2020年(第 29 回)ブループラネット賞 特設サイトを新たに開設、受賞者への特別インタビュー動画を公開

PR TIMES / 2020年12月2日 19時45分

地球環境国際賞

公益財団法人旭硝子財団(理事長 島村琢哉、所在地 東京都千代田区)は、地球環境国際賞であるブループラネット賞の特設サイト( https://www.af-info.or.jp/blueplanet/special2020/)を新たに開設し、2020年(第29回)受賞者の特別インタビュー動画を公開いたしました。本年度の受賞者は、植物ベースの食物は人間の健康と環境の両方に利があるのに対し、赤身の肉類は両者に悪影響を与えることを示し、人間の健康にも、地球環境にもよい農業の実践と食習慣への移行を提案するデイビッド・ティルマン教授(米国)と、国際自然保護連合(IUCN)絶滅危惧種レッドリストのためのカテゴリーと定量的な基準の開発を主導し、評価対象種の拡大とともに両生類の世界的な保護活動にも顕著な貢献をしたサイモン・スチュアート博士(英国)の2名です。



[画像1: https://prtimes.jp/i/46771/7/resize/d46771-7-328591-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/46771/7/resize/d46771-7-557831-1.png ]

本賞は、地球環境の修復を願い、地球サミットが開催された1992年(平成4年)に設立され、地球環境問題の解決に関して社会科学、自然科学/技術、応用の面で著しい貢献をされた個人、または組織に対して、その業績を称える国際的な賞です。毎年原則として2件を選定し、受賞業績1件に対して、賞状、トロフィーおよび賞金5千万円が贈られます。

今回の特別インタビュー動画は、新型コロナウイルス感染症の影響で受賞者の来日および表彰式典や記念講演会が中止となったため、それに代わる内容としてウェブサイトに公開しました。本サイトでは例年の式典の流れに沿って、当財団理事長島村の挨拶、吉川顕彰委員長によるブループラネット賞紹介、秋篠宮皇嗣殿下からのお言葉等も紹介しています。ティルマン教授は、インタビュー(聞き手:東京大学先端科学技術研究センター研究顧問 小林光氏)で、生物多様性の重要性や人々の食習慣と環境問題や農業の関連性、日常生活で生活者が貢献できること等を語りました。スチュアート博士は、インタビュー(聞き手:国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)会長 渡辺 綱男氏)で、レッドリスト誕生の背景や各国に果たしてきた役割、科学的な基準の策定にあたり苦労した点等を語りました。深刻化する地球環境問題の解決に向け、お二人の真摯な想いが伝わる内容となっています。ぜひご覧ください。

1. デイビッド・ティルマン教授(米国) 1949年7月22日生まれ
ミネソタ大学 教授 大学理事
カリフォルニア大学サンタバーバラ校 卓越教授
[画像3: https://prtimes.jp/i/46771/7/resize/d46771-7-547660-2.jpg ]

農業と食習慣が健康と環境に与える影響について精査し、植物ベースの食物は人間の健康と環境の両方に利があるのに対し、赤身の肉類は人間の健康にも環境にも悪影響を与えることを示した。密接に関連している食習慣・健康・環境のトリレンマ※を地球規模の問題ととらえ、人間の健康にも、地球環境にもよい農業の実践と食習慣への移行を唱道している。
※トリレンマとは、三つの選択肢の間ですべてを同時には満足できない状態。


2. サイモン・スチュアート博士(英国)1956年7月14日生まれ
シンクロニシティ・アース戦略的保全部長
元 国際自然保護連合(IUCN) 種の保存委員会議長
[画像4: https://prtimes.jp/i/46771/7/resize/d46771-7-752396-3.jpg ]

IUCN 絶滅危惧種レッドリストのためのカテゴリーと定量的な基準の開発を主導し、評価対象種の拡大に顕著な貢献があった。この堅固な科学的基盤により、レッドリストは、最も信頼性が高く、広く利用される種の絶滅リスクに関する情報源となった。また、世界両生類アセスメントを立ち上げ、統括し、両生類の減少はその生息場所だけでなく、自然環境が損なわれつつあることを示していると警鐘を鳴らした。

< 本年度(第 29 回)の選考経過 >
国内488名、海外795名のノミネーターに推薦書を送り、127件の受賞候補者が推薦されました。候補者の分野は、多い順に環境経済・政策が33件、生態系25件、気候、地球科学18件などでした。候補者は34ヶ国にわたり、途上国からの候補者は21件あり、全体の17%に相当します。選考委員会による数次の審査をもとに顕彰委員会に諮った後、理事会で、1件はデイビッド・ティルマン教授が、もう1件はサイモン・スチュアート博士が受賞者として正式に決定されました。

<ブループラネット賞について>
人類が解決を必要としているグローバルな諸問題の中で、最も重要な課題の一つが地球環境の保全です。地球温暖化、酸性雨、オゾン層の破壊、熱帯雨林の減少、河川・海洋汚染などの地球環境の悪化は、いずれも私達人間の生活や経済活動が大自然に影響を及ぼした結果です。旭硝子財団は、地球環境の修復を願い、地球サミットが開催された1992年(平成4年)に、地球環境問題の解決に向けて著しい貢献をした個人または組織に対して、その業績を称える地球環境国際賞として「ブループラネット賞」を創設いたしました。
賞の名称の「ブループラネット」は人類として初めて宇宙から地球を眺めた宇宙飛行士ガガーリン氏の言葉「地球は青かった」にちなんで名付けました。この青い地球が未来にわたり、人類の共有財産として存在しつづけるようにとの祈りがこめられています。

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