日本初!RFIDでリユース容器の回収、利用者の参加を促進!湘南ベルマーレと共同し、Meglooの実証実験を11月30日(土)に実施
PR TIMES / 2024年10月30日 15時15分
スポーツを通して環境配慮への意識を向上!横浜FM戦当日に約5,000個の使い捨て容器削減を目指す
株式会社カマン(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:善積、以下「カマン」)は、株式会社湘南ベルマーレ(本社:神奈川県平塚市、代表取締役社長:坂本 紘司、以下「湘南ベルマーレ」)と協働し、日本初(※自社調べ)のRFID技術を活用したリユース容器管理システムの実証実験を、レモンガススタジアム平塚で行います。本実証実験は、令和6年11月30日の湘南ベルマーレ対横浜F・マリノス戦で初めて実施されます。
本実証実験では、湘南ベルマーレのスタジアム、約36の飲食店で使われている使い捨て容器を、カマンが提供するリユース容器Megloo(メグルー)に置き換え、試合当日に使用される予定の約5,000個の使い捨て容器の削減を目指します。今後もシーズンを通した継続運用を目指し、RFIDを用いた回収状況の可視化、および、環境効果の検証をします。今回のスポーツイベントにおける全面的なMegloo導入は国内初の試みであり、スポーツファンが楽しみながら環境に配慮し、その意識を日常生活へも広げるきっかけとして推進してまいります。
なお、本実証実験は、神奈川県のオープンイノベーション支援実践プログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」に採択され、その一環として実施されます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88978/7/88978-7-6886b4497927de7fb97bbbdba65a027e-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
100kg以上の廃棄物削減と0.5トンのCO2削減!
本実証実験では、試合当日に約5,000個の使い捨て容器の削減を目指しています。これにより100kg以上の廃棄物削減と0.5トンのCO2削減が見込まれています。さらに、年間を通じて各試合でリユース容器Meglooを継続して利用いただくことで、2トンの廃棄物削減と10トンのCO2削減効果が期待できます。
実証実験概要
対象店舗において、RFIDタグの付いたリユース容器Meglooを使用し、食べ物や飲み物を提供します。またRFIDを用いたアンケートを実施し、利用者の意識調査を実施します。さらに、同日中に、スタジアム内外に設置する専用の返却ボックスで回収し、回収率、利用数、廃棄物削減量、CO2削減量などの環境効果を検証します。これにより、今後のホームタウン地域内でリユース容器の回収・洗浄・保管・運搬を完結できる持続可能なシステムの構築を目指します。
日時:令和6年11月30日(土)
対象試合:湘南ベルマーレ対横浜F・マリノス(レモンガススタジアム平塚)
対応店舗:キッチンカー(約30店舗)、スタンド内グルメ(6店舗)
返却ボックス:スタジアム内外に多数設置し、使用済み容器は専用ボックスで回収。
※同試合で開催する循環型社会啓発イベント「ベルマーレecoデー powered by Rice Resin」取り組みの一つとして実施します
背景:スポーツを通して環境への意識を変革する
株式会社カマンは、過去3年間にわたってリユース容器シェアリングサービス「Megloo」を開発・運営し、全国20都市に順調に展開してきました。しかし、最大の課題は「意識高い人止まり」、環境意識の高い一部の人々にとどまっている現状があり、まだまだ地域に浸透しているとは言えません。
そこで、スポーツマンシップという倫理観を持つスポーツファンへ、リユース体験を提供することでその清々しさを実感し、環境に対する意識を日常生活や周囲へも広げるきっかけになると考えました。スポーツを通して、地域全体の環境に対する意識変革を促進し、持続可能な社会の実現に向けた第一歩となることを期待しています。
国内初のRFIDを活用したリユース容器管理システムの特長
リユース容器の課題であった返却率や、洗浄や運搬など運用の手間の問題を解決するため、カマンは製造業向けにRFIDソリューション(https://k-cr.jp/factoridge/rfid_solution/)を展開する小林クリエイト株式会社(本社:愛知県刈谷市、代表取締役:小林友也)と共にRFIDを活用したシステムを構築しました。リユース容器にRFIDタグを貼ることで運用の管理がより効率的になり、以下の3つのメリットが期待されます。
- 正確な回収データの把握と環境効果の可視化
各飲食店や各地点での容器の回収数や紛失率を正確に把握でき、回収率向上のためのデータ分析が可能となります。また、環境効果もリアルタイムに可視化され、持続可能な取り組みの進捗を確認できます。
- インタラクティブな仕組みの構築
RFID技術を活用することで、容器の返却時にユーザーからアンケートを収集できるなど、ファンが参加できるインタラクティブな仕組みを構築することが可能です。これにより、単なる返却行為がエンゲージメントの一環として楽しめるようになります。
- 誤廃棄された容器の回収
RFIDタグを使えば、万が一容器がゴミの中に誤って捨てられた場合でも、2m程度離れた中から見つけ出すことが可能です。容器の紛失を最小限に抑えられることと、誤廃棄がどれくらいあるものか分析します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88978/7/88978-7-af7991fc4958340a29be5d774311f28c-2560x1440.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回収ボックスの投票機能イメージ
今後の展望
今回の実証実験を通じて、RFID技術を用いたリユースシステムの有効性を検証し、今後の展開に向けたデータを収集します。将来的には、サッカーのみならず、他のスポーツやイベント会場にもこの仕組みを拡大し、より多くの人々がリユースに参加できるような社会を目指します。
湘南ベルマーレの考える「スポーツと持続可能な未来」
湘南ベルマーレは「たのしめてるか。」というスローガンのもと、スポーツを通じて地域に根ざした活動を展開し、人生と地域を豊かにするスポーツ文化が根ざした社会の実現を目指しています。今回の実証実験も、そのビジョンの一環として、スポーツの場で循環型社会に触れ、体験する機会を提供し、人々の意識変容を促すことで持続可能な未来の構築を目指しています。
Meglooについて
Meglooとは 「テイクアウトでゴミを出すのは、おしまい。」 Megloo(メグルー)は地域共通のリユース容器をシェアすることで、テイクアウト時の使い捨て容器を削減します。テイクアウト容器のゴミを削減すると共に、飲食店側にとってもリユース容器を店舗間でシェアすることで、テイクアウト容器のコスト削減にも繋がります。 Meglooという名前には、「容器が巡る」という意味と、「ごちそうさま」「ありがとう」という感謝の気持ちも地域でめぐるという思いが込められています。 2020年10月に鎌倉で開始し、全国20都市で実装、スポーツイベントやフェスなどにも利用が広がる。
URL: https://megloo.jp/
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88978/7/88978-7-8ef011521289238cecb83f6c4487d806-1616x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社カマン会社概要
株式会社カマンは、2020年に神奈川県鎌倉市で創業し、使い捨て容器廃棄を削減するリユース容器シェアリングサービス「Megloo」を展開。鎌倉を皮切りに、全国20都市に拡大し、スポーツイベントやフェスなどでの導入実績を積み重ねています。2022年には、プラスチック汚染防止を目指す国際的プログラムにも選出され、循環型経済の実現に向けて尽力しています。
会社名:株式会社カマン
所在地:神奈川県鎌倉市大町1−1−14
代表者:善積真吾
設立:2020年11月
URL:https://kaman.co.jp/
事業内容:リユース容器シェアリングサービスの開発・運営
<報道関係者のお問い合わせ先>
各種取材のお申込みや、情報掲載のご連絡を受け付けています。
株式会社カマン 担当: 山下 (MAIL: contact@kaman.co.jp)
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