ROJE、こども家庭庁の「NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」を受託
PR TIMES / 2023年8月17日 11時15分
学校に馴染みづらいギフテッドの子どもたちにオンラインの居場所を提供します
この度、特定非営利活動法人日本教育再興連盟(ROJE)(本部:東京都千代田区、代表:鈴木寛・陰山英男)は、こども家庭庁の補助事業「令和5年度NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」の公募(https://www.cfa.go.jp/procurement/koubo_npo_renkei/)に採択されました。
ROJEが運営するプロジェクトの1つである「ギフテッドプロジェクトsprinG」(以下「sprinG」)の枠組みを活かし、メタバースを活用した「孤立・孤独感を抱いているギフテッド傾向のある子どもの居場所支援事業」に取り組みます。
実施概要
1.目的
この度の事業で支援の対象とする「ギフテッド」と呼ばれる子どもは、知的能力に優れているといった面もありますが、同時に「同級生と会話が合わず、友だちができない」「学校の勉強がつまらなくて、教室で授業を受けるのが苦しい」「自分の中の得意と不得意の差が大きすぎてコントロールが難しい」などの困難を抱えていることが多いです。
しかし、明確な診断名等ではないこともあり、認知度は低く、孤独・孤立状態に陥りやすいのが現状で、不登校になっていたり、誰にも理解してもらえないと感じ、極端に自己肯定感が下がっていたりするケースも多くみられます。
そこで、本事業では、オンラインのメタバース空間上に、ギフテッド傾向があり、居場所が無いと感じている小中学生のための居場所「できる~む」を平日毎日開放し、全国から子どもを受け入れてまいります。
2.居場所開放日
月・火・木曜日:日中の時間帯(不登校児対象)
月~金曜日:放課後・夜の時間帯
※祝日やお盆、年末年始等は除きます
3.対象
ギフテッド傾向があり、学校に馴染みづらさを感じている小中学生
(保護者の方から見て参加が可能そうであれば、未就学の子どもも受け入れ可能です。)
4.居場所の様子
子どもたちは、自分のアバターを使って、雑談を行う場所やゲームをしたい人が集まる場所などがあるメタバース空間を思い思いに移動し時間を過ごします。
居場所には大学生・大学院生のスタッフが常駐し、子どもの話をよく聞き、ありのままの姿の子どもを受け止めるよう心掛けると共に、同世代の仲間との交流の機会も提供し、子どもたちの孤独感の解消に努めます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/121412/7/resize/d121412-7-30253d02425248aebefd-0.jpg ]
5.その他の実施内容
これらの活動を通して得られた居場所支援の知見は、ROJEに所属する研究者や大学院生が、学会での報告や論文発表等を通して社会へ発信していく予定です。
当該事業を通じて、ギフテッド傾向の子どもたちが抱える孤立・孤独感の軽減に貢献できますよう、力を入れて取り組んでいく所存ですので、応援のほどよろしくお願いいたします。
活動にご関心のある方へ
■居場所への参加を希望されるお子さま・保護者さま
お子さまにギフテッド傾向があり、sprinGの活動に参加希望の方には、保護者の方に「はじめての親の会」に一度ご参加いただくことをお願いしております。
現在、9/8(金)13:30~15:30開催分の参加お申込みを受け付け中です。
詳細はこちら:https://kyouikusaikou.jp/22959/
現状概ね月1回開催しており、今後の「はじめての親の会」の日程については、決まり次第当団体のホームページ(https://kyouikusaikou.jp/events/)にて告知を行いますのでご都合の良い回にお申し込みください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/121412/7/resize/d121412-7-daae8ac461b40b488212-1.jpg ]
■その他のお問合せ
・活動にスタッフとして参加を希望される方(原則大学生、大学院生)
以下のページをご覧ください。
https://activo.jp/articles/86486
・取材や協業をはじめとしたその他のお問合せ:下部に記載のメールアドレスまでお願いいたします。
運営団体概要
【ギフテッドプロジェクトsprinGについて】
sprinGは、NPO法人ROJEが、ギフテッド特性があり学校に馴染みづらい子どもとその保護者に居場所や情報を届けるために2022年度に立ち上げたプロジェクトです。現在以下の活動を継続して行っており、これまで約300家庭が参加しています。
■子ども向け:メタバース空間上に居場所を平日毎日開放し、大学生スタッフや仲間との交流の機会を提供。年数回対面イベントも実施。
■保護者向け:保護者同士で気軽に相談ができるオンラインコミュニティの運営と、月1回専門家や当事者からの勉強会を実施。
さらに、学校で困難を抱える子どもが多いことから、今年度より、教員向けに勉強会や個別相談を実施し、子ども自身と子どもを取り巻く家庭・学校の全てにアプローチを行っている他、活動を通して得られたデータを論文にするなどして発表し、課題の啓発にも努めています。
プロジェクト紹介ページ:https://kyouikusaikou.jp/gifted/
【特定非営利活動法人日本教育再興連盟(ROJE)について】
「教育で未来をつくる」をビジョンに、主に大学生・大学院生が中心となって、様々な教育課題の解決に向けた活動を行っています。現在は教員・教員志望学生向けのウェブサイトを運営する「メディア・コンテンツ領域」、関東圏・関西圏の小中高等学校へのボランティア派遣や出前授業を実施する「学校ソリューション領域」、被災地の子ども支援および未災地の防災教育に取り組む「災害と教育領域」、教育の最新の知見を提供する「イベント・コミュニティ領域」、オンラインを活用した子ども・若者支援に取り組む「ピアサポート領域」の5領域で活動を展開しています。
【団体概要】
団体名:特定非営利活動法人日本教育再興連盟
本部所在地:101-0052 東京都千代田区神田小川町2-8-20 光輪ビル402
代表:鈴木寛・陰山英男
事業内容: ウェブメディアの運営、学校ボランティアの派遣、出前授業の実施、災害支援など
設立: 2005年12月(法人登記:2007年10月)
HP:https://kyouikusaikou.jp/
[画像3: https://prtimes.jp/i/121412/7/resize/d121412-7-197cbd6667e9f4f4f15b-2.png ]
本件に関するお問い合わせ先
NPO法人ROJE sprinG運営事務局
MAIL:gifted.info[a]roje.or.jp
※[a]の部分を@にご変換ください。
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