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株式会社Essayは、「科学・技術の社会実装におけるジェンダーギャップの解消」を目指して、非営利株式会社に移行し、社名を「非営利株式会社ピロウ」に変更します

PR TIMES / 2024年6月4日 13時45分

起業家・起業希望者170人に対して「非営利株式会社」に関する簡易調査を実施:非営利株式会社で起業したい人の割合はわずか2%|7月5日(金) 19時~「非営利株式会社」をテーマにしたイベントを開催!



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 株式会社Essay(代表:江連千佳)は、科学・技術の社会実装におけるジェンダーギャップの解消を目指して非営利株式会社に移行し、非営利株式会社ピロウ(https://pillow-sleeptight.studio.site/)に社名を変更いたします。
 また起業家・起業希望者170人に対して「非営利型株式会社」に関する簡易調査を実施しました。非営利株式会社への認知度は全体の42%であるものの、実際に非営利株式会社での起業を希望する人の割合はわずか2%でした。この調査の結果を踏まえ、7月5日(金)に「非営利株式会社とソーシャルM&Aから考える新しい経営のカタチ」をテーマにしたイベントを開催します。
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◽️非営利株式会社への移行の背景
 株式会社Essay(代表:江連千佳)は、2024年3月に女性特有の下着における悩みを解決するフェムテック商品“おかえり”ショーツ販売事業のソーシャルM&A(R)︎を実施しました。フェムテック事業を経営する中でぶつかった課題である「科学・技術の社会実装におけるジェンダーギャップの解消」を目指す法人として再出発することを目的に、経営体制の見直しを行いました。その結果、ソーシャルインパクトに真摯に向き合いながら事業性を両立する持続可能な法人形式である非営利株式会社※1への移行を決定しました。
※1 非営利型株式会社とは、株主に対する1.剰余金の配当、2.残余財産の分配を制限することを定款に記載した法人形態です。

◽️非営利株式会社ピロウの経営方針について
 非営利株式会社ピロウは、ジェンダーギャップに起因する悩みで眠れない夜をなくし、心地よい眠りにつくことができる社会環境を整備していきたいという思いから、「女性たちが心地よく眠れる”社会”を創る」ことをミッションに掲げています。
 ミッションの実現のため、「科学・技術の社会実装におけるジェンダーギャップを解消」することでジェンダーギャップが残り続ける未来を予防します。具体的には、女性が少数の分野における当事者コミュニティの形成支援(Community)、科学・技術の社会実装におけるジェンダーギャップについての調査研究事業(Research)、ジェンダーギャップ解消に寄与する活動への支援(Support)に取り組みます。
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◽️社名及び企業ロゴの変更への思い
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新社名『ピロウ』は、「女性たちが心地よく眠れる”社会”を創る」というミッションから発想し、心地よい眠りのパートナーとしてふかふかのまくらを想起したことから、命名しました。
ロゴのシンボルマークは、楕円を組み合わせてまくらを模しており、円同士のなだらかな繋がりで心地よさを表現しています。ロゴタイプも柔らかさと誠実さを兼ねそなえたトーンに落とし込みました。




◽️代表取締役(江連千佳)コメント
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創業から3年、フェムテック事業の創業から売却までを経験する中で、真に女性のための技術が実装可能な環境を整備することで、ジェンダーギャップの解消に貢献したいと考えるようになりました。そのためには、起業とSTEAM分野というジェンダーギャップの大きい二つの分野の課題に同時に取り組む必要があります。
そのような公共性の高い事業にチャレンジするにあたって、ソーシャルインパクトを第一に考えながら、柔軟で迅速な意思決定が可能な非営利株式会社への変更を決意いたしました。また、ジェンダーギャップを未来に残さないという目標に対し、多様なステークホルダーと連携しながら、粘り強く取り組んでいく覚悟の表明として、「非営利株式会社ピロウ」としてのアイデンティティを発表させていただきました。より多くの人の「心地よさ」が尊重される社会を目指して、真摯に取り組んでいきたいと思います。



◽️非営利株式会社化への応援コメント
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仲沢勇人 / ant法律事務所 代表弁護士(第二東京弁護士会)非営利型株式会社は、株主に対する1.剰余金の配当、2.残余財産の分配を制限することにより、資本家へのリターンに代えて、社会課題の解決に注がれる金銭的リソースの量と効率性を増やし、持続的なソーシャルインパクトを追求する試みです。起業家兼研究者の江連さんらしい実験的な取り組みであり、社会実装の成功例となることを願っています。
注:会社法105条2項により、1.2.のすべてを与えない旨の定款の規定は禁止されています。



[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81516/7/81516-7-a2ec9b39953f14f5f9d6c703dbde98f4-992x992.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

小林味愛 / 株式会社陽と人 代表取締役|株式会社ゼブラアンドカンパニー 社外取締役 江連さんとは、私たちの会社でアルバイトをしてくれた時からのお付き合いです。自分に素直で信念を持った彼女の人生のビジョンや価値観にピッタリの今回の選択だと感じました。当事者の支援はもちろん、しっかりとした調査研究も事業に組み込まれていて、本当に女性のためになることを考えていくことができる組織になると感じています。これからの活動がとても楽しみです。私も応援者の一人として、少しでも多くの女性たちが救われる未来を願っています。



[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81516/7/81516-7-98aad965b3eb8d7393db0c8e947492bd-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

河合将樹 / 株式会社UNERI 代表取締役CEO江連さんの起業家人生第2章がスタートすること、3年前からの起業家仲間として心より嬉しいです!
「非営利型株式会社」は、巷で騒がれる「営利か非営利か」という二項対立を止揚する法人格の1つです。ハートフルな思想を、無機質と言われがちな資本市場の力学まで落とし込もうとする今回の試みは、「未来の先取り」だと私は捉えています。ピロウの活躍と、この試みに続く次の起業家が現れることを楽しみにしています!



◽️起業家と起業希望者170人に対して「非営利株式会社」に関する簡易調査を実施
 非営利株式会社への変更にあたって、「法人登記済みの起業家(以下、起業家という)」と「5年以内に起業したい人(以下、起業希望者という)」、合計170人を対象に非営利株式会社に関する簡易調査を実施いたしました。その結果「非営利株式会社への認知度は全体の42%であるものの、実際に非営利株式会社での起業を希望する人の割合はわずか2%」であることがわかりました。
- 非営利株式会社とは何かを知っている割合は起業家、起業希望者ともに半分程度でしたが、「運営方法や特徴を理解している」割合は起業希望者の方が有意に低くなりました(図1)。
- 起業希望者のうち、非営利株式会社での起業を希望する人の割合は2%となりました(図2)。実際に非営利株式会社での起業を希望もしくは検討している人の割合は、非営利株式会社を知っている起業希望者の中でも7%と、認知度と実際の起業行動に大きな乖離があることがわかりました。
- 起業希望者のうち、74%の人が他の法人形態を検討する予定がないと回答しています(図3)。

調査の結果を踏まえ、非営利株式会社ピロウは、ソーシャルインパクトと事業性を両立する持続可能な法人形式である非営利株式会社の理解を促進し、起業の際の有効な選択肢となるよう、新たな経営のカタチについて考えるイベントの開催を決定いたしました。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81516/7/81516-7-f40fd36a41b84922db952038723bcd86-3245x2002.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図1)
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81516/7/81516-7-55bd2c3c96d50dc54add26cd635d8df8-2704x1975.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図2)
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81516/7/81516-7-e280bd6893a636707e93d8559bd90d7b-2805x1837.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(図3)

「非営利株式会社とソーシャルM&Aから考える新しい経営のカタチ」開催 7月5日(金) 19:00~ @非営利株式会社eumoオフィス(https://pillowlaunch.peatix.com
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81516/7/81516-7-1aa61364b4c79e14a2f3f8801d3ce632-920x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
申し込み:https://pillowlaunch.peatix.com

コンセプトや概要だけではなく、実際に非営利株式会社とソーシャルビジネスの経営、M&Aを行った登壇者による、リアルなエピソード・実態をお話しします。
- 非営利株式会社の基礎知識、作り方
- まだ事例の少ない非営利株式会社の実践例、具体的な経営方法
- 社会起業/ソーシャルビジネスのM&Aや事業成長のさせ方

時間:7月5日(金) 19:00-21:30
場所:非営利株式会社eumoオフィス@東京六本木
申し込みフォーム:https://pillowlaunch.peatix.com
<登壇者プロフィール>
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81516/7/81516-7-782070896768dd674fe13d13324b95a5-960x958.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

武井浩三 / 社会システムデザイナー高校を卒業後、ミュージシャンを志し渡米。帰国後に米国での体験を基に起業、その後倒産、事業売却を経験。2007年に不動産関連のIT企業を設立すると、経営を透明化する独自の「管理をしないマネジメント」が注目を集める。ティール組織のような自律分散型の経営の日本の第一人者として、新しい経営の啓蒙活動に尽力し、17年にホワイト企業大賞を受賞、18年には自然経営研究会を立ち上げる。持続可能な循環型社会を創造することを目的に、デジタル通貨のプラットフォーム「eumo」や、SDGs、フェアトレード、地方創生、まちづくり、教育など多数の営利非営利企業にてボードメンバーを務める。



[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81516/7/81516-7-c5bc27ab8fd1f338a96e5a5ba4c8b53e-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

布田尚大 / ソーシャルM&AファームGOZEN代表ソーシャルM&A(R)️ファームGOZEN代表。スモールビジネス、ソーシャルビジネスの経営とM&Aが専門。2022年、3年間経営 したボディポジティブなランジェリーブランドfeastの事業グロースとバイアウトを実現。現在株式会社feastにて取締役社長としてPMIに従事。株式会社水中メンター/2018.2019年渋谷ファッション&アート専門学校 非常勤講師/日本マーケティング学会会員。一橋大学 社会学部/同大学院 社会学研究科修士課程修了。WSD28期ワークショップデザイナー。1983年東京生まれ。



[画像15: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81516/7/81516-7-91a36c94084350345e758ec84097062a-1667x2500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

江連千佳 / 非営利株式会社ピロウ 代表取締役2000年東京に生まれる。東京大学大学院修士課程在学。2021年、ショーツをはかないリラックスウェア、”おかえり”ショーツの販売会社として株式会社Essayを起業、代表取締役に就任。2024年”おかえり”ショーツ事業をソーシャルM&A(R)︎し、株式会社Essayを非営利株式会社ピロウに変更。科学・技術の社会実装におけるジェンダーギャップの解消に取り組む。また、起業の経験を踏まえ、フェムテックの社会的影響についてアカデミックにも探究し、研究は学会発表で受賞するなど評価を受けている。



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