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今夏、第2回開催となる国際アートフェア Tokyo Gendai がプログラムとオフィシャルパートナーを発表!

PR TIMES / 2024年5月28日 10時45分

女性作家による社会課題を独創的に表現した特別展示や子どもの自己表現を触発するワークショップも実施



・世界18カ国から70※のギャラリーによる展示に加え、国籍や世代の異なる女性アーティスト4人による、社会課題にスポットを当てた展示“Tsubomi“を実施。大規模なインスタレーション“Sato“、アート財団による特別展を含む“Ne“といった充実のプログラム
・昨年好評を博したアートトークや、初の試みとなる出展アーティストによる子ども向け無料ワークショップなど多様なアート体験を提供
・2024年7月4日(木)まで前売券を販売中
(※2024年5月29日 更新済み)

国内外から厳選された著名ギャラリーが一堂に会する世界水準のアートフェア Tokyo Gendai(東京現代)は、2024年7月5日(金)から7日(日)まで横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)で開催されます※1。第2回となる今回は、世界18カ国から集結する70ものギャラリーによる作品展示に加えて、充実したプログラムを設けることで、国内外の優れたアート作品を新たな視点で探求する機会を提供します。

今回は、国籍や世代の異なる女性アーティスト4人にスポットライトを当てた社会課題をテーマにした展示“Tsubomi ‘Flower Bud’”や、4つの大規模なインスタレーションによる展示が注目の“Sato ‘Meadow’“、国内を代表する複数の財団による特別展も楽しめる “Ne ‘Root’”といった充実のプログラムを設けます。また、昨年人気を博した、各界のオピニオンリーダーによるアートトークや、特設のギャラリー・ビューイングも開催。さらに、今回新たな試みとして、出展作家による子どもの自由な自己表現を促すアートワークショップ “IntoArt”も開催し、ユニークで多様なアート体験を提供します。※2
プリンシパルパートナーに就任した株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、「SMBCグループ」)のほか、DIORなど複数の企業がオフィシャルパートナーとして参画します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/103225/7/resize/d103225-7-d9f8671433a37f7cddc2-1.png ]

Tokyo Gendai, 2023

<プログラムの見どころ>
Tsubomi ’Flower Bud’


昨年好評を博した社会課題に焦点を当てた展示プログラム“Tsubomi”を今年も開催。国籍や世代、文化的アイデンティティが異なる女性アーティスト4名にスポットライトを当て、分断化する世界状況の下、異なる物事に繋がりを見出す事で生まれる創造性や可能性を提示します。

今回は、 表現と多様性を巡る考え方に挑むアートプロジェクトを展開する国際的コレクティブSPECTRUMが、「ALL THINGS ARE DELICATELY INTERCONNECTED(すべては繊細なつながりを持っている)」と題した特設展覧会を開催。同団体共同設立者の天田万里奈(インディペンデントアートキュレーター)と、Soojung Yi(韓国国立現代美術館キュレーター)が共同キュレーションを行います。文明や自然環境と私たちの関係について考察した作品を紹介し、新進気鋭のアーティストの最新作から、かつて注目されたことのないアーティストの作品まで、多様な作品を展示します。

本展覧会では、絵画、彫刻、映像、パフォーマンスの境界を自由に往来しながら新しい知覚体験を模索する、ニューヨーク在住の田島 美加(TARO NASU/東京)、自然現象を通して東洋と西洋の文化の共存を表現するミヤ・アンドウ(Sundaram Tagore Gallery /ニューヨーク)、電光掲示板、石彫、絵画、看板、印刷物といったさまざまなメディアを用いて公共空間にテキストを展開する、アメリカのコンセプチュアル・アーティストのJenny Holzer(SCAI THE BATHHOUSE/東京)、そしてパフォーマンス、写真、映像、インスタレーション等で表現する、タイ出身のビジュアルアーティストSareena Sattapon(SAC Gallery/バンコク)といった著名な作家から中堅作家まで4人の作品を紹介します。

Sato ‘Meadow’


現代アートの新たなテーマにスポットを当て、4つの大規模なインスタレーションを展開します。

1.小山登美夫ギャラリー(東京)
60年代末~70年代の芸術運動「もの派」の中心メンバーとして知られる、菅 木志雄のインスタレーション「周集系」を展示。菅は、木、石、金属、ロープなどのものを用い、自然、物、人すべてが平等であり、相互に依存しあうことを示す作品を制作します。

2.GALLERY SIDE 2(東京)
タイ出身のUdomsak Krisanamisによる「Every game begins with ‘LOVE’」を展示。絵画、オリジナルの椅子を配したチェッカーボードゲーム、アナログレコードとサウンドシステムからなるインスタレーションで、来場者との対話を図ります。

3.KOTARO NUKAGA(東京)
本フェアに向けて特別に制作されたユーイチロー・E・タムラの「The Cowboy on the Grass」を展示します。作品は、3人のバンダナ姿のカウボーイが巨大な緑のバンダナ柄の絨毯の上で休むというパフォーマティブな作品で、エドゥアール・マネの「草上の昼食」をモチーフに構成されています。

4.MtK Contemporary Art(京都)
鬼頭 健吾が Tokyo Gendai のために映像作家とコラボレーションしたインスタレーション作品「LINES」を展示します。

Ne ‘Root’


日本を代表する複数の財団による特別展です。

1.小田原文化財団
国内外に芸術文化を発信する場として構想された江之浦測候所のコンセプトに加えて、2024年に着工予定の新たな展示施設「甘橘山美術館」や、白井 晟一が設計した邸宅「桂花の舎」の建築計画について紹介。

2.福武財団
2025年春開館予定の新美術館を含む、ベネッセアートサイト直島の新たな活動について紹介。

3.吉井財団
同財団の拠点として山梨県北杜市で運営する、芸術文化複合施設である清春芸術村を紹介。

4.大林財団
都市開発や未来の都市づくりのあり方に関心を寄せるアーティスト、思想家、研究者の支援について紹介。

5.日本現代美術商協会(CADAN)
アートコレクターがお気に入りの作家を紹介し、コレクションの楽しさを伝える展覧会「My Pick」と、今年5月にリニューアルオープンしたギャラリースペースCADAN有楽町の活動を映像やパネルで紹介。

アートトーク


現代アートを巡る対話を中心としたトークプログラムで、今日のアート界の主要トレンド、トピック、動向について8つのディスカッションを行います。

登壇者(一部抜粋):
アレクサンダー S.C. ロウワー(カルダー財団理事長)
マーク グリムシャー(ペースギャラリーCEO)
片岡 真実(森美術館 館長)
田口 美和(タグチアートコレクション共同代表)
木村 絵理子(弘前れんが倉庫美術館 館長)
ペドロ エルバー(早稲田大学 教授)
三嶋 りつ惠(アーティスト)
石田 潤(GQ JAPAN ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント)

子ども向けワークショップ“IntoArt”


今年の新たな取り組みとして、出展アーティストによる子ども向け無料ワークショップを初開催※3。世界レベルの作家から直接アートを学び、作品づくりの楽しさを体感しながら、独創性を育むことができ、会場では講師となったアーティストたちの作品を見て回ることができるユニークな取り組みです。世界的にも日本を代表する著名な彫刻家 名和 晃平とキュレーターの丹原 健翔が監督を務め、出展アーティストがナビゲーターとなります。本ワークショップは、子どもの運動教室や就労支援事業、教育現場への参画を行う株式会社Gotoschoolが主催します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/103225/7/resize/d103225-7-72ca7e89398edb338813-2.jpg ]

Gotoschoolによるワークショップの様子(画像提供:株式会社Gotoschool)

<サテライトイベントとVIPプログラム>
フェア開催期間の1週間は、ご招待ゲスト向けに、特別イベント、展覧会、ギャラリー・イブニングなど、日本が誇る最高のアートと文化を祝う多彩なプログラムを実施します。

●オープニングパーティー
舞踊家・振付師の藤間 蘭翔氏によるパフォーマンス(7月4日 横浜美術館)

●VIPプログラム
金沢、山梨、神奈川、東京を訪れるアートトリップ

・金沢21世紀美術館(金沢):12人のアーティストの作品を集めた展覧会「Pop-up Art」を含む数々の展覧会

・中村キース・ヘリング美術館(山梨):1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト、キース・ヘリングの世界で唯一の美術館

・ポーラ美術館(神奈川):「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空展」を開催

・森美術館(東京):シアスター・ゲイツの日本初かつ過去最大規模の個展「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」を開催

・寺田倉庫(東京):6月27日から7月15日まで「TENNOZ ART WEEK」を開催。7月6日には17ギャラリーをお酒と共に楽しめる「ギャラリー・ナイト」や、国際的に高く評価されているアーティスト 束芋と、インディペンデント・アニメーター3人による新作インスタレーションが見どころです。さらに同社が運営する美術館「WHAT MUSEUM」とギャラリーカフェ「WHAT CAFE」でのナイトビューイングも開催

各プログラムの実施スケジュールは、公式ウェブサイトにて随時公開する予定です。

関係者からのコメント


Tsubomi ‘Flower Bud’ キュレーター 天田万里奈のコメント:
「2020年に、友人やキュレーター仲間、そして支援者の方々とともにSPECTRUMを立ち上げ、日本において多様性に関するオープンな議論を促し、新たな取り組みやアート・プロジェクトを推進してきました。SPECTRUMの目的は、あらゆる個性を称え、これまで実力に見合った評価を得られなかったアーティストをサポートすることにあります。有力なイデオロギーの周縁に位置づけられ、社会的に可視化されてこなかった彼らの感性や視点は、まだみた事のない斬新なアイデアやアプローチを生み出す原動力につながります。Tokyo Gendaiの多彩なプログラムの一環として、他者との違いに向き合い表現し、実際に並外れたクリエイティビティを発揮してきたアーティストたちのユニークな視点を提供できることをうれしく思います」

Tokyo Gendai(東京現代)について


Tokyo Gendai は、国際的に著名な現代アートギャラリーが一堂に会して、アート作品の展示・販売を行う世界レベルのフェアで、2023年7月に初開催されました。アート作品の販売だけでなく、日本と世界のアートシーンをつなぎ、ギャラリーやアーティスト、コレクターやオーディエンスといった幅広いアートコミュニティが集うプラットフォームとして、新たな視点やアイデアの共有を促進します。本フェアでは、ギャラリーによる展示だけでなく、特設の展覧会やアートトーク、インスタレーションといったパブリックプログラム、そして日本各地の美術館と連携したオープニングイベントやアーティストスタジオ訪問などの招待客向けプログラムも併催され、多角的なアート体験を提供します。

【第2回 Tokyo Gendai 開催概要】
開催日時:2024年7月5日(金)- 7日(日)
 ※招待客向けプレビューおよびヴェルニサージュは7月4日(木)に開催
開催場所:横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)ホールC/D
チケット販売:ArtSticker( https://artsticker.app/ )にて販売中
●前売券(2024年5月24日 - 7月4日)
 大人 3,500円、学生・障害のある方 2,100円
●当日券(2024年7月5日 - 7月7日)
 大人 4,500円、学生・障害のある方 2,700円
●ヴェルニサージュ早割券 6,000円
●ヴェルニサージュ前売券 7,000円
●ヴェルニサージュ当日券 8,000円
 ※小学生以下のお子様は無料
主催:The Art Assembly
公式ウェブサイト:https://tokyogendai.com/ja/


The Art Assembly について


The Art Assemblyは、アジア太平洋地域のメジャーなアートフェア Tokyo Gendai(日本)、Taipei Dangdai(台湾)、ART SG(シンガポール)を運営する英国の団体です。アートフェアの主催者として世界の第一線で活躍する、サンディ・アンガス(Sandy Angus)、ティム・エッチェルズ(Tim Etchells)、マグナス・レンフリュー(Magnus Renfrew)の3人により創設されました。アートフェアの開催を通じて、地域性を生かしつつ、世界レベルのアート体験をコミュニティに提供するとともに、美術関係者やコレクター、オーディエンスなど、アートコミュニティのさまざまなステークホルダーをつなぐ場を創出し、長期的な関係構築に寄与します。

SMBCグループについて


SMBCグループには、時代とともに芸術活動を支えてきた長い歴史があり、これまでも各種イベントへの協賛や、本部ビルを活用したアート作品の展示などを通じて、アーティストの表現活動支援や、身近に作品を感じていただける機会の提供に努めてまいりました。また、現在の中期経営計画においても「幸せな成長への貢献」を掲げ、社会的価値の創出に注力しております。SMBCグループは、これからもアートの魅力を広くお伝えし、社会全体の幸せな成長の実現に貢献してまいります。
※1:VIPプレビューとヴェルニサージュは2024年7月4日に開催
※2:各プログラムのスケジュールは随時公開予定
※3:ワークショップは事前予約制となる予定

Appendix: 主催者プロフィール


Tokyo Gendai 共同創業者 マグナス・レンフリュー(Magnus Renfrew)
[画像3: https://prtimes.jp/i/103225/7/resize/d103225-7-9b8252ec58dbc86326ab-4.jpg ]

20年前から国際アートの世界で活躍し、この10年間はアジアに拠点を置いています。ART HK: Hong Kong International Art Fair (2007年~2012年)とArt Basel in Hong Kong(2012年~2014年)のファウンディングディレクターを務め、Taipei Dangdaiの共同ディレクターとART SGの共同設立者でもあります。アートの世界で最も影響力のある100人の一人として、ArtReview誌が選ぶPower 100に二度ランクインしました。2013年には、アジアでアートシーンを築いたことが認められ、世界経済フォーラムによってYoung Global Leaderに選出されました。

Tokyo Gendai フェアディレクター 高根 枝里
[画像4: https://prtimes.jp/i/103225/7/resize/d103225-7-535eab296fe0241c9df3-3.jpg ]

第一線で活躍する世界的なアーティストやコレクターのアートコンサルタントとして活動しながら、Google Arts & Cultureの日本の担当を4年間担う。「セゾンアートギャラリー(SEZON ART GALLERY)」のアートディレクターを勤めるなど、日本のアートセクターにおいて豊かな経験を有しています。また、Tokyo FMのラジオ番組では、『サステナ*デイズ』の司会を務めていました。約13年在住していたニューヨークでは、国際交流基金(Japan Foundation)に勤務し、アメリカにおけるアート関連の非営利団体への資金提供に尽力しました。

Appendix: オフィシャルパートナー一覧(2024年5月28日時点)


Principal Partner:SMBCグループ
Official Premium Partner:DIOR
Official Vehicle Partner:RANGE ROVER
Official Champagne Partner:ポメリー
Official Wine Partner:ペンフォールズ
Official Whiskey Partner:サントリーウイスキー響
Official Hotel Partner:InterContinental Yokohama Grand, InterContinental Yokohama Pier 8
Official Fair Partner:寺田倉庫, Gotoschool,ドーバー ストリート マーケット ギンザ
Official Lounge Partner:TIME & STYLE
Official Media Partner:コンデナスト・ジャパン

Appendix: 参加ギャラリー一覧※4※5 (※2024年5月29日 更新済み)


[画像5: https://prtimes.jp/i/103225/7/resize/d103225-7-668767d6936f35fca6cd-7.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/103225/7/resize/d103225-7-99481d9e2271feb97120-7.png ]


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