? それはこの際置いておこう。美しいゲームという言葉でわれわれがまず思い浮かべるのは、史上最高のサッカー選手と呼ばれるペレだろう。少なくとも、最近まではそうだったはずだ。
今世紀に入ってから6、7年の間、当時BBCのスポーツ・キャスターだったアドナン・ナワツと私は、史上最高のサッカー選手は誰かという議論を幾度も重ねていた。ナワツはマラドーナ、私はペレという意見だった。だがナワツは議論の最後に、バルセロナで目にした一人の若い選手について言及した。そして、その選手に注目したほうがいいと教えてくれた。
それから現在に至るまで、史上最高の選手についての議論は続いているが、最近われわれの意見は一致している。だが、選ぶのはペレでもマラドーナでもない。
近年の世論を見ると、リオネル・メッシこそが史上最高の選手であることに疑問の余地はない。理由は数えきれないほどある。バルセロナ及びアルゼンチン代表として、通算で500ゴール以上を達成し、アシストも200以上にのぼっている。数字がものを言う現代において、メッシは人々の議論などどこ吹く風と史上最高の選手として君臨しているのだ。
天才的なサッカー選手はどのようにして生まれるのだろうか。才能を開花させ、重要な場面でゴールを決める力はどうやって身につくのか。
ゴールこそがすべてを物語っている。ゴールが決まる瞬間は個人の能力が最も輝くときであり、それが大舞台やタイトルのかかった試合におけるものであれば、なおさらだ。メッシにとっての大舞台でのゴールはUEFAチャンピオンズリーグの決勝や、コパ・デル・レイ(国王杯)の決勝や、永遠のライバルであるレアル・マドリードとの数えきれないほどの試合におけるゴールである。
メッシの戦術的な側面は素晴らしく、本書でも数多く語ることになるが、ひとつ忘れてはならないことがある。それは美しさだ。私の妻によれば、メッシは甘いマスクを持ってはいるが、外見は至って平凡だということだ。だが、彼の脚の動きには美しさがあり、芸術性がある。
一度もサッカーを観たことがなければ、何がなんだかわからない動きかもしれない。メッシの才能の驚くべき点は、複雑な動きをきわめて簡単にやっているように見せるところにある。メッシのそういったプレースタイルもかなり定着しているので、今さらこんなことを書いているだけで年寄りになった気分だ」
そう、圧倒的なゴール数と美しさは、すべてのフットボールファンを魅了する。そこで本書では、メッシがたどってきた足跡をただ追うだけでなく、豊富な写真や記録、データ分析なども盛り込んで、彼のすべてに迫ろうとしている。
著者は言う。
「なぜ、メッシの本を今書くのだろうと疑問に思う方もいるかもしれない。まだ彼はさらなる伝説を残す可能性があり、語るべきストーリーは残されていると。確かにそうかもしれない。だが、めまぐるしい変化に満ちた現代においては、やろうと思ったことはすぐに手をつけないと機会を逃しかねない。
メッシはすでにバルセロナの歴代選手のうち、通算得点ランクで首位を独走し、リーガ・エスパニョーラの最多得点記録も保持している。これ以上は達成しようがないほどの記録を残しており、今後もそれを伸ばしていくことだろう。今の時点で彼の偉業について書きとめておき、プロとしてわずか10年あまりで目覚ましい活躍を見せた軌跡を残しておきたいのだ。
アルゼンチンのロサリオでボールを蹴っていた一人の少年は、常に兄たちよりも強くなりたいと願っていた。そんな幼少期の姿にはきっと誰もが魅了されることだろう。同時に、なぜわれわれがサッカーを愛するのかを改めて思い出すかもしれない。つまるところ、サッカーは楽しいものなのだ。
プレーするにしても、観るにしても。アルゼンチン生まれの少年が、やがて史上最高の選手へと育っていく。ペレ、こんなことを書く私をどうか許してほしい」
本書を読んで、改めてメッシの素晴らしさ、フットボールの面白さを体感してほしい。
(著者プロフィール)
サンジーヴ・シェティ(SANJEEV SHETTY)
スポーツ・ジャーナリスト。約20年間、BCCスポーツで記者として過ごす。その前の10年間はテレビやラジオでも活躍。主な著作として『No Middle Ground:Eubank, Benn, Watson and The Last Golden Era of British Boxing』などがある。妻のローラ、二人の子供たち、ラファエルとルーベンとともにイングランド西部のチェシャー州に在住。
(訳者プロフィール)
関 麻衣子(MAIKO SEKI)
千葉県生まれ。青山学院大学文学部卒。法律事務所勤務を経て英日翻訳者に。ジェイムズ・エルロイ、カール・ハイアセンなどの訳者である田村義進に師事。主な訳書に『ジョゼ・モウリーニョ 勝者を生み出すメソッド』(東洋館出版社)、『小学館の図鑑NEO海のひみつ』(小学館)(共訳)その他短篇等がある。
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