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北海道大学で寄附講座「泌尿器科総合地域医療システム学講座」開設 ~地域医療連携ネットワーク実現に向けた人材育成~

PR TIMES / 2021年4月6日 15時27分

株式会社アミノアップが北海道大学と初めて寄附講座開設



[画像1: https://prtimes.jp/i/27147/7/resize/d27147-7-416808-1.jpg ]



北海道大学大学院医学研究院は、2021年4月1日より新たな寄附分野として「泌尿器科総合地域医療システム学講座」を開設します。この講座は、北海道厚生農業協同組合連合会(JA北海道厚生連)と株式会社アミノアップ(北海道札幌市・代表取締役会長:小砂憲一、代表取締役社長:北舘健太郎)の寄附金を受けて運営されるものです。株式会社アミノアップが北海道大学と共同で寄附分野を開設するのは今回が初めてとなります。

【開講の背景と目的】
北海道大学腎泌尿器外科学教室の篠原信雄教授は、人口の急速な高齢化・偏在化に伴い、特に地方においては高齢者に好発する泌尿器科疾患を有する患者は増加しているが、それに対応できる医師が足りていないと指摘しています。その解決策として、同教室はデジタル技術を活用した地域医療連携システムや泌尿器外科教育システムの構築・運用に取り組んできました。本講座は、そうしたシステムを活用して、北海道大学病院の泌尿器科と各地域の医療拠点である研修連携病院、かかりつけ医となる一般医師を連携させる地域医療連携ネットワークを構築し、その運用に不可欠な将来の研究・教育・診療を担う人材の育成を目指し開設されるものです。

【地域医療連携ネットワーク】
北海道内で増加を続ける高齢者患者全てに対応するのは、泌尿器科専門の人員だけでは困難です。そこで各地域の中核病院と高齢者患者のかかりつけ医が連携し、比較的容易な治療や経過観察についてはかかりつけ医が、手術などの高度な治療は中核病院が担当するという構想です。排尿症状に関する過去の検討では、治療は自分のかかりつけの医師にしてほしいと回答した患者が68.8%という結果が得られています。こうした担当の分配は、排泄障害について家族や医師に相談する心理的負担を感じずに治療を受けられることや、通院の負担軽減など、患者側にもメリットがあると言えます。

【人材育成】
現代の泌尿器外科治療はロボット支援手術や腹腔鏡手術など高度化が進んでおり、こうした技術を地方の病院でも円滑に導入するためには、遠隔システムを利用した指導的泌尿器科医によるバックアップ体制が不可欠です。そこで、本講座では専門分野診察能力と高度な技術、研究意欲を持ち、泌尿器科医療の発展に貢献できる人材を育成します。数年後には臨床指導能力の高い指導医として、地域の研修連携病院への配置を目指します。

こうして地域医療の課題を解決するためのシステムを継続的に開発運用していくことで、泌尿器疾患の早期発見と正確な症状データの蓄積、そして早期の適切な治療につながり、ひいては社会保障費の削減にもなりうると考えられています。

※参考情報
【株式会社アミノアップ】
1984年設立以来、「自然の恵みで世界の人々を笑顔にする」というミッションのもと、科学的に裏付けられた機能性素材の開発・製造を行なっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27147/7/resize/d27147-7-579274-0.jpg ]


商 号 :株式会社アミノアップ
所在地 :北海道札幌市清田区真栄363番地32
代表者 :代表取締役会長 小砂 憲一 代表取締役社長 北舘 健太郎
資本金 :3億6900万円
事業内容:
・バイオテクノロジー(微生物大型タンク培養法)による植物活力資材、担子菌培養抽出物などの生理活性物質の
 開発・製造及び販売
・天然物由来の生理活性物質の開発・製造及び販売
・ISO 9001:2015認証取得
・ISO 22000:2018認証取得
・健康補助食品GMP認証取得
URL:https://www.aminoup.jp

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