「サーキュラーエコノミーに向けての実践とエコシステム構築」を開催
PR TIMES / 2025年1月31日 13時40分
多様なステークホルダーの力を集結し、実践者の活動を社会実装するための協働を促進
公益財団法人京都市環境保全活動推進協会は、一般社団法人Impact Hub Kyoto(以下、「Impact Hub Kyoto」)と共同でフォーラム「サーキュラーエコノミーに向けての実践とエコシステム構築」を開催いたしました。
本フォーラムでは、「京都市における循環型社会への取組とグリーン社会の実現」、「持続可能な社会の形成に必須のリテラシーである”システム思考”」をテーマとした講演を実施し、実践者の事業(活動)を軸に、持続可能なサーキュラーサプライチェーンの構築に向け、支援組織が採るべきアプローチをワークショップで検討しました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/125560/7/125560-7-f28e45bf949f0d7fce0ba50f93756534-3900x2936.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本フォーラムの背景と意義
Impact Hub Kyotoは1年の間、京都におけるサーキュラーエコノミーの啓発活動や支援組織のためのツールキット開発に取り組み、京都らしいサーキュラーエコノミーのあり方・実現方針について探索してまいりました。公益財団法人京都市環境保全活動推進協会は、環境保全活動の中間支援組織として、ツールキットの開発に協力してきました。その過程で、京都の強みとサーキュラーエコノミーが生む機会を掛け合わせ、実践者の事業活動を支援することで、環境・経済的コストの削減や資源ストック量の確保、そして京都のレジリエンス向上につながることの認識を深めてまいりました。
今回のフォーラムでは、実践者への支援を体系的・継続的なものへ強化することを目指し、実践者の事業(活動)を支援者が深く理解するとともに、実践者のビジネス戦略をサポートするための実現要因を特定しました。その上で、特定した実現要因に基づき、支援活動を継続的なものとするロジックモデルを具体的に策定するワークショップを実施しました。当日は、支援者が支援の具体的イメージを持ち、実践者と対話を行うことができました。
また、本フォーラムで検証された支援活動の考察アプローチをまとめたワークシートは、Impact Hub Kyotoが開発・公開した“支援組織のためのツールキット”に添付されております。
【開催概要】
タイトル: サーキュラーエコノミーに向けての実践とエコシステム構築
日時:1月16日(木)15時~18時 / 懇親会18時~(フリータイム)
主催:一般社団法人Impact Hub Kyoto
共催:公益財団法人京都市環境保全活動推進協会
開催場所:Impact Hub Kyoto(京都府京都市上京区甲斐守町97 西陣産業創造會館2F・3F)
参加目安:30人
詳細はイベントページよりご覧ください:https://peatix.com/event/4250165/view
【次第】
・オープニングトーク(15時~15時10分)
・講演(15時10分~16時10分)
「京都の環境保全の歩みから学ぶ - サーキュラーエコノミーへの布石」
本セッションでは、京都がこれまでに築いてきた資源循環や環境保全に関わる独自の取り組みを振り返り、サーキュラーエコノミー実現のための基礎的知見を抽出します。たとえば、空き缶条例をはじめとする資源回収・再利用の仕組みづくり、京都議定書以降の気候変動対策、地域コミュニティや市民参加型の施策など、歴史的な蓄積を整理し、それらが現代の複雑な環境・社会課題にどのようなヒントを与えるのかを考えます。過去の成功や課題から学び、京都独自の強みを「循環型社会」へと活かすための足掛かりとすることで、次のステップへと進む出発点とします。
講演者1:新川 達郎(京都市環境保全活動推進協会 理事長/京エコロジーセンター 館長)
講演者2:西本 清一(京都市産業技術研究所 理事長/京都高度技術研究所 理事長)
・ワークショップ前インプットトーク(16時10分~16時40分)
「サーキュラーエコノミーに向けた施策を生み出す戦略とロジックモデル」
講演者:加藤 敦(同志社女子大学 現代社会学部 社会システム学科 特任教授)
・ワークショップ(16時40分~17時55分)
「サーキュラーエコノミーに貢献するエコシステム構築の検証」
環境保全・資源循環に貢献する具体的な活動を行っている実践者を支援機関が体系的且つ継続的に支援していくために、どのような手順・方法を採用していくべきなのかのワークを行います。事業(活動)を行う上で様々な課題を感じている実践者の皆さんにケーススタディとして声を聴かせていただき、参画性ある場を作っていくことができれば幸いです。
ファシリテーション:塩瀬 隆之(京都大学総合博物館 准教授)
・クロージングトーク(17時55分~18時)
・懇親会(18時~フリータイム)
ツールキットについて
現在公開中のツールキットは、大学、行政、支援機関などが展開するインキュベーション、アクセラレーション、および人材育成プログラムにサーキュラーエコノミーの概念を導入するためにデザインされています。サーキュラーエコノミーに貢献するプロジェクトを支援者がプログラムとして成功に導くためには、サーキュラーエコノミーについて深く理解し、プロジェクトを成功に導くためのエコシステムを構築したうえでプログラムを実施することが重要です。ツールキットでは、一連のプロセスについての話題と実践的なワーク材料を提供いたします。
ダウンロードはこちらから:https://impacthub.net/ja/works/embedding-circularity/
Impact Hub Kyotoについて
企業名:一般社団法人 Impact Hub Kyoto
住所:〒602-8061 京都市上京区油小路中立売西入ル甲斐守町97番地 西陣産業創造會舘(旧西陣電話局)2階・3階
TEL: 075-417-0115
E-mail: info@impacthubkyoto.net
公益財団法人京都市環境保全活動推進協会について
公益財団法人京都市環境保全活動推進協会は、持続可能な社会(脱炭素社会・循環型社会・自然共生社会)を実現するため、市民・事業者・行政・教育機関と連携を強め、広く環境保全活動を推進することにより、環境に配慮した市民の自主的な行動による地域社会づくりに寄与することを目的に設立された法人です。
【会社概要】
社名:公益財団法人京都市環境保全活動推進協会
所在地:京都市伏見区深草池ノ内13
理事長:新川達郎
事業内容:環境意識の普及、啓発、環境情報の発信、環境保全に関する調査、研究、環境教育及び人材育成、環境保全のための市民、事業者等との連携、支援、環境意識の向上のための国際的な連携、支援、環境保全活動に関する施設の管理運営等
設立: 2001年
HP:https://keaa.or.jp/
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