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オランダの世界遺産運河の護岸改修PJ商業化フェーズのフレームワーク合意を締結

PR TIMES / 2024年5月29日 17時40分

パイロット施工での圧入技術の優位性が評価。工法普及への大きな一歩



 株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長 CEO:大平厚)のグループ企業・Giken Europe B.V.(技研ヨーロッパ)と、オランダの建設会社のGebr. De Koning B.V.(デ・コーニング社)、Van Gelder B.V.(ヴァン・ゲルダー社)で構成される合弁会社「G-Kracht B.V. (ジークラフト ビー・ブィ)」は4月10日、オランダの世界遺産「アムステルダムの環状運河地域」の護岸改修のための新技術開発プロジェクトおいて、発注者であるアムステルダム市と商業化フェーズのフレームワーク合意※1を結びました。昨年3月に圧入工程が完了したパイロット施工(実証施工、施工延長208m)※2が評価されたもので、今後4年間で計1.3km(パイロット施工含む)区間の工事受注が保証されます。今秋より順次圧入施工を開始する予定です。
 パイロット施工では、本番の工事環境と同等の制約条件の中、効率的な圧入工事を実現しました。使用したのは、既設護岸を撤去せず貫通して施工できる鋼管杭回転切削圧入工法「ジャイロプレス工法(R)」と、機械装置を既設杭上で稼働させ仮設工事を不要とする電動「GRBシステム(R)」。世界遺産の美しい景観を成す並木の下でも、樹木を伐採することなく、無振動・無騒音かつカーボンニュートラルに貢献しながら施工しました。その様子に地元住民からは驚きの声があがり、発注者からは高い評価を得ました。商業化フェーズでも、世界が注目する本プロジェクトにおいて、圧入技術の優位性を各地で実証していくことで、工法普及の加速、ひいては世界の建設課題の解決に貢献してまいります。

※1 発注者が長期指名候補者(フレームワーク企業)を選定した上で、これら企業との間で一定期間内の個別発注に関する契約条件等に合意し、その合意内容に基づき受注者を決定する方式。
※2 過去のニュースリリースもご覧ください。(https://www.giken.com/ja/news/release/gkn23nw007ja/

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120506/7/120506-7-256f3b789270da332cee422e49b4ef5e-2000x1551.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アムステルダム市担当者とG-Kracht B.V.でフレームワーク合意に調印

■商業化フェーズスケジュール 本フェーズでは、8年間で計3.3km(パイロット施工含む)区間の改修工事が予定されており、プロジェクトで開発した革新技術を用いる工事について、開発を担ったグループが受注できます。圧入技術の優位性を発揮し、パイロット施工を成功させたG-Kracht B.V.には、4年間で計1.3km(パイロット施工含む)区間の工事受注が保証されています。その後、工事成績に応じて2年ごとに契約が更新され、次の4年間で計2km分が追加されます。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120506/7/120506-7-343c8cc67218ebfaea365494cd31a1d3-2048x1536.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120506/7/120506-7-b621bfefce878719882dac166485184a-1299x729.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
パイロット施工前
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120506/7/120506-7-bcf1e0bdcff5df1fefc16c1721b51540-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
パイロット施工後

■プロジェクトスケジュール
 「ジャイロプレス工法(R)」と「GRBシステム(R)」は、商業化フェーズを経て、本プロジェクトにおける標準工法の一つとして採択予定です。他工法と比べ圧倒的優位性を有することから、今後他社での利用増加が予想されます。他社やその現場を通して当社技術が広まることで、工法普及の加速に加え、当社の圧入機やシステム機器などの販売やレンタルの拡大が期待できます。本プロジェクトでは200kmにもわたる区間で改修が計画されており、長きに及んで継続的な収益確保が見込めます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120506/7/120506-7-ddd6b46f16c34a1bb18d23f1602ddbc0-2500x1055.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■契約概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/120506/table/7_1_6e5e082122253ebb27ac5ab3ef7a775d.jpg ]
■技研グループ概要
「圧入原理」を世界に先駆け実用化した杭圧入引抜機「サイレントパイラー(R)」を製造開発し、その優位性を生かしたソリューションを提案・実践しています。無振動・無騒音、省スペース・仮設レス、地震や津波、洪水に耐える粘り強いインフラの急速構築――。圧入技術が提供するオンリーワンの価値は、世界の建設課題の解決や国土防災に貢献しており、採用実績は40以上の国と地域に広がっています。

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