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NTTタウンページ株式会社と共同開発、毎年更新版の「推計事業所データ」及び「推計デイタイム人口データ」をリリース。

PR TIMES / 2024年8月2日 13時45分

株式会社日本統計センター(本社:北九州市小倉北区、代表:清水 誠)は、NTTタウンページ株式会社との共同開発商品、小地域区分による「推計事業所データ」及び「推計デイタイム人口データ」をリリースしました。これらのデータは、5年に1度公表される経済センサスや国勢調査(昼間人口)の代替えとなるよう当社が独自に推計した毎年更新版のデータです。これにより、情報の高鮮度化の他、足元の変化や任意の期間の変化を捉えられるデータとして提供が可能となりました。



推計事業所データについて


このデータは、NTTタウンページ株式会社が保有する「タウンページデータベース」を、日本標準産業分類単位に組み替えた事業所数データと、総務省統計局が公表している経済センサスを活用して、当社独自の手法で算出したオリジナルの推計事業所データです。
近年、経済センサスは調査手法が変更されたことにより、過去データとの比較において十分に留意が必要と利用上の注意が示されたことに加え、調査周期が5年に1回となり、直近の法人市場かつ時系列での変化の状況把握がより困難な状況となりました。その結果、データの鮮度劣化が懸念され、法人市場のマーケティングにおいて、分析結果の説明力(信ぴょう性)が維持できないという問題が生じています。
当社の推計事業所データは、毎年提供が可能なため、直近の法人市場のポテンシャル分析やトレンド調査・時系列分析等を行う上で、鮮度劣化の問題をカバーできるデータとして、幅広い用途でご利用できます。
例えば、コロナ禍の影響によりどこでどの産業が減っているのか(増えているのか)など、コロナ禍のマーケットへの影響度を分析することもできます。

表1:推計事業所データ指標【事業所数・従業者数(総数)】
[画像1: https://prtimes.jp/i/119779/7/resize/d119779-7-7ab5bb9ad134b50a2720-5.png ]

〇推計事業所データの詳細はコチラから↓
https://www.nihon-toukei.co.jp/solution/db/overview/estjigyosho/

推計デイタイム人口について


このデータは、前述の推計事業所データ等を活用して、当社が提供する推計昼間人口と同様の手法で算出したオリジナルの推計データです。
推計昼間人口は、国勢調査や経済センサスなどの公的センサスを利用した推計データのため5年毎更新の商品でしたが、推計デイタイム人口データは、住民基本台帳人口や推計事業所データを利用することで毎年の更新が可能となったデータです。
推計方法は、推計昼間人口で確立された以下の式を同様に適用しているため、状況に応じて推計昼間人口の代替えとして利用することも可能です。

〇推計デイタイム人口= 推計通学者数+ 推計従業者数+ 推計通学も従業もしない者
※通院や買物客などの非定常的な移動については考慮していません。

〇推計デイタイム人口データ指標
・デイタイム人口【総数・男・女】
・5歳階級別デイタイム人口【総数・男・女】
 階級区分:15~19歳、20~24歳、・・・90~94歳、95歳以上

〇推計デイタイム人口データの詳細はコチラから↓
https://www.nihon-toukei.co.jp/solution/db/overview/daytime/

推計事業所データのGISによる活用事例


下図は大阪府堺市美原区周辺の飲食店数の変化を直近と前期のデータで表したものです。
前期と比べ、直近時点で飲食店数が増加しているエリアは赤色、逆に減少しているエリアは青色で表現されています。
図1の推計事業所データと図2の経済センサスを比較して、結果に大きな変化がある地域を赤円で示しています。
このあたりは以前までは田畑が広がる平野でしたが、最近、大型ショッピングモールが開業されたことによって、飲食店数も大幅に増加したのではないかと推測できます。
このように経済センサスでは把握できない、それ以降の市場動向を当社の推計事業所データで把握することが出来るため、高鮮度データを利用することは、分析において重要な要素の1つだと言えます。

図1:推計事業所データによる1年間の飲食店増減数(2023年-2022年)
[画像2: https://prtimes.jp/i/119779/7/resize/d119779-7-1e0dccae05302cd487b0-1.png ]

図2:経済センサスによる5年間の飲食店増減数(2021年-2016年)
[画像3: https://prtimes.jp/i/119779/7/resize/d119779-7-02b6b080024469d7b938-2.png ]


推計デイタイム人口データのGISによる活用事例


下図は福岡県福岡市博多区周辺の日中の人の動きの変化を直近と前期のデータで表したものです。
前期と比べ直近時点で人が増加しているエリアは赤色、逆に減少しているエリアは青色で表現されています。
図3の推計デイタイム人口データの結果と図4の昼間人口の結果を比較して、大きな変化がある地域(赤円)を示しています。
このあたりは住宅・マンションが密集している住宅地エリアのため、以前までは日中の人通りが少ないエリア(図4)でしたが、2022年に大型商業施設が開業されたことにより従業者が増加したことが要因として考えられます(図3)。

図3:推計デイタイム人口データによる1年間の日中の人口動態増減傾向(福岡県福岡市博多区周辺:2023年-2022年)
[画像4: https://prtimes.jp/i/119779/7/resize/d119779-7-54e550e5c6f501e275a3-3.png ]

図4:推計昼間人口による5年間の日中の人口動態増減傾向(福岡県福岡市博多区周辺:2020年-2015年)
[画像5: https://prtimes.jp/i/119779/7/resize/d119779-7-17066d02e15f6bf4508b-4.png ]


サービス料金について


価格は、地域範囲やライセンス数等により変動します。詳細については、弊社HPよりお問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://www.nihon-toukei.co.jp/contact/

サービス担当者コメント


株式会社日本統計センター サービス担当者コメント
当社は長年にわたり、公表されている地域統計データや各種施設データだけでなく、これらをベースにしてあらゆる手法により推計・分析を加え作成した独自の指標をご提供してきました。また、これらのデータはエリアマーケティングをはじめ様々な分析等にご活用いただいております。
その中で、データの鮮度は地域・市場等の特徴や変化を捉えるうえで非常に重要です。各分析において重要な指標である事業所数や昼間人口については、調査周期の関係で更新頻度が低く、経年変化や現状を捉えるには不十分でした。
このたび、NTTタウンページ株式会社が保有するデータと、当社のデータ推計ノウハウを組み合わせることで、情報鮮度の高い事業所数データ、昼間人口データのご提供が可能となりました。
毎年更新を実現した推計事業所データ・推計デイタイム人口データを、法人市場の分析や日中の人口動態把握など、さまざまなシーンでご活用ください。

会社概要


●株式会社日本統計センター
  所在地:福岡県北九州市小倉北区堺町1-2-16 十八銀行第一生命共同ビル5階
  設 立:1961年5月27日
  資本金:1億円
  代表者:代表取締役社長 清水 誠
  URL:https://www.nihon-toukei.co.jp/

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