『来年110周年を迎える公益財団法人がん研究会とがん撲滅への挑戦!』
PR TIMES / 2017年8月7日 13時54分
『がん撲滅をもって人類の福祉に貢献せよ!』 今から109年前の日本にがん撲滅に向けて立ち上がった男たちがいた!
~第3回がん撲滅サミットに世界的な乳がんの権威・大野真司医師が登場!~
登壇にあたっての本人コメント・当日の講演概要をリリース。
今年11月12日(日)午後1時~パシフィコ横浜 会議センター1階メインホールで開催される第3回がん撲滅サミット(HP http://cancer-zero.com)は、オールジャパンでがん撲滅に向けて立ち上がろうという趣旨で開催されるが、驚くことにこの動きはすでに109年前の日本で始まっていたのである。
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今や日本はもちろん世界でも有数のがん専門病院となった公益財団法人がん研究会有明病院の前身『癌研究会』がそれだ。
このとき、日本の政財官医療界の重鎮だった青山胤通(たねみち)、山極勝三郎(やまぎわかつさぶろう)、桂太郎、渋沢栄一らが中心となり、がん撲滅に向けて行動を開始したのである。青山胤通は明治天皇の侍医、宮内庁御用掛を務めた東京大学医科大学校内科第一講座の教授で、森鴎外とも親交があり、樋口一葉の主治医でもあった。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27400/7/resize/d27400-7-823451-3.jpg ]
そして山極勝三郎は1915年(大正4)に世界で初めてがんを人工的に発症させた人物で、これによってがん研究は飛躍的に進むことになった。このとき山極は弟子の市川厚一とただひたすらウサギの耳にコールタールを塗り込み続け刺激を与えることで、ついにがんを発症させることに成功。人工的にがんが発症できるなら、人工的にがんを治すことも可能だとの道理を世に示した。
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さらに、がん撲滅への挑戦に日本実業界の父と呼ばれる渋沢栄一という大財界人が加わっていたことは特筆すべきではないだろうか。
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金銭の損得勘定を追求していけば経営陣や従業員の健康があってこその経済活動だと誰しもが気がつく。だが、重要なのは国家、国民という大舞台があってはじめて経済活動やビジネスは成立するのだという『経世済民』の理念に立ち戻り、国民を救ってこその経済人であるという覚悟を持てる財界人は意外と少ないのではないだろうか。
そういう意味で、今から109年前に財界人として、がん撲滅に立ち上がった渋沢栄一の姿勢や行動には現代の我々も見習うべきものがある。
だが、先人の理念、理想から109年が経過した今も、がんとの闘いは一進一退を繰り返しており、ようやく克服への道が見えてきたというのが実情である。
しかし大事なことは109年前にがんを撲滅しようと夢見た男たちがこの国にいたという事実であろう。ある意味、彼らが挑戦を決意したのは単にがんという病だけではなく、それが自分たちの世代で果たせなければ後世の日本人にそれを委ね、託すことによって実現を果たそうと考えていたのではないだろうか。
ならば彼らの夢を受け止めて、我々も立ち上がるしかないだろう。そういう文脈において言えば、第3回がん撲滅サミットには武藤徹一郎大会長、がん研有明病院 山口俊晴病院長、乳がんの権威 大野真司医師ら、先にご紹介した先人たちの夢と志を継承した平成の青山胤通、山極勝三郎、渋沢栄一らが登場するのだから、実に不思議な因縁である。
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特に今回登壇する大野真司医師はTBS系列放送の『情熱大陸』にも出演した世界的な乳がんの権威であり、自らNPO法人の中心となって乳がん患者の方々のために支援活動を行っている。 しかも乳房再建手術のスペシャリストでもあり、『情熱大陸』出演後は、さらにセカンドオピニオン希望者が殺到している。そもそも、この技術は2013年に保険適用となったため、それまで100万円前後かかっていた手術費用が約30万~40万円となり、これに高額療養費制度を利用すれば、さらに自己負担が減少することから大野医師に予約が殺到するようになっていったのである。
「ただし、全摘手術をされた患者さんで、胸壁のがんの再発を防ぐために放射線治療をされる場合は、がんの手術と乳房再建を同時に行うのはお勧めしておりません」とは大野医師。
ともあれ、第3回がん撲滅サミットでは公開セカンドオピニオンに大野医師は登壇するが、会場での質問があれば、当日、乳房再建の話が出るかもしれない。日頃から予約が取りにくいうえ、女性患者の失望と喪失感を癒し、希望を与え続ける乳がんのスペシャリストに直接質問できる絶好の機会といえよう。
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大野医師は言う。
「乳がんの治療はとても進歩していましてね、たとえば手術技術、器具の進歩、放射線診断や治療機器、新薬の開発で、高度な医療が提供できるようになりました。乳がんでお悩みの方々、ぜひ公開セカンドオピニオンに参加していただきたいですね」
109年前にがん撲滅を夢見た男たちの魂を受け継いだ武藤徹一郎大会長、山口俊晴病院長、大野真司医師ら、がん研究会有明病院の精鋭たちが多くの患者を救っている姿を見たなら、彼らはきっとこう言うだろう。
「諸君。我々は癌研究会を創立して本当に良かった」と。
こうして公益財団法人がん研究会の歴史を知れば知るほど皆さんが会場に足を運びサミットに参加されること。それ自体が歴史を作り上げる行為そのものといえるだろう。
お問い合わせ事務局は、
○公益財団法人がん研究会有明病院 総務課
〒135-8550 東京都江東区有明3丁目8番31号
TEL:03-3570-0397(直通)
担当:山崎・高橋
○第3回がん撲滅サミット運営代行事務局
〒105-0003 東京都港区西新橋2-18-2 NKKビル8階
TEL:03-3433-1500
E-mail:cancer-zero@wci-jp.com
担当:石山・鈴木
参加人数も限られているため、早めの予約が良いとの事。
<写真は一部wikipediaより。引用参考文献『癌研究会百年史』(癌研究会百年史編纂委員会)その他>
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