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食品・医薬品工場での毛髪混入防止はアプリにお任せ! 衛生チェックアプリ「コロコロチェッカー」新発売

PR TIMES / 2019年8月5日 11時40分

粘着ローラーに装着した回転センサーが見本動画と連動し、正しい除去作業を指導

空調衛生設備等のエンジニアリング・コンサルティング・設計・製造などを行う菱熱工業株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:近藤貢)は、多言語対応の衛生チェックアプリ「コロコロチェッカー」を開発(特許出願中)、全国の食品工場・医薬品工場向けに本格販売を開始しました。当製品は、9月11日~13日に東京ビッグサイト青海展示棟で開催される「フードセーフティジャパン2019」に出展されます。



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 「コロコロチェッカー」はその名の通り、粘着ローラー(通称・コロコロ)を転がして作業着等に付着した毛髪を取り除く際、ローラーに装着した回転を検知するセンサーをiPad画面上で動画と連動させて、除去作業が正しくできているかをチェックするアプリ。毛髪除去作業の効果・効率が大幅にアップするとともに、作業をチェック・管理するスタッフの人件費削減をもたらします。また、日本語・英語・ベトナム語をはじめ多言語にも対応しており、外国人従業員に対する新人教育にも活用できます。なお、当製品は「第30回大田区中小企業 新製品・新技術コンクール」において奨励賞を受賞しました。

販売価格は1セット(iPad+アプリ+センサー)12万9000円(税別)で、初年度は全国100の工場での導入を目指しています。

当製品の開発背景
食品工場や医薬品工場において、品質管理対策で関係者を悩ましているのが「異物混入」です。従業員は白衣のユニフォームに着替えた後、粘着ローラー→エアシャワー→手洗い、とステップを踏んで作業場内に入りますが、こうした衛生管理の中で最も気を遣うのが「毛髪対策」、すなわち粘着ローラーでの毛髪除去作業です。

日本人の一般成人には頭部に約10万本の毛髪があり、抜け代わりの周期から計算すると理論上、1日約55本の毛髪が抜け落ちるといわれます。このため、各工場では毛髪落下防止に細心の注意を払い、粘着ローラーを転がす手順を一覧表にしてパネルで掲示したり、動画を作って流したりするなど、正しい“コロコロ”の指導に努めていますが、混入事故がゼロになることはありません。

また、新人従業員や外国人従業員にとっては、こうした一連の工程がなかなか理解できず、除去作業に手間取ってしまい、作業場に入る時間が遅れるなどの支障も生じています。さらに、ベテラン従業員であっても同僚たちとのおしゃべりなどに気を取られ、つい手順をおろそかにしてしまう時があるといいます。

こうした問題を解決するため、当社では、正しい毛髪除去方法を示した動画と粘着ローラーに内蔵したセンサーを組み合わせた国内初の衛生アプリ(iOS対応)を考案。当社の取引先である食品工場と共同で「コロコロチェッカー」を開発しました。

製品の特徴
毛髪は通常、頭部などの高い位置から落下して衣服に付着するため、頭・帽子全体→首回り→肩から背中の上部→腕の外側→腕の裏側→脇の下→胸部→腰部→脚の前部→脚の後部→足先、といった順にローラーをかけるのが効果的です。当アプリでは、これらの標準的な18ステップを日本語・英語・ベトナム語の3か国語の表記で動画にまとめました。ところが、見本動画をただ流すだけでは、コロコロすべき部位や回数などを正しく理解することはできません。そこでローラーの回転と動画を連動させることにより、正しくローラーをかけない場合、次のステップに進めないようなシステムを作り上げました。

すなわち、ローラー本体(筒内部)に三軸センサーを搭載し、z軸が円を描くことで「コロコロしている」と認識するシステムを開発。センサーからの回転情報はBluetooth経由でiPad内のアプリに送信され、ローラーの回転数がパーセント表示されて一定の回転数に達すると、次のステップに進める仕組みです。また、作業状況はiPadのフロントカメラで動画撮影・記録され、画面上で確認することができます。

また、ローラーのかけ方は各工場により異なりますが、見本動画および写真の追加・変更はオプション(追加編集料金)にて対応します。

外国人従業員などの新人教育にも威力を発揮
近年、日本国内の食品工場で働く外国人が増えています。外国人従業員の新人教育では、一般的に英語が使われていますが、中には英語があまり得意でない人もいます。当アプリは、日本語・英語・ベトナム語に標準対応していますが、他の言語についてもグーグル翻訳などを用いて利用者が編集することが可能です。

また、衛生観念には“お国柄”というものもあり、日本ほど毛髪混入にナーバスではない国もあります。この点、当アプリでは作業状況が記録されるため、リアルタイムでの動画による指導に加え、記録された動画を従業員教育に有効活用することもできます。

今後のバージョンアップとしては、正しい毛髪除去手順に従わない人に対しては、エアシャワーや手洗いの工程に物理的に進めないようにする「インターロック」システムの構築や、当アプリを従業員のID管理に活用する等の検討を進めるなど、さらなる研究・開発に取り組んで参ります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/27161/7/resize/d27161-7-717263-5.png ]

<会社概要>
■会社名:菱熱工業株式会社
■住所 :東京都大田区南馬込2-29-17
 TEL:03-3778-2111 FAX:03-3778-2100
■創  業:1948年7月21日
■設立:1966年2月9日
■資本金:1億円
■売上高:84億円(平成28年9月期・関連会社含)
■代表取締役社長:近藤 貢
■従業員:135名
■事業内容:冷熱エンジニアリング 冷熱エンジニアリング総合企業
 冷熱プラント、冷熱機械、環境装置、冷凍冷蔵、
 空調衛生設備のエンジニアリング、コンサルティング、
 設計、製造、施工、メンテナンス
■URL:http://www.ryonetsu.com/

<本件に関するお問い合わせは>
菱熱工業株式会社
担当/プラントドメイン 池上、山田
TEL03-3778-2118 FAX03-3778-2119 

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