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アーバンエックス、スマートフォンで路面のひび割れや段差を測定できる「RoadManager路面評価」15の自治体でβ版の試験利用をスタート

PR TIMES / 2023年5月30日 11時15分

「都市インフラをアップデートし、すべての人の生活を豊かに。」をミッションに掲げ、都市インフラ管理のデジタルサービスを展開する株式会社アーバンエックステクノロジーズ(本社:東京都渋谷区、代表:前田 紘弥、以下 アーバンエックス)が提供するスマートフォンやカメラ付きデバイスを用いて路面のひび割れやIRI(≒平坦性)を測定できるサービス「RoadManage路面評価」のβ版試験利用が、15の自治体でスタートしました。
2024年度の本格提供に向けて、自治体と協力しながらサービスの性能向上に努めてまいります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/100663/7/resize/d100663-7-3e357d6617a849abefff-7.png ]

「RoadManager路面評価」とは


「RoadManager路面評価」は、生活道路の状態を把握して補修計画の根拠づくりをしたい道路管理者向けに、スマートフォンを用いて路面のひび割れやIRIを測定し、独自のAI技術を用いてデータの解析を行い、ひび割れ率やIRIを算出するサービスです。

スマートフォンで撮影した動画や計測したセンサーデータを用いることで、従来の路面性状調査を行う専用測定車が通れないような狭い道路や生活道路においても、低コストで路線評価を行うことができるようになります。

[画像2: https://prtimes.jp/i/100663/7/resize/d100663-7-12d181e120ffc7d0ca09-0.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/100663/7/resize/d100663-7-bbec2b67c210a99ce799-13.png ]


「RoadManager路面評価」開発の背景


アーバンエックスでは、自社開発のAIを活用した「RoadManager損傷検知」を提供していましたが、ご支援する中で、路面のひび割れなどの路面状況を測定して、路線評価ができるシステムを求めるお声がありました。
そこで、道路管理業務の更なる簡素化と高効率化を目指し、路面の損傷箇所だけでなく、ひび割れ率や平坦性も計測・算出できるAI技術の研究開発に取り組んでまいりました。

自治体が実施している路面性状調査では、路面のひび割れや段差を注視している自治体が多く、特に交付金を申請している場合には、調査結果を国が指定している基準に沿った形式で報告することが求められます。一方で、自治体の皆様へのヒアリングから、従来の路面性状調査は5年に1回の大規模な調査であるため、短い調査期間の中で劣化状況の把握が難しい現状があること、その他、路面性状調査自体は自治体が管轄する全路線ではなく、幹線道路などの一部路線に限定している場合が多いことも判りました。

これらの背景を踏まえ、下記3点を念頭にサービスの企画・開発を行なってまいります。
(1) 国庫補助等の申請に対応できる測定基準を満たすこと
(2) 自治体の道路管理者が道路の維持補修計画の作成や庁内での報告・共有に使い易いデータを提供すること
(3) 路面性状測定車両が入れないような狭い道路も測定可能で低コストなサービス提供をすること

「RoadManager」シリーズのサービス拡充を通し、より自治体の皆様の業務改善に寄与できるよう尽力いたします。

「RoadManager路面評価」に使用している技術


本サービスには、アーバンエックスが独自に研究開発した新技術(2022年7月特許出願済:特願2022-116149)を採用しています。アーバンエックスが開発した手法は、2次元の車載カメラ映像からひび割れ率を算出する手法と異なり、3次元復元して鳥観図を作成することで、正確なひび割れ率を算出することが可能となります。また、鳥瞰図を生成することにより、実際に路面のひび割れ状況を可視化することができます。

ひび割れの解析手法は以下のような手順です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/100663/7/resize/d100663-7-944c1422e168793c70f2-12.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/100663/7/resize/d100663-7-46c561ea7edbff9bac6f-7.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/100663/7/resize/d100663-7-7053a2739123f6e25a9e-7.png ]


「RoadManager」シリーズについて「RoadManager損傷検知」


「RoadManager損傷検知」
スマートフォンを用いて得られる画像から、路面の損傷箇所をAIを活用して自動検出し、Web上の管理画面にて地図や損傷の詳細な情報を表示することで、自治体などの道路管理者が補修対象の選定や補修箇所の指示書作成を行うことができるシステムです。
[画像7: https://prtimes.jp/i/100663/7/resize/d100663-7-d99cbc0f183a15fbcf4d-0.png ]

サービス紹介:https://youtu.be/63h2ufqSRYk
過去に30以上の自治体にて実証実験を行い、東京都、神奈川県を含む20以上の自治体、国道事務所、海外での採用実績があります。

「RoadManager路面評価」
今回β版の試験利用を開始した「RoadManager路面評価」は、2024年度から自治体への本格提供を目指してサービスを改善してまいります。
本サービスの導入に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
support-roadmanager@urbanx-tech.com

株式会社アーバンエックステクノロジーズについて


アーバンエックステクノロジーズは、データとAIを活用して「道路メンテナンス」方法の改革を目指す、東京大学発のスタートアップです。
[画像8: https://prtimes.jp/i/100663/7/resize/d100663-7-bca43ffa18a8297334b6-0.jpg ]


[表: https://prtimes.jp/data/corp/100663/table/7_1_07e8e1ae254001edb6c08edc0f0c5184.jpg ]


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