全ての人に「かかりつけ医」を/厚労省「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とインフルエンザの同時流行に備える『上手な医療のかかり方』特別対談イヴェント開催
PR TIMES / 2020年11月17日 18時15分
デーモン閣下、コロナ禍こそ、「かかりつけ医」が重要
赤江珠緒さん、コロナ危機の救世主は「かかりつけ医」
[画像1: https://prtimes.jp/i/51382/7/resize/d51382-7-693431-2.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/51382/7/resize/d51382-7-648286-6.jpg ]
必要な人に適切な医療が提供されることを目的に、「上手な医療のかかり方」プロジェクトを推進している厚生労働省は11月16日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とインフルエンザの同時流行に備える「上手な医療のかかり方」特別対談イヴェントを省内で開いた。COVID-19感染拡大防止のため、実際の出席者は一部関係者のみに限定し、イヴェントの様子はオンライン配信した。
COVID-19状況下における「上手な医療のかかり方」について、田村憲久厚生労働大臣、黒岩祐治神奈川県知事、尾身茂新型コロナウイルス感染症対策分科会会長の3人による事前収録した特別対談を放映。続くトークセッションでは、「上手な医療のかかり方」大使を務めるアーティストでコメンテーターのデーモン閣下とフリーアナウンサーの赤江珠緒さん、迫井正深厚生労働省医政局長が登壇。国民目線での「上手な医療のかかり方」について、それぞれの立場からトークをして、正しい行動への理解が進むよう呼びかけた。
イヴェントの冒頭、田村大臣は「コロナ禍で感染への恐れから医療機関を避けてしまい、必要な医療を控える人が増えている。こうした状況では、身近な『かかりつけ医』がますます重要になってきている。多くの人たちに『上手な医療のかかり方』を実践してもらいたい」とあいさつした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/51382/7/resize/d51382-7-841591-5.jpg ]
トークイヴェントでは、デーモン閣下が「何かあったときに慌てて大病院に行くのではなくて、身近で体の状態をよく知っている『かかりつけ医』は気軽に相談ができるし、適切な医師を紹介してもらえる。これはコロナ禍こそ大事だ」と指摘。また、聖飢魔IIのコンサートも予定通り開けず、曲は映像で生では演奏はせずに構成員は生でトークを披露し、「意外とこれが評判いいんだよね。エンタテインメント業界は深刻な影響を受けているが、これは新しい形の提示だ。」と話した。
[画像4: https://prtimes.jp/i/51382/7/resize/d51382-7-351522-0.jpg ]
赤江さんは4月に新型コロナウイルスに感染したことを公表。その後肺炎を発症して入院し、5月に退院した。この日のトークイヴェントでは、37.5度の熱が続いて咳が出始めた当初の病状のころを振り返り、「すぐにかかりつけ医の耳鼻科の先生に診てもらったら、先生は私が咳をする状況をみて普段と違うとわかってくれた。その後、保健所の人に相談する際も、なかなか連絡がとれない状況で、この先生に連絡をつけてもらった。とても心強かった。仕事を続けるべきかやめるべきかについても、この先生に相談して判断してもらった」とかかりつけ医の重要さを指摘した。
[画像5: https://prtimes.jp/i/51382/7/resize/d51382-7-437228-3.jpg ]
迫井医政局長は「11月はみんなで医療を考える月間。医療にどうかかったらいいか、みなさんに考えてほしい。過度な受診控えが起きているが、医療機関は感染防止対策をとっている。これまでの話にも出ているとおり、日常的に相談できる『かかりつけ医』はとても大切。とくに若い人にはこれまで以上に意識してもらいたい」と話した。
[画像6: https://prtimes.jp/i/51382/7/resize/d51382-7-812797-4.jpg ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/51382/7/resize/d51382-7-878019-1.jpg ]
田村大臣と黒岩知事、尾身会長の3人による対談の中で、インフルエンザとCOVID-19が同時流行する可能性に触れ、尾身会長は「今後発熱する人は増えていくと思うが、自分で判断するのではなく、まずは相談してほしい」、黒岩知事は「病状を診てもらえる医療機関がないという『受診難民』を絶対に生まないように、神奈川県は相談センターをつくるなどの対策をとっているので、安心してほしい」と述べた。最後に、田村大臣は「『かかりつけ医』がいることはたいへん重要。発熱したらまずは電話で相談して、その指示に従って、検査を受けてもらいたい」と話した。
上手な医療のかかり方プロジェクトとは
[画像8: https://prtimes.jp/i/51382/7/resize/d51382-7-751324-7.jpg ]
国民の健康をまもるために日夜力を尽くす医師・医療従事者のために、2020年度に始まったプロジェクト。医療の危機と現場の状況は深刻で、「いのちをまもること」「医療をまもること」は日本にとっても、私たちの身近にとっても喫緊の課題だとして、国や自治体、医療提供者、民間企業、市民社会などをはじめ、医療の恩恵を被る「すべての人」が考え、参加し、行動すべき、国民的プロジェクトだと位置づけている。
厚生労働省が2020年度に「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」を開催し、その懇談会では議論の取りまとめと「いのちをまもり、医療をまもる」国民プロジェクト宣言!がなされた。厚労省は「上手な医療のかかり方を知って、できることから始めよう」と呼びかけている。
(参考URL)
▼上手な医療のかかり方とは
https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/change.html
▼上手な医療のかかり方を広める懇談会HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_01491.html
▼「いのちをまもり、医療をまもる」国民プロジェクト宣言
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000458856.pdf
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【救急医療週間】夜間・休日のかかりつけ医機能の強化を目指して
PR TIMES / 2024年9月13日 17時19分
-
医師・弁護士による「Legal Doctor」、国内外の個人投資家から1.5億円の資金調達を実施
PR TIMES / 2024年9月5日 21時40分
-
新型コロナ拡大により国内の往診やターミナルケア、看取りが急増
Digital PR Platform / 2024年9月4日 10時28分
-
アカチャンホンポアプリ内に無料医療相談窓口を設置“ファストドクター with アカチャンホンポ”で実証実験開始
PR TIMES / 2024年8月30日 12時45分
-
「このままだと妻を殺してしまいかねない…」夫婦で同時期に育児うつに陥った男性が語る父親の育児うつへの対処法「男友達に相談という発想もなかったからこそ…」
集英社オンライン / 2024年8月26日 17時0分
ランキング
-
1「コンビニは高い」払拭目指すセブン-イレブン 松竹梅の“梅”重点強化
食品新聞 / 2024年9月20日 9時57分
-
2漁業関係者、「ぬか喜びにならなければ」=歓迎も中国側の手のひら返し警戒
時事通信 / 2024年9月20日 20時55分
-
3キオクシアHD、1200億円の融資枠設定=三重・岩手の投資に活用
時事通信 / 2024年9月20日 22時41分
-
4ほっかほっか亭「コラボ依頼して賛否」への違和感 日清食品「10分どん兵衛」の成功例に倣えるか
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 15時20分
-
5“推しスーパー”投票 総合1位は「ヤオコー」 魚部門、品揃え部門、サービス部門も決定 それぞれの特色も【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月20日 22時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください