東京・竹芝の水辺空間に3Dプリンタで描かれる妄想風景が出現『みらい作庭記 - SIGHT of IMAGINATION - 』
PR TIMES / 2024年10月23日 16時45分
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130412/7/130412-7-4b1ffe838c38f3278b0a9879825ce482-1350x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
○東京都港区で2020年10月にまちびらきした水辺の複合施設「ウォーターズ竹芝」。その中央に位置するプラザ(芝生広場)は、来街されたお客さまや地域の皆さまの憩いの空間として親しまれており、思い思いに「水辺の自由時間」をお過ごしいただいています。
○このたびウォーターズ竹芝では、昨年に引き続き、慶應義塾大学 田中浩也 環境情報学部教授率いる慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下、SFC)田中浩也研究室と連携し、研究室の学生たちとともに東京の水辺空間に「新しい庭」を創る取組みを行います。第4弾となる今年は、「妄想風景」をテーマに、3Dプリンタ特有の造形技術やAR表現を活用し、日本の伝統的な風景の再構築を行います。
○江戸時代を起源とする浜離宮恩賜庭園を臨むウォーターズ竹芝で、令和時代の学生が始める新しい庭づくり『みらい作庭記』をぜひご体験いただき、未来の可能性を探る営みにもご参加ください。
【展示概要】
タイトル: 『みらい作庭記 - SIGHT of IMAGINATION - 』
開催期間: 2024年11月9日(土)~2024年11月10日(日)
開催時間: 11:00~17:00
会場: ウォーターズ竹芝プラザ(芝生広場)
料金: 入場無料
URL: https://waters-takeshiba.jp/
ハッシュタグ: #みらい作庭記
※やむを得ず展示内容や開催日時などを中止・変更する場合があります。ご了承ください。
※雨天の場合は一部作品の展示を中止します。
【『みらい作庭記』について】
『作庭記』は平安時代に書かれた日本最古の庭園書で、「枯山水」という語の初出文献です。
「山や海などの自然景観を思い起こし参考にする」「過去の優れた作例を模範としながら、家主の意趣を配慮しつつ自らのデザイン感覚で仕上げる」など、作庭の基本的な作法がまとめられ、現代にも影響を与えています。私たちはこの方法を継承しながら、3Dプリンタを使用し、日本の伝統的な茶室、灯篭、凧のある風景の再構築を目指します。
【作品と制作者コメント】
■「立体凧’空連’」
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130412/7/130412-7-93ac374447fc30cae2f628b2f6af7139-1980x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
○阿部辰海(慶應義塾大学 総合政策学部 4年)
立体的で不思議な形をした凧を、3Dプリンタを用いて製作しました。日本で古くから親しまれていた平たい凧とは異なり、複数の格子状のモジュールを組み合わせた幾何学的な形をしています。独特な形の凧が空中に浮かぶ姿は、ウォーターズ竹芝の景色とともに不思議な光景を生み出します。大人から子供まで、異質な物体を空に浮かべる体験を楽しんでいただけると幸いです。
■「海月灯」
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130412/7/130412-7-5cbf457fb37f7fcd20c353de11226d1c-1980x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
○上野祥太(慶應義塾大学環境情報学部3年)伏木和香(慶應義塾大学環境情報学部2年)
AR技術は人間に、テレキネシスを開眼させるだろうか。3Dプリント造形物をスマホでスキャンすると、ARコンテンツが画面に表示され、そのコンテンツに触れることで現実の物体が動き出す。物体に直接触れずともARという仮想世界から、現実に介入する仕掛けを制作、ウォーターズ竹芝の水辺に光り輝く「海月灯」として作品を展示します。ARと3Dプリントを組み合わせた最新の表現方法を是非ご覧ください。
■「計極庵」
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130412/7/130412-7-cc344272385d4dd9b62056dc69b039c2-1980x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
○谷口朝洋 (慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科1年)
形状最適化技術を活用して設計されたこの茶室は、日本の伝統と最先端のデジタル技術が調和した空間です。コンピュータシミュレーションとアルゴリズムを駆使し、構造的な強度や軽量性を保ちつつ形を最適化することで、従来の設計では実現できなかった独特の形状を生み出しました。伝統と未来が融合したこの新たな空間で、特別なひとときをお過ごしください。
■今後について
一般社団法人竹芝タウンデザイン(JR東日本)と田中浩也研究室では、東京都心に位置する「水辺の複合施設」というウォーターズ竹芝の特性を最大限に活かし、リサイクルプラスチックや生分解性プラスチック等を活用し、さらに脱炭素社会、資源循環社会に貢献していくものづくりを今後も連携して推進していくとともに、SDGsの推進や啓発にも寄与して参ります。
【慶應義塾大学SFC田中浩也研究室について】
2005年に発足した慶應義塾大学SFC田中浩也研究室は、3D/4Dプリンティングの可能性開拓にいちはやく取り組み、デザイン工学の立場からその先端を開拓してきました。今後はこれらの特徴を活用し、都市に存在する素材、形態、機能などを分析、解体、再編成し、新たなものへとつくりかえることによって、気候変動・生態系の回復・高齢化・移動・防災などの新たな課題に取り組む現在の都市に対して、新たな道筋を指し示す手掛かりとなるデザインを仕掛けるべく活動しています。
・研究室Webサイト http://fab.sfc.keio.ac.jp/
・X(旧Twitter) https://twitter.com/4Dfab_lab/
・Instagram https://www.instagram.com/4d_fab_lab/
・YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCFWyMfRVr0tboUCUMiZe7Uw
【ウォーターズ竹芝について】
JR山手線・浜松町駅から徒歩6分、2020年10月にまちびらきした「JR東日本四季劇場[春][秋]・自由劇場」「アトレ竹芝」「メズム東京、オートグラフ コレクション」「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」「竹芝干潟」などからなる水辺の複合施設です。JR東日本グループが開発を行い、一般社団法人竹芝タウンデザインがタウンマネジメントを行っています。
なお、中央に位置するプラザ(芝生広場)は、来街されたお客さまや地域のお客さまの憩いの空間として親しまれているほか、ドラマ・CM撮影やイベントなどにも広く利用され、訪れる人に「水辺の自由時間」を提供しています。
「ウォーターズ竹芝」 公式ウェブサイト・SNSアカウント
・公式ウェブサイト https://waters-takeshiba.jp/
・X(旧Twitter) https://twitter.com/w_takeshiba/
・Instagram https://www.instagram.com/waters_takeshiba/
・Facebook https://www.facebook.com/waterstakeshiba/
・ハッシュタグ #ウォーターズ竹芝 #水辺の自由時間
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