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Snowflakeマーケットプレイスでデータ分析アプリを無償リリース!

PR TIMES / 2023年9月10日 22時40分

緯度経度を住所に変換する逆ジオコーディングアプリを無償提供開始!

株式会社truestar(所在地:東京都渋谷区、代表:藤 俊久仁、以下truestar)は、2023年6月末に発表されたSnowflakeの革新的なフレームワーク「ネイティブアプリ」を用いたデータ分析アプリを開発し、Snowflakeマーケットプレイス上で公開を開始致しました。



■日本企業として一早く開発に着手

Snowflakeネイティブアプリは2023年6月下旬にラスベガスで開催されたSnowflake Summitでパブリックプレビューとなった新しいフレームワークであり、アメリカを中心とした一部の企業のみがサービスリリースに合わせて新しいアプリケーションを発表していますが、truestarの逆ジオコーディングアプリもサービスリリースと同時に一早く開発に取り組み、今回の提供開始に至りました。。

■Snowflakeネイティブアプリ フレームワークとは

従来型のアプリケーションやAPIは、ユーザー側のデータをアプリケーションプロバイダ側に共有する、またはプロバイダ側から独自のデータやアルゴリズムを含むアプリケーションをユーザー側に共有する必要がありました。そのためデータのセキュリティやガバナンスの観点から使いたくても使えないケースが少なからずありました。今回新たに発表されたネイティブアプリ フレームワークでは、ユーザーのデータが保存されているクラウド環境上に、プロバイダがアプリケーションを簡単かつ安全に共有することができる仕組みです。また、アプリケーションが動作する環境はユーザーの管理下にあるため、ユーザーはニーズに合わせて処理能力を調整することができます。一方でプロバイダはサーバーのコストが発生しないなど、サービスの提供コストを大幅に削減することが可能です。さらに多数のユーザーが同時利用する際に処理の競合が発生しない点はユーザーとプロバイダ双方に利点があります。
このフレームワークによって分析アプリケーション市場には大きな変革が持たされるものと期待しています。

■提供するのは逆ジオコーディングアプリ

逆ジオコーディングとは、緯度と経度による位置情報から住所情報へ変換する処理のことです。
逆ジオコーディングのサービス自体は既に多数の企業・組織から提供されていますが、無料のサービスは商用利用不可や件数制限があるなど利用制約が多く、有料のサービスは従量課金型で特にビッグデータに適用した場合に膨大な費用と時間がかかるといった課題がありました。
truestarが今回リリースした逆ジオコーディングアプリは、Prepper Open Data Bankで取り扱っている商用二次利用可能なオープンデータを活用して独自に構築し、Snowflakeマーケットプレイス上で無償提供しています。そのためSnowflakeユーザーは処理に必要なコンピュート費用のみで利用が可能です。例えば10万レコードの処理にかかる時間は約10秒で、そのコンピュート費用は1~2円程度と、圧倒的なコストパフォーマンスを示します。

■Prepper Open Data Bankの分析アプリとして提供

truestarは収集・加工済みオープンデータの無償共有サービス「Prepper Open Data Bank(以下PODB)」を2021年からSnowflakeのマーケットプレイス上で展開しています。
https://podb.truestar.co.jp/

[画像1: https://prtimes.jp/i/70052/7/resize/d70052-7-ac2606a83c77c05b85a4-0.png ]


[画像2: https://prtimes.jp/i/70052/7/resize/d70052-7-32f9e77a1ebbf615d106-0.png ]


直近1年間のアクティブアカウント数は450超で昨年比+957%、実行されたクエリ量は昨年比+4700%と利用が急増しています。(2023年8月31日時点)

今回リリースした逆ジオコーディングアプリは、PODB初の分析アプリケーションとなります。

PODBの利用が拡がっているものの、収集・加工したデータを共有するだけでは効果的な利活用にはつながりにくいという課題も見えています。
データのままではなく、分析アプリケーションとして共有することにより、分析者の作業負荷をさらに削減して利活用を促し、データドリブンな意思決定とそのスピードアップにより一層貢献できるようになると考えています。


■データの粒度が粗くなる、というメリット

このアプリの中では、国勢調査と国土数値情報のオープンデータ(ポリゴン)を利用しており、対応可能な領域は日本の陸地上の位置情報のみ、また紐づけられる住所は町丁目粒度となります。そのため、一部の競合サービスに比べると住所の精度が粗くなります。
しかしながら、ローデータとなるピンポイントの位置情報をあえて粗く処理されることで、特定の住居や小規模施設への行動の識別が困難になるため、元データよりもデータを取り扱いやすくなるという利点があります。

位置情報データを活用した事業を推進する業界団体、一般社団法人LBMA Japanの川島邦之代表理事からは
「既存の逆ジオコーディングサービスには商用利用や機能的な制限、利用料金のハードルがありました。しかし、今回のtruestarの新サービスではその課題が解消されており、日本におけるマーケティングやサービスの中で位置情報データの活用が一層進むものと期待しています。LBMA Japanとしてもこのような新しい取り組みを積極的に推進しています。」とコメントを頂いております。
※一般社団法人LBMA Japan(ロケーションビジネス&マーケティングアソシエーションジャパン https://lbmajapan.com):世界で累計1600社以上の会員を持ち、位置情報を活用したマーケティングやサービス施策の促進を目的とする事業者団体The LBMAを母体とする日本法人。2023年8月時点で68社が加盟しており、truestarもその一員です。

利用料無償で新たに展開したこの分析アプリケーションによって、位置情報のデータ流通と利活用に寄与し、日本全体のマーケティングやサービス促進に貢献できるものと考えています。

■今後の展開

Snowflake社が既に発表している、PythonでWebアプリを簡単に実装するStreamlitとの連携、様々なプログラミング言語や外部の機械学習プラットフォームをSnowflake環境内で実行可能にするContainer Service、大規模な機械学習の計算処理を可能にするGPU導入があります。これらの新機能により、使いやすいUIや生成AIの組み込みなどが実現することになり、ネイティブアプリのケイパビリティは大きく向上し、ビジネスニーズが間違いなく高まると予想しています。

truestarでは、独自アプリの開発・販売を増やしていくとともに、Snowflake上でのアプリケーション開発を支援するコンサルティング・実装サービスを開始し、新たな領域でお客様のビジネスの拡大に貢献してまいります。

■エンジニア採用急募

truestarではSnowflakeを軸としたデータ分析アプリの開発、データ分析基盤の構築支援サービスを新たに拡大するほか、位置情報を用いた空間分析領域にもこれまで以上に注力していきます。新しい技術を積極活用し、クライアントのビジネスを加速させる新しいソリューションをともに生み出してくれる仲間を募集しています。当社のMissionやValueに共感していただける方々と出会えることを楽しみにしています。
ご興味のある方は是非お問い合わせ下さい。
https://recruit.truestar.co.jp/


【会社概要】
社名:株式会社truestar
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス 8F
代表取締役社長:藤 俊久仁
HP:https://truestar.co.jp/
Prepper Open Data Bank:https://podb.truestar.co.jp/

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