ISSとグラス・ルイス、キリンホールディングスに対する独立性のあるガバナンスの必要性を肯定

PR TIMES / 2020年3月16日 17時5分

2020年3月16日
【プレスリリース】
報道各位
インディペンデント・フランチャイズ・パートナーズ、LLP

ISSとグラス・ルイス、キリンホールディングスに対する独立性のあるガバナンスの必要性を肯定

・ガバナンスの強化を要請
・KV2027の経済的なロジックに対する疑問
・株式報酬の改善に対するISSの支持

インディペンデント・フランチャイズ・パートナーズ、LLP(以下、「フランチャイズ・パートナーズ」)は、3月27日に開催予定のキリンホールディングス株式会社(証券コード: 2503、以下、「キリン」または「同社」)定時株主総会に提出した株主提案に関して、インスティテューショナル・シェアホールダー・サービシーズ社(以下、「ISS」)とグラス・ルイスから支持を受けたことを嬉しく思います。

世界的な議決権行使助言会社であるISSとグラス・ルイスはそれぞれフランチャイズ・パートナーズによる提案を分析した上で、現在のキリンの戦略には合理性がないと断言しています。ISSによると、「過去約40年間で発酵・製薬・ビール各事業間のつながりはキリンの利益やマージンに反映されていないばかりか、国内ビール市場占有率の半減を防ぐことさえできなかった」。 また、グラス・ルイスは「不十分な株主還元や専門性と経験に欠ける取締役会に加え、キリンの新しいヘルスサイエンス事業における当初の経営不振を考慮すると株主のためにもKV2027に基づく多角化について独立性のある検証が必要である」と述べています。

フランチャイズ・パートナーズは、ビールに重点を置いた戦略こそが資本の有効活用、更には長期的にみて安定した魅力ある株主還元につながると信じています。よって、フランチャイズ・パートナーズは、自社株取得についての助言を支持することによって、キリンの長期的戦略は検証されるべきというシグナルを同社の取締役会に送ることを他の株主に対して要請します。

提案した総額6,000億円の自社株の取得は上限を6,000億円としたものであり、戦略を練るうえでの裁量と経済的な余裕をキリンに与えています。仮に自社株の取得が同社の経営を危機にさらすのであれば、フランチャイズ・パートナーズは取締役会が自社株の取得を上限まで実行することを望みません。キリンの取締役会は、同社の非中核事業の売却時期や売却する資産、その売却代金の運用法を選択する最終的な権限を持ちます。

ISSは「健全な話し合いの結果辿り着いたのがこの戦略だ、と株主を説得できるかどうかは取締役会がどれだけ信頼されているかにかかっている」と述べています。そのためにISSとグラス・ルイスがニコラス・ベネシュ氏を支持したことを、フランチャイズ・パートナーズは歓迎します。グラス・ルイスが支持しISSも社外取締役として充分な資格を有しているとみている菊池加奈子氏の選任も、鍵となります。特に、キリンが今、健康や医薬品の分野を開拓しようとしていることを踏まえると現取締役が誰一人として持っていない製薬業界での経験を持つ菊池氏の選任は重要だといえます。

ISSによると、キリンが新たに選任した4名の社外取締役候補は「多かれ少なかれ同社にコネクションがある」、これらの新社外取締役による(直接的及び間接的な)キリンの経営方針に対する支持も取締役会の独立性を強化する必要があることを示唆している、とISSは付け加えています。社外取締役に菊池加奈子氏とニコラス・ベネシュ氏が指名されるように、フランチャイズ・パートナーズは前出2名の信任投票、そしてキリンが推薦する三好敏也氏(第2号議案3)、柳弘之氏(第2号議案8)、塩野紀子氏(第2号議案10)の3名の候補の不信任投票を他の株主に要請します。

最後に、フランチャイズ・パートナーズは、パフォーマンスに基づく株式報酬の比率を増やす提案、また業績目標に関する情報開示を改善するよう提案しましたが、それらの提案をISSが支持していることを嬉しく思います。

フランチャイズ・パートナーズの特設サイトにもありますとおり、キリンをより価値が高く持続性の高い会社にするための明確な方法は多くあります。他の株主には、独立性と見識のある社外取締役候補であるニコラス・ベネシュ氏(第9号議案1)と菊池加奈子氏(第9号議案2)が指名されると共に、自社株取得によって市場価値の向上が実現できるようにフランチャイズ・パートナーズの提案を支持して下さるよう要請します。

以上

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