Pegasystems、組織全体のサイロ化を解消し、作業の合理化を実現する「プラットフォーム用プラットフォーム」Pega Process Fabricを発表

新しいクラウドソフトウェアが異種複数のエンタープライズテクノロジーを集約・融合させ、顧客、従業員、パートナーのエクスペリエンス向上を実現





[画像1: https://prtimes.jp/i/54655/7/resize/d54655-7-473532-0.png ]

Pegasystems Inc. (NASDAQ: PEGA)の日本法人、ぺガジャパン株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：渡辺 宣彦、以下「ペガ」）は本日、Pega Process Fabric™を発表しました。企業・組織は、このクラウド型ソフトウェアアーキテクチャを活用することで、様々な環境・部門に分散されたエンタープライズテクノロジーを使った作業の合理化を実現することができます。この「プラットフォーム用プラットフォーム」は、最小限の導入作業のみで、テクノロジーのサイロ化を解消し、企業全体の作業を統合することで、従業員、顧客、パートナーのユーザーエクスペリエンスの向上に寄与します。

現在ハイパーコネクテッド化が加速する一方で、企業・組織は未だソフトウェアシステムの分断という課題に直面しており、ビジネスの潜在能力を最大限に発揮できていないのが現状です。企業・組織は、エンタープライズソフトウェアに毎年何兆ドルを投資していますが、肥大化したテクノロジースタックや、互換性のないポイントソリューションでいっぱいのばらばらのクラウドシステムの使用を余儀なくされています。その結果、従業員は、基本的なタスクを完了するためだけに異種アプリ間を移動するなど非効率な作業プロセスを強いられることとなっています。一方で、顧客は、遅くて一貫性のないサービスの利用を余儀なくされています。

Pega Platform™を通じて利用可能なPega Process Fabricは、動的API、オープンUXフレームワーク、UIコンポーネント、ロボティクスオートメーション、およびデータ仮想化を組み合わせることで、接続ギャップを端から端まで橋渡しします。このサイロ解消ソフトウェアは、さまざまなベンダーのエンタープライズテクノロジーを集約・融合して、「プラットフォーム用プラットフォーム」に統合します。個々のコンポーネントはバックグラウンドで独立して動作しますが、ユーザーと顧客にとって1つのまとまりとして機能します。

このアプローチは、企業・組織全体での作業プロセス次のように変革します。

- 従業員によるよりスマートに作業を可能に：異種複数のエンタープライズテクノロジーの集約・融合がもたらすエクスペリエンスにより、従業員は単一のユーザーインターフェイス内でペガおよび非ペガアプリケーションを操作できるため、非効率的な画面切り替えをする必要はありません。 Interwoven Worklistは、各従業員のタスクを1か所に統合し、AIを使用して最も重要な作業を最優先することに活用されます
[画像2: https://prtimes.jp/i/54655/7/resize/d54655-7-966504-1.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/54655/7/resize/d54655-7-123457-3.png ]


- 意思決定者に対して作業の可視性を提供：マネージャーとエグゼクティブなどの意思決定者は、企業全体で作業がどこでどのように行われているかを確認できます。プロセスインサイト分析により、意思決定者はシステムやビジネスユニット全体で進行中および完了した作業を完全に把握できます。

- パートナーを作業プロセスに接続：企業・組織がエコシステムを拡大する中、Pega Process Fabricはパートナーとパートナーがシステムを結び付け、統合チームとして運用できるよう支援します。これにより、全員が進捗状況を追跡し、データを共有し、企業・組織の境界を越えて作業を自動化できます。

- 非効率的な開発作業からITチームを解放：ペガのローコードモデル駆動型アーキテクチャとソフトウェアの再利用により、ビジネスパーソンはわずか数分でシステムをPega Process Fabricに簡単に接続できます。これにより、IT部門は、新しいソフトウェアを継続的にファブリックに接続することができるため、最新の市場ニーズに対応するというプレッシャーから解放されます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/54655/7/resize/d54655-7-372102-2.png ]


Center-outの仕組み：
違いは、ペガ独自のビジネスアーキテクチャアプローチにあります。 Pega Process Fabricは、サイロ化された各チャネルをトップダウンで再コーディングしたり、複雑なバックエンドをボトムアップでリエンジニアリングしたりするのではなく、Center-out™からITの複雑さを排除します。 ペガは、この新しいより俊敏なセンターレイヤーにビジネスロジックとインテリジェンスを適用して、既存のインフラストラクチャを中断することなく、作業プロセスに取り込みます。これにより、他のプラットフォームの連携を改善する新しいタイプのプラットフォームが効果的に生成されます。これにより、企業・組織は企業スタックを統合および最適化して、作業関係者により良い作業をさせることができます。

製品提供について：
Pega Process Fabricの各機能は、Pega Platformを通じて段階的に順次提供されます。現在、動的APIやデータ仮想化など、多くのものが利用可能となっています。Interwoven Worklistsとプロセスインサイト分析は、今年の第3四半期に提供が予定されています。異種複数のエンタープライズテクノロジーの集約・融合がもたらすエクスペリエンスを含む追加のアップデートは、2021年初めに予定されています。一部のPega Process Fabric要素には、追加の製品ライセンスが必要になる場合があります。詳細については、www.pega.com/process-fabricにてご確認ください。

さらに、Pega Marketplaceでは間もなく、ビルド済みのアダプターのダウンロードでの提供が可能になります。これらのアダプターは、Pega Process Fabricを、Salesforce、ServiceNow、Microsoft、Googleのエンタープライズアプリケーションや、UiPathやBlue PrismのオープンロボティクスオートメーションAPIなどの特定のアプリケーションに接続します。

Pegasystemsの創設者/CEOのAlan Trefler（アラン・トレフラー）談：
「デジタルトランスフォーメーションを検討している企業・組織は、誤った選択を冒す侵すことがよくあります。企業・組織は、ロボティックオートメーションの導入など一時的なバンドエイド（一時的な解決策）を受け入れるか、大規模な企業・組織変更を伴う高額なプロセスリエンジニアリングを受け入れるか、2つの選択肢の岐路に立っています。 Pega Process Fabricは革新的な代替手段を提案・提供します。これは、軽量でクラウドネイティブなアプローチであり、企業全体でテクノロジーとプロセスをエンドツーエンドで簡単に接続できます。これにより、従業員の仕事のやり方や顧客が好みのブランドを体験する方法を変革できると確信しています。」

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ